アラカルト->音楽用語集(裏)  
  ここでは長年、私が音楽に触れていくなかで出会った不思議な言葉たちを紹介します。  
 

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ、を、ん

 
MAX/MSP
MIDIやオーディオを扱うプログラムを作るためのツール。メディアアーティストに信奉者多し。
もともと、イルカム研究所で、ミラーパケット氏が開発したもの。ミラーパケット氏とは、数年前に何回かメールをやりとりしたことがあるが、そのときは、米国のどこかの大学で教授をしていたように思う。
現在は、デビッド・ジッカレリという人が自分の会社(たしかサイクリングという名前)の製品として、開発を続けている。ジッカレリ氏が引き継いで長年になる&貢献度が高いためか、MAX/MSP=ジッカレリ氏の作品という印象がある。ジッカレリ氏は背が高く、色白で、ボソボソ喋る感じの人である。自分の好きなことだけやって生計が成り立っているという印象があり、うらやましい。
日本では、佐近田氏、赤松氏がパワーユーザーとして有名で、解説本をだしたり、ローカライズをサポートしたりしている。
マザーグース
英語圏の国の童謡を何故かマザーグースと呼ぶらしい。何か特定の曲をさしているように思っていたのだが、英語の童謡であれば、なんでもかんでもマザーグースと呼んでも問題ないらしい。ただし、厳密には、マザーグースに入る童謡と、そうでない童謡があるらしく、このあたりの区別は、英国、米国人でないとわからないのかもしれない。いずれにせよ、幼児に音楽教育をしている人とかでないと耳にしない言葉ではなかろうか。。。
マッシュルーム・カット
ビートルズのメンバーがデビュー当時にしていたキノコのような髪形。不良のイメージを出さないために、スーツを着せられてた彼らだが、このマッシュルーム・カットも脱不良イメージに一役かったのではないかと思う。。。バナナマンの日村氏の髪型もマッシュルーム・カット。
耳が痛い
ライブハウスなどで、爆音の演奏を聴くと、そうなる。
小さな音でも、自分にもあてはまる説教話が聞こえてくると、そうなる人がいるらしい。
みみこぴ
市販されている譜面などを見ずに、CDなど、自分で聞いた音だけをたよりに、その曲が自分で弾けるようになること、あるいは譜面を作成すること。
この言葉の背景には、その人の音感が優れているというニュアンスがあ
り、一種、自慢したい気持ち、あるいは、苦労したんだという気持ちが潜んでいることが多い。
メジャー・デビュー
メジャーレーベルからCDデビューすること。
ここで言うメジャーは、「メジャーになってやる!」などのときに使うメジャーとは異なり、メジャーレーベルと呼ばれる数社のレコード会社のことを指している。この1つ前の段階が、インディーズデビュー。
もたる、もたり気味
実際にあるべき演奏のタイミングよりも、遅れて演奏していること。演奏者の技術に比べて、演奏内容が難しい場合にそうなってしまう。
反意語は、「はしる」「はしり気味」。
モスキート音
若い年齢層にしか聞こえない音。教師には聞こえない着信音として高校生が使用したりする。逆に、コンビニ前にタムロする若者撃退のための音として使用されることもある。