合気道者は「単細胞」か 2002.12.4

合気道をやっていると言うと、「体育会系」だとか、「単細胞」とかの誤解を受けることがよくあります。
なぜか、「武道」は、「体育会系」、「単細胞」、ひどいときは、「保守派」、「右翼」とかのイメージとステレオタイプ的に結びつく傾向があるの ですね。

しかしながら、これは私が取組んでいる合気道とはほど遠い見方です(強調しておきたい(笑))。
「体育会系」、「単細胞」、「保守派」、「右翼」のイメージを持たれることは、極めて心外というほかありません。

私が合気道を始めたのは、ほんの偶然のことであり、30代の終わりに今の鈴木師範に巡り合ったことがきっかけです。
練習はずっと都心のカルチャー・センターであり、週1回の練習を12年間続けました。
現在2段ですが、12年まじめに続けて2段ですから、多分もっとも昇級の遅いできの悪い部類なのでしょうね。

その後、鈴木師範が体調を崩されて、道場を閉鎖されたので、現在もそしてこれからも、2段のままだと思います。
でも、その方がいいですね。
もし、実力が伴わないのに3段とか4段とかになってしまうと、きっと、後で苦労すると思います。
「2段にしては実力者ですね」と思われた方がいい。(ずるいかな(笑))

最近、たとえば、甲野善紀さんとか、高岡英夫さんとか、あるいは木村達雄さん(この方は、筑波大学の数学の教授ですよ)とかが、古武道や合気道 の技を科学的に説明する方が多数出てきておられようであり、この傾向が続けば、合気道のイメージ向上に役立つのではないでしょうか。期待してい ます。

「合気道の部屋」へ戻る