「奥玉地域の景観形成を図り活性化を」=景観形成「奥玉塾」が開講=12.22
1回目は清田13区の「見栄えのする集落花壇の作りかた」を学ぶ=28名受講

「見栄えのする集落花壇はこうして作る」と題した景観形成「奥玉塾」1回目講座が、12月22日、奥玉公民館を会場に28名の参加で開講しました。 この塾は、千厩農業改良普及センターと千厩農村整備事務所の共催で奥玉公民館と奥玉地区営農組織連絡協議会が後援し、来年の2月まで計6回開催されます。1回目は開講式が行われ、戸來昭男普及センター所長や村上福男奥玉公民館長から「基盤整備の面工事もほぼ終了し、今後の営農や田んぼの畦畔の景観作り、草刈省力化が課題であり、塾を通じてみなさんで活性化する奥玉に」とあいさつがありました。千厩町清田・13区自治会長の藤本舘治さんが「地域のまとまりを築こうと平成7年から交通安全母の会で始め、9年から自治会を挙げて取り組むようになったこと」に触れました。(写真)「毎年2月頃から花壇のテーマを設けて準備。800平方メートルの転作田に9種類、30色で約1万本の花を植栽し、自治会内の班員や老人クラブ員等で管理し、景観形成と地域の結束に貢献している。」と苦労話とともに喜びも大きいことが話されました。お盆で帰省の人や、町内外の方々が備え付けのノートに「花壇に勇気づけられました。また、来年来ます。」など多くの励ましの言葉が綴られ、自治会員も励まされていることも強調しました。県花いっぱいコンクールでも毎回のように入賞する花壇写真も写し出され、改めて花作りの素晴らしさを感じ取りました。 次回は、「元気で活力ある集落活動をめざして」と題して1月17日に予定されています。
成人講座女性向け特別コース「輝く女性のクリスマス」=ハンドベルと歌の夕べに36人=12.20
クリスマス料理教室・新そば打ち教室にハンドベルで「きよしこの夜」大正琴演奏や全員合唱も
三沢女性受講者による大正琴

成人講座女性向け特別コースとして「輝く女性のクリスマス」=ハンドベルと歌の夕べが12月20日、奥玉公民館を会場に開催され、36人の受講生等が参加しました。午後5時からクリスマス料理教室として町保健課・加藤真樹栄養士さんを講師にクリスマス献立「鮭ちらし寿司」「杏仁豆腐」など4品に挑戦。(写真左)、同時に新そば打ち教室も開かれ、奥玉のそば打ち名人の菅野テル子さんと小山麗子さんを講師にこねるからゆでるまでを習得しました。 午後7時30分からは、出来上がったクリスマス料理や手打ちそばを囲み「ハンドベルと歌の夕べ」が行われました。それぞれの料理の講師からポイントをお話しいただき、おいしくいただきました。 その後、佐藤牧子さんを講師にハンドベル指導をいただき「きよしこの夜」の楽譜に合わせ、3班に分かれて練習後、演奏。(写真中央)クリスマスツリーも飾られた中で音色を響かせ雰囲気も盛り上がりました。三沢女性受講者による大正琴での「ふるさと」や「荒城の月」演奏(写真右)、全員によるこれまでに習った「大きな古時計」などを歌いました。最後にこれまでのコースの感想や希望をのべてもらい全員で「ふるさと」を合唱し、今年度の成人講座女性向けコースの終了としました。 「この講座を通じて、みなさんの顔をおぼえることができたし、奥玉は素晴らしい所だと改めて感じた。奥玉に(嫁いで)来て良かった。来年度も開いてほしい。参加します。」(金野さん)など多くの受講者から感謝と今後への期待がたくさん話されました。
 
天ヶ森子供会優勝=第17回奥玉地区子供会バレーボール大会で親子200人が選手に応援に

開会式


「決勝戦」

第17回奥玉地区子供会バレーボール大会(菅原健一大会長、奥玉子育連・奥玉公民館主催)は、12月15日午前9時から維新館で行われ、8地区すべての子供会から100名の選手と親や家族など合わせて200人が参加しました。開会式(写真左)のあとソフトバレーボールにより、6人編成で4チームづつのリーグ戦を行い上位2チームが決勝トーナメントに進出。 どの子供会も日頃の練習の成果もあり、チームワークも良く白熱した試合が展開されました。(写真中)その結果優勝に天ヶ森子供会、準優勝に寺崎前子供会、3位に宝築と三沢子供会が輝きました。閉会式では、優勝と準優勝にトロフィーと賞状が、3位に賞状が大会長代理の宍戸正夫副会長から贈られ、全参加者に奥玉体育協会から参加賞が贈られました。試合経過は下記のとおりです。(写真右は、決勝戦の模様)


◆決勝トーナメント
  Aリーグ第1位(寺崎前子供会) 2:0 Bリーグ第2位(宝 築子供会)
  Aリーグ第2位(天ヶ森子供会) 2:1 Bリーグ第1位(三 沢子供会)
◆決勝戦
  天ヶ森子供会 2:1 寺崎前子供会
◆優勝=天ヶ森子供会、準優勝=寺崎前子供会、3位=宝築子供会、三沢子供会
地元食材を使って「精進料理講習会」を開催、30名が受講=12月13日
「南瓜胡麻和え」など6品に挑戦、食材を生かし下ごしらえの大切さ学ぶ

「南瓜胡麻和え」「五目しぐれ」「胡麻豆腐」「蓮根蒲焼・から揚げ」
手前左下「ゆかりご飯」「みそ汁」「吸い物」

 奥玉婦人会と奥玉公民館共催による婦人学級「精進料理講習会」が12月13日午前9時から奥玉公民館を会場に開催されました。精進料理家の地蔵院・大場浩俊氏が講師として指導にあたり、奥玉婦人会員など女性30名が熱心に受講しました。 地元の食材をふんだんに使った「南瓜胡麻和え」「五目しぐれ」「蓮根蒲焼・から揚げ」「胡麻豆腐」「吸い物」「みそ汁」「ゆかりご飯」などについて受講生は、実際にいためたり、煮たりし、盛り付けや食の作法・片付けまでをこなしました。どの献立もおいしく出来上がり、みんなで賞味しました。大場さんは、食事のあと各献立について作りかたを詳しくお話ししました。周りにある食材を生かし、下ごしらえの大事さを学びました。
「福祉講演会」に90名=「家族が支え、地域で育てる福祉を」と佐藤嘉夫教授が講演
「求心的力を集め『奥玉のまとまり』をとりもどすことなど重ね合わせてみる地域づくりを」

「福祉講演会」=成人講座一般・女性・高齢者併設合同講座(奥玉公民館・町社協奥玉支部主催、奥玉婦人会等後援)は、12月3日(火)午後2時から奥玉公民館を会場に開かれ、高齢者や成人講座受講生や地区民など会場一杯の90名が熱心に聴講しました。講師には岩手県立大学社会福祉学部教授の佐藤嘉夫(よしお)氏をお迎えし、「地域を支える福祉の心」と題して2時間ほどのお話を受けました。(写真) 講演では、福祉をとりまく生活の大きな変化に触れ、子どもたちはじめ高齢者に及ぶまで生活格差の変化が起きており、決して明るい状況ではないことが始めに話されました。高齢化率の高い福島や島根のある村での、冬場だけ子どもの家で世話を受ける『出暮らし』のことや、正月に親と都市部で暮らす子どもと集会所で話しあう『親のことを考える新年の集い』等の開催の事例紹介もされました。佐藤教授は、『家族が支え、地域で育てる福祉が大切であり、自分たちの地域を見つめ直し、点検する。』ことの必要性を説きました。そのために親と子どもへのアンケートから始めたり、「求心力を集め『奥玉なら奥玉のまとまり』をとりもどす問いかけと活動を重ね合わせてみる地域づくりを」とまとめました。佐藤教授は、福島県出身でこの間、奥玉にも数回ほど足を運ばれ、高齢者福祉の研究等でなじみもあり、教え子も多くいることなど話され、身近で有意義な講演会となりました。 「講演の冒頭、暗い福祉を取り巻く現状が話されたが、地域を中心に支え合いの精神を語っていただき、身近にお世話をする人をかかえている中で本当にためになるお話しだった。」と聴講した女性のKさんが感想を話していました。

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