アラカルト->音楽用語集(裏)  
  ここでは長年、私が音楽に触れていくなかで出会った不思議な言葉たちを紹介します。  
 

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ、を、ん

 
サポートメンバー
正式メンバー(特にドラムなど)が見つからない、あるいは、正式メンバーが怪我、病気をしてしまったなどの理由で、正式メンバーが来るまでのあいだの一時的にメンバーのこと。正式メンバーがいつまでたっても見つからない場合は、サポートメンバーがいつのまにか正式メンバーになっていることもある。
二人目のキーボーディストなど、無くても良いが、あったほうが音が厚くなるなどの理由で、大きなステージのときにだけ、サポートメンバーが入ることもある。
サポートメンバーは、別に自分のバンドをもっていることが多い。2つのバンドの両方で、正式メンバーになっている場合は、サポートではなく、「かけもち」ということになる。
皿を回す
DJがターンテーブルの上に、レコードを乗せて回すこと。CDの場合も、同じように言う。
ターンテーブルが皿なのか、それとも、レコードが皿なのかは不明。
曲の長さのこと。
小節数を変えたり、小節数は同じでもテンポを変えたりすると、同じ曲でも尺が変わってくる。
色々な都合で、曲の演奏時間を調整しなければならないが、そのようなとき、尺を短くして演奏するなどと言う。
三味線を弾く
嘘の情報を流して、相手を混乱させること。マージャンなどの勝負中に、ハッタリ等の心理的作成を展開すること。なぜ三味線と言うのかは謎。
社会人バンド
学生バンドに対応する言葉で、学校を卒業して、仕事をもつ人だけで構成されるアマチュアバンドのこと。(もちろん、プロのバンドは、社会人バンドとは呼ばない。)フリーターやニートなどが混じっていても、とりあえず、学生でなければ、社会人バンドと呼ばれる。ライブの際に自ら社会人バンドですと名乗る場合は、学生ほど練習時間が取れないので、少々ヘタでも許してね、という意味がこめられていることが多い。
シャンソン
フランスの音楽スタイルの1つ。日本では、日本語化したものが歌われるが、おばさんの歌手が多く、若い人はあまり歌っていないような気がする。。。男性の歌手はあまりいないように思うが、逆に日本のシャンソン歌手にゲイが多い気がするのは気のせい?似たようなものに、イタリアのカンツォーネがある。
白玉
「おたまじゃく」しを参照。
絶対音感
基本的には、ある音を聴いて、おおよその周波数をあてることができる能力のことである。
ただし、「この音は、440ヘルツ」などという感じではなく、「この音は、ラの音」などのように音名で言い当てる。和音になると、難しくなり、精度が落ちるらしい。小さい頃にヤマハの音楽教室などに行った経験があると、そのあと、さほど音楽経験がなくても、絶対音感をもっている人がいる。その反面、プロの演奏家でも、絶対音感の無い人はいる。
せみあこ
セミアコースティックギターのこと。
ジャズなどの演奏で使用される。エレキギターだが、ボディはアコースティックギターのように空洞になっている。ただし、フルアコと比べて、薄いボディになっている。ギブソンの335というモデルが有名。グレコもそっくり同じに見えるコピーモデルを出しているが価格は10倍くらい違う。
セーハー
ギターで、Fのコードなど、人差し指で一気に6本の弦を押させることです。不思議な響きですが、何語でしょうか?もしかして、ギターの弦を一気に制覇するという日本語?
ソリ
中古で買ったギターのネックがソっていると、いくら一生懸命練習しても、Fのコードが引けるようにはなりません。みなさんは、そんな経験をしたことはないですか?