闘魂は死なず
１９８９年（平成元年）

　２．１１ 東京・テレビ朝日六本木センターにて、日ソプロレス協定調印式が行われ、新日本プロレスとソ連国家スポーツ委員会との間でプロレスの試合出場に関する契約を締結。
　２．２２ 両国国技館にて、ソ連人レスラー初登場の日、長州力のリキラリアート６連発に完敗。
　２．２５ 沖縄・奥武山体育館にて「一から出直し」を宣言し、１９６３年１１月５日以来の第１試合に登場。ロン・スターに５分４１秒、グラウンドコブラで勝利。この後、全１５大会に第１試合で登場し、鈴木みのるとも対戦する。
　４．　９ 東京・新日本プロレス道場で、猪木と前田日明が会談。船木優治の去就について話し合われ、翌１０日、船木の退社届けが受理された。
　４．２４ 初の東京ドーム進出。ショータ・チョチョシビリに異種格闘技戦で初の黒星を喫する。
　５．２５ 大阪城ホールにて、ショータ・チョチョシビリとの再戦に勝利する。
　６．１５ 東京全日空ホテルにて、尚美夫人との結婚を発表。６月１２日に入籍していた。
　６．２０ スポーツ平和党を結成。参院選出馬を正式表明。
　７．２４ 参院選に見事当選。史上初の国会議員レスラーとなる。
　８．　１ 東京・国会議事堂に初登院。議員バッチの交付を受ける。
　９．２０ 大阪城ホールにて、ビッグバン・ベイダー対クラッシャー・バンバン・ビガロによるＩＷＧＰヘビー級選手権の特別レフェリーを務める。
１０．１４ 会津若松で講演中、暴漢にナイフで切りつけられ、重傷を負う。しかし、傷口を押さえながら講演を続ける。
１０．２５ 東京・国会議事堂にて、参議院予算委員会で初の国会質問。海部首相らにスポーツにおける日本の水準などについて質問。
１２．１２ 東京・プリンスホテルにて、猪木、ジャイアント馬場が発起人を務め「力道山二十七回忌　力道山を偲ぶ会」が行われる。
１２．３１ モスクワで初のプロレス興行。ショータ・チョチョシビリと組み、マサ斎藤、ブラッド・レイガンス組を破り、議員となって初の試合を飾る。

１９９０年（平成２年）

　２．１０ 東京ドームで坂口征二と最後のタッグを結成。橋本真也、蝶野正洋組に辛勝。このとき初めて 「１、２、３、ダァーッ！」が行われる。
　３．　９ 東京・日赤医療センターにて、長男・一成君の誕生を発表。
　４．１３ 東京ドームの「ＷＷＦ日米レスリングサミット」に来場。
　７．１７ 東京・新日本プロレス事務所にて、臨時株主総会が開かれ、猪木が代表取締役会長に就任。
　９．　１ 中国に初遠征。７ケ月振りにリングに立つ。後藤達俊に卍固めで勝利。
　９．１６ イラクのクウェート侵攻に端を発した日本人人質問題を解決するべくイラクを訪問。
　９．３０ レスラー生活３０周年を迎え、横浜アリーナで記念イベント開催。因縁のタイガー・ジェット・シンと組み、ビッグバン・ベイダー、アニマル浜口組に勝利。
１２．　３ 湾岸戦争前夜のイラクにて「平和の祭典」を開催。日本人人質全員解放のきっかけとなる。

１９９１年（平成３年）

　１．　５ 米マイアミにて、豪華客船ノルウェー号上で尚美夫人との結婚式を開催。
　１．３１ 東京・全日空ホテルにて「アントニオ猪木の明日へ走る闘魂外交」パーティーが開催され、南極での環境イベント開催案を披露。
　２．　７ 東京都知事選出馬表明。（その後撤回）
　３．２１ 東京ドームにて挨拶を行った猪木をブラック・キャットが挑発。急きょエキジビジョンマッチが組まれ、猪木がグラウンドコブラで勝利。
　７　　　 中南米訪問。キューバのカストロ首相と会見。
　８．　８ 中国・ウイグル自治区にて、日中親善を目指し、シルクロード１５００キロを１００台のバイクで走破する「トラバス２０００」を開催。

１９９２年（平成４年）

　１．　４ 東京ドームで馳浩とのスペシャルマッチに完勝。
　３．　１ 横浜アリーナにて、新日本プロレス創立２０周年記念興行で、木戸修と組み、長州力、木村健悟と対戦。
　６　　　 日本の国会議員として初のカンボジア視察。

１９９３年（平成５年）

　１．　４ 前年末のソマリア視察で左足中指を骨折し、東京ドーム大会を欠場。天龍源一郎に対戦要求され、受諾。
　１　　　 エチオピア、モザンビークを視察。
　５．　３ 福岡ドームにて、藤波辰爾と組み、天龍源一郎、長州力と対戦。
　６．１５ 佐藤久美子元公認第一秘書が金銭疑惑を告発。

１９９４年（平成６年）

　１．　４ 東京ドームで天龍源一郎と初対決。
　２．２４ 日本武道館にて、リング上から引退カウントダウウンを発表。
　５．　１ 福岡ドームのファイナル・カウント・ダウン１ｓｔでグレート・ムタに勝利。
　８．２４ １０年振りのアメリカマット登場で、スティーブン・リーガルに勝利。ジョージ・フォアマンとの異種格闘技戦を発表。（フォアマンの王座奪取により実現せず）
　９．　５ 金日成死去と核査察問題に揺れる北朝鮮を訪問。平和イベントの開催を表明。
　９．２３ 横浜アリーナのファイナル・カウント・ダウン２ｎｄでウイリエム・ルスカに勝利。

１９９５年（平成７年）

　１．　４ 東京ドームのファイナル・カウント・ダウン３ｒｄでジェラルド・ゴルドー、スティングを連覇。
　３．１９ 愛知県体育館のファイナル・カウント・ダウン４ｔｈで藤原喜明に勝利。
　４．２８ 北朝鮮で「平和のための平譲国際スポーツ文化祝典」を開催。空前の３８万人を動員。リック・フレアーに快勝。
　７．２３ スキャンダル騒動が響き、２度目の参院選に惜しくも落選。
１２．３０ 大阪城ホールで自主興行「突然卍固め」開催。高田延彦と組み、藤原喜明、山崎一夫組に勝利。

１９９６年（平成８年）

　１．　４ 東京ドームのファイナル・カウント・ダウン５ｔｈでビッグバン・ベイダーに激勝。
　６．　１ ＷＯＲＬＤ　ＷＲＥＳＴＬＩＮＧ　ＰＥＡＣＥ　ＦＥＳＴＩＶＡＬ を開催。
１２．　１ 「ＩＮＯＫＩフェスティバルｉｎ代々木」開催。因縁の 海賊男と対戦。

１９９７年（平成９年）

　１．　４ 東京ドームのファイナル・カウント・ダウン６ｔｈでウイリー・ウイリアムスに勝利。
　４．１２ 東京ドームのファイナル・カウント・ダウン７ｔｈでタイガーキングに勝利。