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瀬戸内海・紀伊水道  神戸←洲本航路・洲本深日航路  ぶらり淡路島
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写真 関係写真がありませんので同じ写真ばかりですが・・・関西汽船別府航路開設90周年(2000.5.28)記念に作成された往時のくれない丸>のイラスト

1985年 春 淡路島旅行
●航海 瀬戸内海・紀伊水道
@往路 神戸→洲本航路 船会社不詳<船名不詳>高速艇
A復路 洲本→深日航路 船会社不詳<船名不詳>高速艇

●旅程 日帰り
第一日目 京都→三宮→神戸港→洲本港→深日港→深日→大阪→京都

 

 この旅も息子とのふたり旅であった。春のある休日、昼前に息子を連れだしぶらりと外出、はてさて何処へ行こうかと思案しながら阪急電車に乗る。十三で乗り替え三宮へ。ここまで来れば神戸港中突堤は直ぐ目前。ぶらりと歩いて行ったのかタクシーで向かったのかは定かでないがとにかく中突堤へ辿り着いた。あれこれ船会社の窓口を巡ると間もなく出港する洲本行きの高速船があった。会社名も船名も覚えていないのだが・・・。

 

●第一日目 往路 神戸→洲本 船会社不詳<船名不詳>高速艇
 とにかく買い求めた乗船券。結構大型の高速艇で百人以上が乗船できたと思う。その時は半分くらいの乗客であったと記憶する。好天に恵まれた空は青く澄んでいてまるで夏の日の空のようであった。
 前方に向かってシート座席が確か二本の通路を挟み左舷側、中央、右舷側とそれぞれに数列並んでいた。バスの化け物のようなものか・・・、との印象を受けていたように思う。出港時刻になるとエンジンオンが一段と高まり船は岸壁を離れた。離岸して直ぐに舳先を帰ると港内を微速で前進。徐々にスピードを上げながら港の入口を後にすると瀬戸内海へ出る。確かに早い。エンジンオンを激しく響かせ加速していく。のんびりした船旅とは大違いだが快調に水面を航行。思いの外早く洲本に入港したように記憶している。怪しげな記憶によると確かこの船は水中翼船であったのではないかと思う。
 洲本港では日差しが強く熱いくらいであった。桟橋から覗き込む海は濁った神戸港の水面とは異なり海底まで澄み切って見える綺麗な海だった。大きな海うしが海底を這い回っていた。小魚の泳ぐ姿が散見できた。

*復路 洲本→深日 船会社不詳<船名不詳>高速艇
 洲本港で見つけた帰路の船は深日へ行く高速艇だった。水中翼船ではなかったように記憶しているが・・・。神戸からの高速艇より一回り大きかったように記憶しているが定かではない。鳴門の側を迂回して行くわけだが、この時に鳴門大橋は確か工事を既に始めていてばかでかいコンクリートの橋脚があった。何となく未だに脳裏に微かにその情景が残っている。紀伊水道を横断して一時間あまりで深日に着いたと思うが、これもまた記憶は定かでない。
 降り立った岸壁にはのどかに釣り糸を垂れていた人たちの姿が思い浮かぶ。深日港からは確か徒歩かタクシーで最寄りの南海電車の駅に向かい難波まで。難波からは大阪地下鉄で梅田へ。梅田から阪急電車で帰宅した。

 

■後日追記 2001年 秋 10月下旬
 おぼろげな記憶をたどりながら時折に加筆修正の最中でまだまだ未完成です。(^^)

 

1963 S38 − 1996 H08
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思い出の船旅