Power of Marketing
マーケティングの力

 

一日目
  売れるものが無い所から始める。 


 販売店舗(小売店)の場合

    既存店舗においては、今までの売れ行きデータがエクセル形式でコンピュータの中に保存されているのですから、一目瞭然に理解できますよネ?しかし、データが全てでしょうか?売上や利益が欲しいのであれば、売れるものが無い所から始める方が新しい眼で物事を見ていく事ができますので、新しい発見が見えてきます。

 データも利用しながら、新しい眼で売場を再度洞察をされる事をお勧めします。洞察をされる時は、自分の主観は入れずに見てください。頭で考えないと言う事です。

  事例を見てみましょう。

    話は戻りますが、お客さんの話をよく聞くだけで
    何か知らないけれど、よく買ってもらえる気がした今日でした。

    一人のお客さんの会計の後に、疲れているならと‘○ョー○オピン’の試飲を
    勧めたら、なぜか近くに居た他のおばちゃん達も試飲することに 
    そしたら、なんと4本も売れてしまった
    ありえない・・・・けど事実なのです。

    他にも、勉強したての‘コエンザイムQ10’を飲みたいという
    お婆ちゃんが現れちゃって 来月からの推奨品を購入されちゃうし 
    その方は、コンドロイチンも併せてお買い上げ頂きました。
    この組み合わせ、カナリの効果が期待できそうです。
    きっと、お膝が楽になりますよ〜
    (きちんと飲んで、来月のキャンペーン期間にまた来て下さいね)
    うーん、不思議な感じの日でした。

    後は、商品のパフォーマンスが良いので
    きっと、満足していただけることでしょう。
    明日も、シッカリ売り場やお客様を見て行こうと思います。
    「タダ見るだけ」ですが・・・・


  新店舗の場合も同じです、新店舗は作る前に他の店舗を観察や洞察をするのです。
観察する時のコツは、私が作る新店舗はお客様に「どんな新しいサービスや売場を提供できるのか?」となります、決して違いを見ないようにしてください。
 違いを見つけると既存の店舗との差別化が出来なくなり、同じ土俵で戦うことになります。

こうなると始めから負け戦をしていく事と成りますので注意が必要。気づかれることです。


 

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1日目の
@小売り業(販売)へ  Aメーカーへ  Bインターネット販売業へ
目次
はじめに
  @販売店舗(小売店舗)の場合
   Aメーカーの場合
   Bインターネット販売の場合
1日目
 売れるものが無いところからはじめる。
2日目
 商品(店舗)が売れる『意味・理由』を知る。
3日目
 コンセプトを開発する。(売れる商品を。)
4日目
 売れる仕掛けをする。
5日目
 営業・販売とは。
6日目
 消費者満足を知る。
7日目
 実践マーケティング
9: おわりに