天ヶ森自治共催講座(女性料理講座)で韓国料理を45名が学ぶ
地区内女性全戸加入を受け、歓迎を含めた交流や話し合いも

2月29日午前天ヶ森会館を会場に天ヶ森自治共催講座(女性料理講座)が、地区内45名の女性の参加で韓国料理の「ザッチエ」と「野菜チヂミ」のつくり方を実習しました。(写真上左右)昨年春、韓国から天ヶ森に嫁いできた3名々の手ほどきを受け栄養士さん等の援助も加わり調理室いっぱいとなってみんなで作り方を覚えました。辛いイメージのある韓国料理ですが、日本人にもなじみやすい比較的簡単で栄養価もあり、こどもでも喜ぶメニュー内容で参加者からも大歓迎を受けていました。 この日の講座終了後には、出来上がった料理を囲み3名の歓迎交流会や各団体の15年度の活動報告決算やこれからの事業の持ち方も話し合われました。(写真下右左)天ヶ森地区では、JA女性部と奥玉婦人会への全戸加入を農家組合や自治会の総会でこれまでに決め、いろいろな活動を実践してきました。 奥玉では全戸加入を決めているのは宝築・三沢・大平で、「食や福祉・環境などあらゆる面で女性の持っている力を各活動に参画しながら高まってほしい。」と関係団体から期待が寄せられています。

奥玉小6年生20名が独創的な手造り巣箱を飛ヶ森キャンプ場に設置
「野鳥の気持ちになってそれぞれの木に南東向けに」と滝田一郎氏

2月26日午前、奥玉小学校6年生20名が卒業記念にと小学校生活の思い出の地である飛ヶ森キャンプ場に巣箱を設置しました。巣箱はあらかじめ各自が思い思いに創意工夫を凝らして作成した、独創性にあふれ、小鳥たちも喜びそうな作品でした。今回は、少年自然体験講座の一環として総合的学習とタイアップし、NPO「里山自然学校はずみの里」代表の滝田一郎氏から、野鳥の生態と巣箱の設置について説明をうけました。(写真上右・左)子供達は、野鳥の気持ちになって、自分が住んでみたら気持ちが良いだろうなぁと思える、気に入った木をそれぞれに選びながら、暖かい南東の方角に巣箱の入口を向け、へび等の天敵にも考慮して約1.5mの高さの広葉樹を中心に、2人一組が協力し合いながら、さびにくいステンレスの針金と釘で結わえ付けていきました。(写真下右・左) 最後に、「ふるさと奥玉に広がる室根山麓が、大型の野鳥である『ワシ』や『タカ』が住めるほどに豊かな自然の生態系にあふれた、誇れる大切な土地である。」とのお話をいただきながら、「ホオジロ」のさえずりや、思いでの泉内の池を泳ぐ「サンショウウオ」に確かな春へのいぶきを感じられた講座となりました。

奥玉小5年生20名がもちつきを体験=総合的学習「米作り」のまとめとして収穫祭
実際に作ったもち米を使い千本杵でつき、お雑煮やあんこもち等でいただく=2月23日

2月23日午前、総合的学習や自然体験講座として米作りに取り組んできた奥玉小学校の5年生20名は、これまでのまとめとして手でつくもちつきを体験する収穫祭が天ヶ森会館内で行われました。春の田植えや秋の稲刈り、脱穀など地域の米作り指導者の吉田常夫さん(入山沢)と加藤正勝さん(宿下)や水田所有者の岩渕豊喜さん(中日向)らから指導を受け、教室でのお話や田んぼで実際に体験するとともに成長過程を記録してきました。 収穫祭には、児童が作った実際のもち米15キロを前の晩から浸しておき、蒸したあと3回に分けて臼と千本杵を使って体験。(写真上左)児童らの父母や祖父母10名のお手伝いをいただき、なますやあんこととわさびとお雑煮もちにして(写真上右)会館でいただきました。指導していただいた方々からお話があり、(写真下)伊東陸子校長から「お米は八十八と書きますがその位手がかかります。これまで指導いただいた方々や応援していただいた方々に感謝します。」とのことばがのべられ、児童からは指導いただいたみなさんに「今まで私達5年生のことを見守ってくれて『ありがとうございました。』毎日の米の観察は、すごく大変でした。おいしいお米が出来ました。お世話になりました。」など感謝のメッセージや写真が渡されました。

「共に『性』について話あえる家庭に」と思春期保健相談員の八幡悦子氏
大切ないのちと思春期の心と体について120名熱心に学ぶ=家庭教育講演会

「性って何だろう〜思春期の心と体〜」と題して奥玉小父母等を対象に家庭教育講演会(奥玉小学校・奥玉公民館等共催)が、2月18日午後奥玉小学校で行われました。助産師で宮城県思春期保健相談員の八幡悦子氏を講師に、はじめに5・6年の児童と保護者を対象にこどもたちからの事前の質問にも答えながら、大切ないのちの誕生と、「性」について正しい知識を親も子も共に話あえる家庭の大切さを語りました。(写真左)絵本や紙芝居でわかりやすく説明がされ、約3キロの新生児の模型を5・6年の児童に抱いてもらい(写真右)、そこからスタートした大事ないのちであることを語りかけました。約1時間半の授業時間でしたが興味深く熱心に聞き入っていました。 その後、父母等を対象に「こどもに伝えたい性」について講演を頂き、120名が聴講しました。「いのちの大切さと性について話あえる家庭であり、嘘はつかない。わからないことは『一緒にしらべる。』性のトラブルや性暴力に注意を払う。暖かい家庭と大事な所は清潔に。たっぷりと子どものいいところは褒めてやる。非行は突然起こるということはない。どこかでつまずいていた反動=『自尊感情』を否定され癒しや非行に走る例もある。思春期の大事な時期に『どこまでも期待し、個々の可能性を親が信じてやる。』『ノーが言える子に。何でも相談しなさい。力になるよ。一緒に考えるよ。』と親などが対応していくことの大切さを詳しくお話しいただきました。

第4回町民劇場の練習佳境=2月16日

いよいよ2月21日となった第4回町民劇場「女たちの金山一揆」の練習も最終版を迎え、熱が入っています。写真左は、こひつじ幼稚園児らが出演する遊びの場面。写真右は、金山一揆の男手が犠牲となり、これから女たちで田畑やこどもを守る誓いをする「よーぐみ届けろよ。みんなこれが、おらだずの一揆だ。」といって気勢を上げフィナーレを迎える場面。 総勢100名のキャスト・スタッフが参加する。
H16.02.23の岩手日日新聞の記事はこちら

上奥玉村の屋号調査や大平の地域郷土史を学習=2月16日大平高齢者講座

 平成15年度の高齢者講座(お元気講座)の一環として、奥玉地区内の屋号と名字のルーツ等を単位老人クラブごとに調査し、まとめることとしています。大平老人クラブ(藤田利男会長)と奥玉公民館(村上福男館長)共催で2月16日午後、大平集落センターを会場に町史編纂室の千葉明夫さんを講師に「上奥玉村の屋敷と屋号」について18名が学習しました。(写真) 「寛永19年(1641年)には31屋敷37軒=上奥玉村、安永4年(1775年)には88屋敷142軒=大上奥玉村が風土記等に記されていること。その屋敷名が現在の屋号につながっている所も多い。植生や形状などから屋敷名に使われた所もある。」と具体例や由来も含め会員にも問いかけながら一緒に調査しました。当時の上奥玉村は大上奥玉村(伊達領)と上奥玉村(田村領)にわかれた時期もあり大平は、伊達領に属していました。 大平地区には「赤坂」「石坂」「上天梅」「源八」「鶴ケ段」「祓川」など懐かしい名前もあり、義経伝説や金山に関わる伝説もあることが参加者から話され、古くから栄えた一端もわかりました。これらの学習を後世に伝える意味でも記録に残す活動を今後も続けていくことを申し合わせしました。

第6回町老連お茶ぱたきカルタ大会で奥玉勢が1.2.3位独占
10チームが出場し白熱した熱戦で三沢老人クラブが優勝

 第6回千厩町老人クラブ連合会(金野肇会長)の第6回お茶ぱたきカルタ大会が、2月13日町老人福祉センターで予選を勝ち抜いた町内10老人クラブが参加のもと、熱戦がくりひろげられました。 友愛活動の一環として訪問活動から誕生した独自のカルタで、男子・女子・混合2組の計4組によるトーナメント戦。読み手には、「お話しぱちぱち」の松川貢さんら3人がボランティアとしてお手伝いし、会場に響きわたりました。 競技の結果、三沢老人クラブが3年ぶり3回目の優勝に輝き、準優勝に天ヶ森、三位に寺花で奥玉勢が上位を独占しました。日頃からの練習とお茶ぱたき活動が実を結んだものと思います。

「風〜奥玉郷〜」写真集発刊=還暦を期に宿下出身の関根勇一氏
レンズを通して奥玉の四季や郷土史・伝統など60点余りの作品

 奥玉字宿下出身で仙台市若林区在住の関根勇一氏が、還暦を期に写真集「風〜奥玉郷〜」を2月8日発刊しました。足掛け8年以上前から撮影を開始し、奥玉の四季の風景や郷土史・伝統の祭など60点余りの作品が納められています。奥玉中学校還暦同級会の会場(花巻市)で同級生や恩師に配布されたほか奥玉公民館にもご寄贈いただきました。 「満天の星ふる星座の下、生涯忘れられない撮影記となり、向春の同郷還暦会を前に写真集の完成をみました。(中略)この数年、郷土の今昔を探訪し、風土・伝統などを確かめ、見直す機会をもち、レンズを通して郷土史を聞くことが出来ました。それに、千変万化の四季に驚喜し、田舎暮らしの人々の温かい出会いがあったことが何よりです。(中略)『異郷かまいし』に次ぐ第2集ですが、皆さんの共感をいただければ幸いです。」(写真集のあとがきより) 冬から秋をいろいろな角度から撮影し、納められている主な作品を紹介すると「小正月」「春耕の室根山麓」「お天王さま」「奥玉中学校」「里の秋」「産金ゆかりの地」「八幡さま」など60数点。どれも奥玉を再認識させる傑作集です。 写真集は、限定発刊のため限られていますが、ご覧になりたい方やお問い合わせは、奥玉公民館(56−2950)にお願いします。

町民大学『山野草コース』移動研修=とうほく蘭展&ガーデニングフェスタに22名が参加
15年度は、35名の受講生中24名が修了、2月6日に合同閉講式

 町民大学「山野草コース」最終講座の移動研修が、1月31日仙台市の夢メッセで「第11回とうほく蘭展&ガーデニングフェスタ」を見学、受講生ら22名が参加しました。昨年の5月に開講し、これまで「エビネの育て方」や「福助(菊)づくり」「冬場の山野草管理」などを学んできました。 最終講座では、講師で岩手一蘭会の松井哲さんから「ランの種類や見分け方、山野草の管理や対処方法」など車内でビデオを見ながら指導を受け、とうほく蘭展を研修しました。(写真左)数々の洋ランディスプレイやガーデニング、ミニ庭園などとともに色とりどりのランが展示されていました。(写真右)イベントステージでは、「日本の蘭の育て方」について千葉県の春秋園・久能一夫氏によるセミナーを受講する受講生もいました。 帰りの車内では、受講生からこれまでの講座やとうほく蘭展の感想と今後の要望などを話してもらいました。「菊と寄せ植えを出して1歩前へ進んだ。耳での学習だけでなく山野草の管理実技指導も。」「来年度も開設してほしい。」など多くの感想や継続要望が出されました。15年度は35名の受講申し込みがあり、7割以上受講した24名が修了し、2月6日の合同閉講式で修了証書を受け、終了しました。

奥玉地区第6回お茶ぱたきカルタ大会で天ヶ森老人クラブチームが優勝
5チーム60名の参加で和気あいあいの中=1月29日

奥玉地区第6回お茶ぱたきカルタ大会(奥玉老人クラブ連合会・奥玉公民館共催)が、1月29日奥玉公民館日本間で5チーム60名参加のもと開催されました。佐藤初雄大会長からのあいさつと畠山春男審判長から競技上の注意があり、リーグ戦方式で、「読みます。」の合図でスタート。各老人クラブの4人1組の選手は、日頃の練習成果もあり、お手つきがあったりしたものの真剣に絵札と向かいあっていました。競技の結果、優勝は総得点180点の天ヶ森(写真右)、準優勝は167点の寺花、3位に159点の三沢の各老人クラブが輝き賞状等が贈られました。上位3チームは2月13日に開催される「第6回千厩町お茶ぱたきカルタ大会」への出場が決まりました。 「お茶ぱたき」というのは、お茶を飲みながら歓談することを指す方言ですが、平成10年に町社会福祉協議会と町老人クラブ連合会等が中心となって、「千厩町をボランティアの笑顔とやさしさの手でつくろう」とカルタづくりが行われました。当時の千厩高校美術同好会がカルタ絵を作成、文面は各老人クラブで44枚に普段の生活の留意点や健康を取り戻そうと創意あふれた文になっており、毎年お正月時期を中心にカルタ大会が行われているものです。

15年度成人講座(一般・女性向)130名が受講、延345名が参加
「暮らしの中の法律と金融など」と「レクダンスで健康」で幕閉じる

15年度奥玉地区成人講座は、1月20日の女性向「レクダンスで健康」を最後に一般向け6回、女性向け7回のほかに福祉講演会(合同講座)なども含め一般が62名受講(延142名参加)女性向が69名受講(延203名参加)あわせて131名が受講し延345名の方々に参加していただき幕を閉じました。 一般向けは、1月13日の夜奥玉公民館で吹雪の中13名が受講し、加藤勝彦司法書士を講師に「暮らしの中の法律と金融など」と題して相続・生前贈与・暮らしの中のトラブル解決、詐欺商法や消費者金融など日常に起こりうる出来事について親切丁寧にお話いただきました。(写真左)『相続が争族にならないために』や『愛情は法律で解決出来ない』ことや新しくできた「相続時精算課税制度」や消費者契約法などについても学びました。 一方、女性向けは20日夜17名が参加のもと健康運動指導士・藤野恵美さんを講師に軽快な音楽のメドレーで体をときほぐし、演歌の数々でレクダンスに挑戦したのをはじめ、玄米ニギニギ体操も行い、約2時間有酸素運動で健康の秘訣を体験しました。(写真右)

「桜森神社どんと祭」と「天ヶ森子供会と老人クラブで小正月行事」=1月12日
桜森神社どんと祭行事

写真左は、桜森神社境内で行われたどんと祭の様子。1月12日午後。お正月のしめ飾りなどを祈祷し、町下・天ヶ森の地区民や子供会員など多数が参加し、今年1年の無病息災を祈りました。 写真右は、今年厄年の42歳の金野道幸さんと62歳の佐藤勝年さんがみかんやもち・ピーナツをまいているところです。老いも若きも夢中になって福を拾っていました。

天ヶ森子供会と老人クラブで小正月行事

写真は、天ヶ森子供会が育成会(小野寺雅彦会長)や老人クラブ(菅野一万会長)の指導を受け、もちつきや繭だまならせ、豊作を願うアワ穂やヒエ穂を製作し、あわせて50名が参加し天ヶ森会館で小正月行事を行いました。(繭だま製作中とみんなでついたもち等を頂いている様子)

「町村大同合併の年になるか」=町長など各来賓らから新年の抱負も
奥玉振興協議会総会と新年交賀会、藤野至氏叙勲祝賀に60名以上が出席

平成16年度奥玉振興協議会総会が1月10日午後、会員50名が出席して奥玉公民館で行われ、菅原一郎会長が「昨年は、景気の回復しない状況や地震・冷夏など自然災害に見舞われたが、夏まつり・ふるさとまつり・民芸大会いずれもみなさんのご協力で盛大に行われた。子供たちの健全育成とともに安全・安心の地域づくりをめざしたい。」とあいさつ。(写真上左)その後、15年度事業報告・決算、16年度事業計画・予算等の議案が承認され、役員改選が行われ、次のように決まりました。  会長=菅原一郎(天ヶ森・再)、副会長=千葉吉美(宝築・再)、小山吉平(三沢・新)監事=岩渕敏雄(中日向・再)、菅原金道(寺崎前・再)、藤野国夫(宝築・新) 総会終了後、奥玉地区新年交賀会と藤野至氏叙勲祝賀会が来賓多数をお迎えし、60名以上の出席のもと開催されました。(写真上右、下左)藤野至氏の叙勲までの経歴紹介と記念品贈呈のあと菊地宏雄町長、村上悌町議会議長、千葉康一郎県議、佐藤哲夫いわい東農協長から新年の抱負やあいさつをいただき(写真下)、その中で「16年度は町村大同合併の年になると思うが、地域は残るのであり、奥玉振興協議会のような形がモデルとなり、地域自治組織としてますます活動してほしい。」など今後の動きが注目されるあいさつもありました。各参加者同志が16年新春の交賀を深め、顧問の前町長藤野光男氏の音頭で益々の発展と健勝を祈って万歳三唱でお開きとなりました。

16年度の社会教育行政方針や重点、4公民館の経営構想を審議
千厩町社会教育委員会議・公民館運営審議会で=1月8日

平成15年度第2回千厩町社会教育委員会議と町立公民館運営審議会が1月8日千厩公民館で開かれました。(写真上左)平成15年度の社会教育・社会体育、4公民館事業(中間)がパワーポイントを活用し、活動写真や表にして報告されました。(写真上右)また、16年度に向けた社会教育行政方針(案)や重点として「一人ひとりが光輝き心豊かでたくましい人づくり」を目標に掲げ、「いつも いきいき いつまでも」をスローガンに生涯学習のまちにふさわしい社会教育・芸術文化振興・元気のでるスポーツ振興の具体策が示されました。 また、4公民館からは経営構想(案)が示され、いきいきとした地域づくりや生きがいある人生創造の学習や事業展開策が説明され、審議がされました。委員15名と社会教育職員関係者18名が出席し、「国際化にどう対応していくのか」や「指定文化財建物等の活用策は」など質問が寄せられたほか、「地域づくりを事業の中軸に据え旺盛な活動をしてほしい。」など意見も寄せられました。 この日の審議を経て、奥玉公民館は、昨年12月19日に行った公民館運営懇談会の意見や意向調査結果等を踏まえ、16年度向けての具体的な学習計画や事業展開をはかっていく予定です。

H14/4〜5月 H14/6〜9月 H14/10〜11月 H14/12
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