ニホンリス観察の手引き

[一つ前へ][目次][1][2 - このファイルです][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12][謝辞・参考文献][次へ]

| ← もどる | もくじ | すすむ → |

2. ニホンリスは、名古屋のどこに行けば見られますか?

名古屋市近郊にある東谷山、尾張旭市の森林公園と名古屋市の守山区大森の八剣神社、金城学院構内、守山区小幡緑地公園(図1)には、今も野生のニホンリスが生息していることが確認されています。これらの場所では、図2のような巣がいくつも確認されています。東谷山と森林公園ではニホンリスの姿を目撃できることもあります。あなたも、守山リス研究会が開催する観察会に参加すれば、きっといつか目撃できることでしょう。

守山リス研究会では、ニホンリスの保存と繁殖のための条件を調査・学習しながら、森の自然の餌が減少していることから、オニグルミを給餌しています。オニグルミの給餌は、リスを餌付けすることが目的ではありません。東谷山や森林公園にオニグルミを植えたり、アカマツの保存、成育調査などをして、リスが自分で食物を確保できる環境条件が整うまで、現在ここに住んでいるリスの数を減らさないため、期間限定での給餌活動です。今のところ、10年間ぐらいは給餌が必用だろうと考えています。

図1: 東谷山、森林公園周辺の地図

図1 ニホンリスのいる地点とその場所への行き方


[一つ前へ][目次][1][2 - このファイルです][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12][謝辞・参考文献][次へ]

| ← もどる | もくじ | すすむ → |

守山リス研究会の入り口へ