INOKI FESTIVAL in 代々木

 昨年末に続いて今年も「猪木フェスティバル」の開催となった。新日本隊とは離れた猪木独自の興行である。新日本の選手は出場しないが、昨年と同様、佐山、藤原といったかつての弟子や、みちのく、バトラーツら他団体の選手、士道館空手、日本キックの試合もありバラエティーに富んだ内容になった。
 プロレス&格闘技専門放送のサムライTVの開局記念イベントとして開催され、生中継された。猪木は当初出場しない予定だったが、海賊男の挑発を受けて、急きょ出場を決めた。
 また12.15福岡ドームでアルティメット大会をプロデユースする企画もあったが、こちらの方は延期(中止)となった。
1996.12.1 国立代々木競技場弟2体育館 観衆3700人(超満員)

○アントニオ猪木(4分58秒 腕ひしぎ逆十字固め)ザ・ガスパー(海賊男)×
 猪木は何とホッケーマスクを被って登場、ガウンを脱ぐと、海賊ルックだった。結局リング下で、いつもの黒のショートタイツ1枚の姿に。試合はあっさりと猪木の勝ち。試合前からリングサイドにいたウイリー・ウイリアムスが試合後、猪木を挑発。
1.4東京ドームでの対戦が濃厚になった。

みちのくプロレス10人タッグマッチ
 ○ディック東郷               ザ・グレート・サスケ
  MEN’Sテイオー(16分41秒     グラン浜田
  獅龍        ダイビングセントーン スペル・デルフィン
  TAKAみちのく  から片エビ固め)   星川尚浩
  船木勝一                 薬師寺正人×

○北尾光司(4分55秒 腕ひしぎ逆十字固め)メイプル×

異種格闘技戦
 ○ウイリエム・ルスカ(3分37秒 裸締め)石川雄規×

○藤原喜明(8分50秒 裸締め)仲野信市×

○初代タイガーマスク(8分22秒 タイガースプレックスホールド)望月成晃×

ジュニアヘビー級8冠統一選手権
 ○ウルティモ・ドラゴン(12分29秒 ランニング・ライガーボム)愚乱浪花×

バトラーツ・タッグマッチ
 ○池田大輔(12分45秒 ハイキックでKO)米山サトシ×
  小野武志                 アレクサンダー大塚

士道館空手
 ○村上竜司(5R 判定)若狭弘幸×

マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
 ○荒井裕之(3R2分9秒 KO)大森政弘×