第29回千厩町老人スポーツ大会で総合得点510点奥玉に優勝旗 |
300名が参加のもと交流親睦・健康の保持増進・郡予選も兼ね
6月26日千厩町コミュニュティ広場で第29回千厩町老人スポーツ大会が4地区対抗により10種目で郡予選も兼ね開催されました。千厩・小梨・奥玉・磐清水の60歳以上の高齢者が一同に会し、交流親睦と健康の保持増進を目的に約300名参加のもと開会式が行われました。(写真左)菊地宏雄名誉大会長や金野肇大会長から「けがのないよう高齢者にふさわしいがんばりを」とあいさつがあり、宍戸久夫審判長から競技上の注意、準備体操や高齢者交通安全についてのお話の後、競技に入りました。 奥玉チーム(佐々木忠男団長)は、80名の選手が参加。60メートル女子64才以下で金野美和さんと100メートル男子64才以下で千葉勝雄さんが1位になるなど最初からリードを保ち「ボール送り」「ボール運びリレー」「ゲートボールリレー」の3種目を制覇。「長寿リレー」もスタートから飛ばしバトンをつなぎ1位に。(写真右)総合得点510点で優勝しました。閉会式直前に雨に見舞われテントの中で表彰式となり、賞状・優勝旗を手にしました。好成績を上げた選手やチームは7月18日、室根村で開催されます郡スポーツ大会に進むことになります。
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天ヶ森おさなぶり健康増進行事で8班対抗ゲートボールとシャフルボード大会 |
「交通安全講話」や「骨粗しょう症予防食講習」など120人参加のもと
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シャフルボードに初めての人も | おなじみのゲートボール |
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赤と黄色と青のひもの意味を説明し、手品で3つがつながりました。 |
第17回天ヶ森おさなぶりゲートボール・シャフルボード大会と健康増進行事として「骨粗しょう症予防食4品の講習」や「交通安全講話」などが6月22日午前、維新館・おくらんど・公民館などを会場に開催され、地区民120人以上が参加しました。 恒例の行事ですが、8班対抗で競われたゲートボール大会の部では1位に林ノ沢班、2位入山南班、3位入山東班が、シャフルボード大会の部は1位が入山沢東班、2位に船丸班3位天ヶ森班と林ノ沢班となり、総合優勝は入山沢東班、準優勝に林ノ沢班が輝きました。 腹話術の交通安全講話を五嶋指導員に指導を受け、そのあとは表彰式・懇親会と続き、この春に天ヶ森地区に花嫁さんとして迎えた4組のカップル紹介がありなごやかに懇親を深めました。
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花貫伊勢神楽保存会が出演=岩手県南・宮城県北民俗芸能大会に |
6月8日一関文化センターで、踊り手も若返り好評を博す
6月8日(日)一関文化センター大ホールを会場に「第20回岩手県南・宮城県北民俗芸能大会」に花貫伊勢神楽保存会が千厩町を代表して出演しました。岩手・宮城両県から18団体が参加し、日頃の練習成果と伝承芸能の技を発表・披露しました。 花貫自治会(金野良一会長)では、伊勢神楽応援隊を募集し、町民研修バスで約30名が保存会員と一緒に参加しました。平成5年(第10回大会)に次ぐ2度目の参加でしたが、踊り手や吹き手も若返り、さらに、ナレーションを織り込みながらの舞台演出には、多くの好評を博しました。昨年、光り輝くまちづくり事業で整備した太鼓で、今年は伊勢神宮に奉納する構想も持ち上がり、伝承活動にも力が入っています。
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【花貫伊勢神楽演目の由来と解説】
元文年間(1740)262年前、現在の大東町大原に、萓(あし)屋敷(やしき)久右エ門と申す者があり、数名にて西国八十八ヶ所巡りに行った折、伊勢の津の国から駿河の国辺りに、巡歴の途上、秋祭りの準備のため、数名を指南して踊る一団に遭遇した。一行は派手な衣装をつけた若い男女が、花屋台に大太鼓を備え付け、手に花バチを持ち、向こう鉢巻にワラジ履き、笛の音色に拍子を合わせ、勇壮に太鼓を打ち鳴らし、舞い踊る姿に感動し、「これぞ我が唯一の土産なり」、と数曲を体得して帰り普及したと伝えられています。 当地で、最初に踊りを習得したのは、明治26年頃と云われており、千厩町奥玉茶名畑の金野丑蔵(故人)氏(当時15歳)が中心となり、若手西中沢の金野広吉(故人)氏(当時20歳)ら若手数名が集まり、当時大原の内野からこの道の師匠を招いて習い覚えたと伝えられております。 伊勢神楽は、何十人でも、同じ笛に合わせて簡単に踊れるというところに、最も大衆的な神楽としての魅力があり、また、素朴な中にも非常ににぎやかさがあり、明朗な活動性を持つところが長い間親しまれ、受け継がれてきた所以と思われます。 演目の中でも、当時を偲ぶ場面として、大太鼓を伊勢の二見ヶ浦から登る太陽に見たて、花バチでアヤを切り祈りを込めて叩きご来光を拝みながら、全国から集まった人達が、飛び上がって喜んだという踊りや曲も上演されます。 |
今回の演目 「渡り(わたり)、 曲(きょく)、 釈迦(しゃか)おどり、 三切(さんきり)、 打切(ぶっき)り」
今回の出演者名
太鼓 渡辺 吉郎 菅原恵美子 金野 秀一
金野 京子 村上 達男 金野 良一
菅原 弘喜 金野 剛一 菅原 精一
星 正喜 菅原正太郎 金野 良悦
舞手 同上
その他(笛)
菅原 英記 加藤 正勝 佐藤 千栄 佐藤次男
出演者総数 16名 |
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町下が優勝、三沢準優勝=第29回奥玉地区老人スポーツ大会、6月11日 |
200人の選手と奥玉保育園児50人が「きよしのズンドコ節」のリズム交流も
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ラジオ体操で体をほぐして・・・ | 「ボール送り」でリレーする7チーム |
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お年寄りの人たちと一緒に「玉入れ」1等賞 | 「きよしのズンドコ節」リズムをみんなで踊りました。 |
第29回奥玉地区老人スポーツ大会(佐藤初雄大会長)が、6月11日午前、維新館で行われ、7チームから200人の選手と奥玉保育所園児50名も交流行事に参加していただき、にぎやかで楽しい大会となりました。「安全運転」や「一心同体」「ボール送り」(写真上右)競技など8種目で競技が行われ、途中奥玉保育所園児との「玉入れ」もあり(写真下左)、「がんばれ、がんばれ」の声援も飛び交い、奥玉保育所園児から「きよしのズンドコ節」のリズムが披露され、会場の方々と一緒に踊りました。(写真下右)最後の「長寿リレー」では、寺花が1位をものにし、2位に大平、3位に三沢と熱戦でした。 競技の結果、優勝は町下、準優勝は三沢、三位に大平が輝き、優勝旗やトロフィー・奥玉体育協会からの副賞などが贈られました。6月26日の町老人スポーツ大会に上位チーム・選手などが選考され参加する予定です。
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携帯電話の使い方等の基礎を学ぶ=成人講座一般向けコース1回目 |
ケイタイで情報収集やデジカメの利用方法などモバイルの世界に触れる
6月10日(火)夜、奥玉公民館で成人講座一般向けコース1回目として「中高年のモバイル活用」について主として携帯電話の活用方法の基礎等20名が学びました。 講師の携帯電話アドバイザーの菊池さんから@携帯電話のかけ方・受け方A電話番号の登録の仕方Bメールの送受信C迷惑メールの対処法Dケイタイで情報収集Eデジカメの仕組み等を説明していただき(写真右)、受講者の質問に答えました。実際に使っている人、まだの人やメーカーも様々でしたが、「まぁんずやるべし」のトライ精神でと結びました。携帯電話のない人には、モック(模型)も手渡され楽しく学びを始めました。(写真左)次回は、7月2日「炭」や「木」など地元資源を活用しての地域づくりを学び、12月まで6回の講座が予定されています。
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大平で「おさなぶりスポーツ大会」(運動会)が盛大に開催=6月8日 |
31回を数える大会、子どもから高齢者まで150名以上が参加
第31回大平地方おさなぶりスポーツ大会が6月8日大平集落センター前庭で行われ、青空と緑の増した中で盛大に繰り広げられました。小野寺時雄大会長があいさつし、吉田幸昌町助役(町長代理)ら来賓あいさつに続き、会場いっぱいとなっての準備体操(写真左)があり、競技開始。「玉入れ」(写真右)「もっこ背負い」「班長さんご苦労さん」3人が協力して消火にあたる「防災レース」などユニークな種目もあり、11種目で4組に分かれての競技と親睦を深めました。こどもから高齢者まで150名以上の地区民が参加して、農作業が一段落したこともあり「おさなぶり」交流がはかられました。
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「男女が共に輝く心豊かな社会の実現めざして」=成人講座(女性向け)開講 |
1回目は、男女共同参画をテーマに35名が受講、15年度は7回の講座が

成人講座(女性向けコース)が、6月5日夜奥玉公民館で第1回目の講座として「対等なパートナーシップ」と題して岩手県青少年・男女共同参画課長の藤原健一氏から県がめざしている男女共同参画についてお話いただきました。「男女が共に輝く心豊かな社会の実現をめざして」さまざまな取り組みを展開していることが紹介されました。(写真) 千厩町男女共同参画事務局の佐藤広徳地域振興課副主幹から「男女共同参画は、まずオリジナルエプロンから」と題して、「男女共同参画のまち宣言」の具体化を図っていくことが話されました。また、自らの体験をまじえ、得意の料理レシピの紹介もあり、「まず男性が台所に立つことのすすめとして、エプロンを持たせることから」と力説しました。1回目の講座に35名の女性が受講しました。
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町下が総合優勝、中日向は準優勝=第23回奥玉地区壮年スポーツ大会 |
雨天のためソフトバレーボール・バレーボール・ゲートボール競技で
第23回奥玉地区壮年スポーツ大会は、6月1日、雨天のため維新館・おくらんどで開催され、総合優勝は町下、準優勝は中日向、3位に大平が獲得しました。 40歳から65歳未満の壮年層のスポーツに親しみ・親睦と融和を目的に行われ、雨天にもかかわらず250名の選手・応援団が参加しました。(写真左:開会式、右:試合の模様)女子6人制のソフトバレーボールとソフトボールを9人制バレーボールに変更、ゲートボールのリンク戦による勝敗点数の合計で、総合優勝等の順位が決まり、町下が優勝旗等手にしました。(写真下)。種目別は次のとおりです。
◎ ソフトバレーボール=1位町下、2位中日向、3位大平・花貫
◎ ソフトボール(バレーボール)=1位中日向、2位町下、3位大平・宝築
◎ ゲートボール=1位町下、2位天ヶ森、3位大平・寺崎前
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全員野球で2年連続6度目の優勝=郡下小学校野球大会 |
第48回東磐井郡下小学校野球大会兼第25回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会東磐井郡予選が5月31日から6月2日にわたり千厩町営球場で開催され、奥玉野球スポーツ少年団は、2年連続6度目の優勝を決めました。 決勝戦は、松川小と対戦し、前半はおされ気味の展開でしたが、4回裏に5点を入れ逆点し、奥玉小の全員野球の良さが出て13対6で破りました。表彰式では、小岩郡野球協会長から賞状と優勝旗などが、キャプテンの菅野大寿選手らに贈られ優勝をかみしめていました。 金管バンドの応援、父母や地域の方々も声援を送り、選手と一体となって優勝をものにしました。午後4時から奥玉地区内を優勝パレードし、祝福を受けました。 奥玉野球スポーツ少年団は、6月28日から岩泉町で開催されます県大会に出場します。
◎決勝戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
| 松川小 | 2 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 6 |
| 奥玉小 | 3 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 | × | 13 |
◎決勝までの戦い
1回戦:奥玉小 4-2 猿沢小、2回戦:奥玉小 7-0 徳田小、
3回戦:奥玉小 10-0 藤沢小、準決勝:奥玉小 5-1 黄海小
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国際チャレンジデー奥玉地区内イベント盛りだくさん |
 | オープニングイベントの天ヶ森でラジオ体操 |
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奥玉保育所のポニ−に乗って.. | ポニーににんじんを食べさせました。 |
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ファイナルイベント=奥玉の開会式 | 奥玉地区『玉入れ』競技=優勝は寺崎前 |
国際チャレンジデーの一環として5月28日は、奥玉地区内でいろいろなイベントが行われました。千厩町は77%、対戦相手の富山県八尾町(やつおまち)は、59.5%の参加率で千厩町は4勝1敗となり、スポーツを通じての地域づくりがはかられました。
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奥玉小5年生20名が歓声をあげながら田植え体験=総合的学習の一環 |
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5月20日午前、奥玉小学校5年生20名が総合的学習の一環として田植え体験をしました。奥玉字宿下地内奥玉保育所脇の約1.5aの水田に「ヒメノモチ」の苗を植えました。田植え講師の吉田常夫さんと加藤正勝さんの指導で全員が田んぼに入り、歓声をあげながら植えていました。(写真左)田植えの後は、それぞれから感想をのべてもらい「初めて田植えしました。楽しかった。」など泥んこになりながらの田植えに満足の様子。(写真右)秋の収穫まで観察を続け、もちができるまでを体験します。 |
義経伝説の「白藤」が満開=5月20日 |
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5月15日 (花をつける) | 5月20日 (満開) |
奥玉字坂下地内の「白藤」が5月20日見事満開となりました。源義経が気仙の方に行く途中、愛馬が倒れ、弔いに藤の鞭を立てたところ白い藤の花が咲いたと言われ、訪れる人も目を止めます。昨年より1週間ほど遅い満開となりました。 |
「げきせん紅白 めざせ優勝」をスローガンに奥玉小大運動会 5月17日 |
平成15年度奥玉小学校大運動会が、5月17日に「げきせん紅白 めざせ優勝」をスローガンに奥玉小校庭で行われました。曇り空の天候も回復し、8時半の入場から27種目で競いました。 昨年度優勝の赤組から優勝旗の返還のあと伊東陸子校長があいさつし、小野寺勝義奥玉小PTA会長がお祝いの言葉をのべ(写真左)、運動会の歌や準備体操に続き応援合戦も繰り広げられました。133名の児童の父母や祖父母、来年度入学児、中学1年生、来賓など多くの方々が声援をする中、4年生の「100メートル」の競技から開始。今年はプール建設のため変則コースの中で走りましたが、一等に赤、二等に黄、三等に緑のリボンも着けられ、各学年とも一生懸命でした。 3・4年親子による「メリーゴーランド」(写真右)では、4組に分かれて親子一緒に走りコーンを二回りする競技で息のあったチームが1位に。そのほか1・2年の親子玉入れや祖父母玉入れ、4・5・6年による組体操「ふるさと奥玉」、踊り「在郷サンバ」、「紅白リレー」など見ている人も参加できるなど多彩な運動会種目でした。 例年より狭い校庭での競技でしたが、どの子供たちも準備や応援そして競技にと大活躍。天候にも恵まれ、午後2時過ぎ青空の下で今年の運動会を終えました。町内では、この日千厩・小梨・磐清水の4小学校で運動会が行われました。
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特性生かし安全歩行を」電動車イス安全講習会から=5月14日 |
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千厩町交通安全対策協議会主催の電動車イス交通安全講習会が、5月14日おくらんどを会場に開催され、19名が受講。春の全国交通安全運動に呼応し、開設されたもので菅原一郎郡交通安全協会奥玉分会長があいさつ(写真左)の後、五嶋秋子町専任交通指導員から利用時の注意事項として「目立つように三角マーク等をつける。飛び出さないで止まる。バッテリー点検する。」などのお話しがあり、安全な利用方法など実際に体験しました。(写真右)奥玉地区内には電動車イスが36台以上利用されています。車高が低いため他の車から見落とされやすく事故が増えています。体の不自由な方の利用も多いことから回りの方も特性を理解し、お互い安全な日常生活を送りましょう。 |
「地域に貢献する老人クラブ活動に」=奥玉老人クラブ連合会総会 |
米寿6名・喜寿31名の会員に記念品贈呈も、全議案が承認
平成15年度奥玉老人クラブ連合会総会が5月14日奥玉公民館で開催され、代議員など65名が参加して平成15年度活動方針・予算などを全員一致で承認しました。佐藤初雄会長が「65歳以上高齢化率が30%を超えた。老人として何をなすべきか問われるが、地域に貢献する活動をしていきたい。」とあいさつ。米寿6名と喜寿31名の会員に記念品を贈呈、宝築老人クラブの荒川賢吾さんらが代表受領しました。吉田幸昌町助役(写真)、藤野秋男町議会議員、金野肇町老連会長から「地域を支える高齢者として今後もご活躍を」などのご祝辞をいただきました。議長に藤野孝さん(宝築)を選出し、14年度事業報告・決算や15年度活動方針・予算が全員の拍手で承認されました。6月の奥玉地区老人スポーツ大会など旺盛な事業が組まれています。
演歌体操・玄米ニギニギ体操でいつまでも健康に=お元気講座を開催
総会終了後、保健運動指導士の藤野恵美さん(越田沢在住)を講師に奥玉公民館主催=高齢者講座(お元気講座)として「高齢者が健康で生活できるよう」演歌体操や玄米ニギニギ体操を指導していただきました。
座ったままでもできる軽体操で手を挙げたり横を向いたり、演歌「津軽海峡冬景色」など曲に合わせ体操は、楽しそうに体を動かしていました。(写真)玄米ニギニギ体操では、約300gの玄米を入れたニギニギ棒を手に持って握りながら体を動かして1日15分するだけで健康にいいとお話のあと実際にやってみました。
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松原地内で工事後初めての田植え、他 (5月11日撮影) |
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松原地内で工事後初めての田植え | 昨年の夏景観形成事業で植えた「シバザクラ」が満開 |
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町民大学「山野草コース」が10日スタート=えびねの育て方等を学び観賞 |
31名が申し込み、1回目は24名が参加して今後の抱負も
奥玉公民館が担当する町民大学「山野草コース」の1回目講座が5月10日、大原の大東町勤労者体育館を会場に移動研修の形で行われ、31名の受講申し込み者中24名が受講しました。この日は、第14回エビネ・山野草展の展示会観賞と合わせ、現地で講座を持ったものです。午後1時から花立園の小野不二雄氏から「山野草の管理について」の講習会を聴講(写真左)した後、山野草コース講師の松井哲さんから「エビネの育て方について」講義を受けました。 「3月のお彼岸が過ぎたら植え替え時期。水道の水で根を洗って鉢(素焼きがいい)にはゴロ石や鹿沼土を主体にし、殺虫剤等で消毒することを基本にする。根腐れは禁物。水はけのいい土を使い、水遣りは夏場=午前9時半頃と午後3時頃。」など基本を学びました。松井さんからは、肥料の3要素や有機肥料と化学肥料特性等について講義を受け、「エビネの花芽分化は7〜9月に決まる。5〜6月の花を見た後は葉を大きく育てるのがコツ。」と花が散ってから来年に向けての管理の大切さについても話され、展示されてあるエビネの数々の解説も受けながら指導いただきました。(写真右)バスの中では、受講者ひとり一人から自己紹介も兼ね抱負も語られ、楽しく勉強し、作品が出来るよう申しあわせました。
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平成15年度町民大学が開講=5月9日、記念講演で地域文化発信テーマに |
「自然の恵みに感謝し、今残っているものを次の世代につなげる地域へ」
平成15年度千厩町民大学・メオトピアカレッジ開講式が5月9日千厩公民館で、歴史コースなどの受講生ら約50名が出席して行われました。学長でもある菊地宏雄町長から「良き学習成果を生み出す、心豊かな生活おくれるよう体制づくりを進めていきたい。」とあいさつ。来賓の村上悌町議会議長は「1年間希望のコースで教養を積んで地域社会や自分のために最後まで習得してほしい。」と激励のあいさつがありました。講師紹介、学習への抱負、職員紹介があり開講式は終了しました。 記念講演として「地域の文化を発信する」と題して、奥会津書房編集長の遠藤由美子氏から雪深い奥会津での本づくりの体験などが語られました。「自然の持つ偉大さと人との関わりについて、『食』『手仕事』『まつりごと』『生きる』などをテーマに奥会津に生活する名もない人々や物に視点を当てて取材し本を出版してきた。」「『森』に入るときは、山の恵みに感謝し、山のものを循環的観点から必要な分だけいただく。そうして成り立っている。など人間が持つ高い精神性の文化そして今残っているものを次の世代に手で渡してあげたい。」とし、行政エリアの壁(境界)を越えて手をつないでいける地域になっていければと結びました。(写真) 町民大学は10日の「山野草コース」を皮切りにスタートします。
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5月6日から奥玉線が町営バス運行に=始発を前に出発式 |
52年間親しまれた県交通バス奥玉線は、5日幕閉じる
5月6日朝、岩手県交通の奥玉線が昨日の最終便で運行を廃止したことにともない、新たに町営バスに引き継がれた形でその出発式は、関係者30名が集まって環境改善センター前広場で行われました。5日午後6時10分から奥玉・根山停留所で「岩手県交通奥玉線廃止に係る感謝状贈呈式」が、大平地区民など多くの関係者が見守る中行われました。昭和26年11月奥玉まで運行、昭和29年には根山まで運行され、52年間地区民の大事な足として親しまれてきました。感謝状贈呈・花束贈呈。地域住民代表謝辞などあり、最終便は、当時を思い出させるボンネットバスが努めました。 出発式では、菊地宏雄町長のあいさつや祝辞があり、関係者全員がジュースで乾杯。テープカット(写真左)し、町営バス運転者等に花束が贈呈され(写真右)、万歳三唱のあと始発の6時26分、根山行きが出発しました。町営バス・奥玉線は、新コースで平日は5便が、土・日・祝日は3便が運行されます。
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