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瀬戸内海  新居浜→大阪航路  港のらーめん
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写真 関係写真がありませんので同じ写真ばかりですが・・・関西汽船別府航路開設90周年(2000.5.28)記念に作成された往時のくれない丸>のイラスト

1975年 春 親子(父息子)旅行
●航海 瀬戸内海
@復路 新居浜→大阪? 定かでない神戸までだったのかも知れない。 船会社不詳<船名不詳>特等船室? 夜行便

●旅程 船中一泊 一泊二日
第一日目 京都→経路不明→新居浜→新居浜港→
第二日目 →大阪か神戸→京都

 

 うらかな春の日のことであった。幼稚園にもまだ通っていなかった息子は結構元気坊主でいまではすっかり一人立ちしていて一緒に旅行するなどと言うことないのだが、当時は休みの日にはよく思い立ってあちこちと連れ出していたモノであった。
 この日は確か、瀬戸大橋が開通して間もなくのことではなかったかと思う。と言うのも夕暮れ時に新居浜に辿り着いたまでの記憶がさっぱり思い浮かばない。

 

 とにかく新居浜に到着したときには腹ぺこであった。帰りは船で・・・、と言うことにしてとにかく港へ。港の向かいに土産物屋や食堂などが並んでいたように記憶する。ぶらぶらと歩いているとラーメン屋から美味そうな臭いにひかれラーメンを食った。
 そして港のターミナルビル?へ。何時であったかも覚えていないが夜行の船があった。発券窓口の前の乗船申込書を記載するカウンターに船室の写真が掲示されていた。個室ならゆったり眠れるだろうと、確かその時空いていた最上級船室を確保した。特等であったと思うのだが・・・。一等だったのかも。とにかく幅の狭いベッドが二つ並んだ定員ふたりの船室であった。

 船室に風呂はなく向かいに上級船室の乗船客専用浴室があった。窓もない行灯部屋の浴室で古びたタイル張りの浴槽には何だが濁ったような湯があって機械油が浮いているような気さえしたことを何となく記憶している。それでも朝から出かけてきた身にはさっぱり汗を流せる嬉しさを感じたモノであった。息子はぐったりと直ぐに寝込んでしまっていたので一人で入浴を済ませた。

 はじめに記しているように翌朝、大阪港に着いたのか神戸港に着いたのかの記憶が定かでないが、船旅の気楽さに目覚め始めていた頃の思い出の中にひとつ思い浮かぶ船旅として記憶している。

 

■後日追記 2001年 秋 10月下旬
 おぼろげな記憶をたどりながら時折に加筆修正の最中でまだまだ未完成です。(^^)

 

1963 S38 − 1996 H08
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思い出の船旅