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仮想空間セカンドライフ日本語版とは
仮想空間セカンドライフを始めたい人へのアドバイス
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仮想空間セカンドライフ 動作環境
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仮想空間セカンドライフ動作環境

セコンドライフの公式ホームページでは、推奨動作環境と、最低動作環境の紹介がある。
実はこの最低動作環境というのは、かなり疑問がある。

実際に試してみると判るが、この最低動作環境で動かしてみると確かにプログラムは起動できて最初の画面は表示される。
だが少しでもソフトを動かすとあっという間にフリーズしてパソコンを再起動しなければならなくなる。
「最低動作環境」というのは、もともとソフトが全く動かない環境なのだ。
その上「推奨動作環境」というのもかなり怪しい話し。
かろうじてそれほどにはフリーズせずに動くと言うだけで、これもとてもまともには動かない。
推奨したグラフィックボード、パソコンの性能以下ではきちんとは動作しないという意味合いで使われているらしい。
「推奨動作環境」が、普通の意味での「最低動作環境」と解釈するのが妥当な用だ。
自分のパソコンが最低動作環境に近いと思ったら絶対起動しないこと。
まったく理解しがたい事だが、アメリカと日本の文化の違いなのだろうか。
    (注1) 2007年7月6日にリリースされた最新版のViewer1.17.3では、メモリーリークの深刻なバグが修正されたため、以前ほど頻繁にフリーズする事はなくなった。
    最低動作環境のGeforce2MXで動かしてもフリーズすることも無いようだ。
    グラフィックの性能が十分でない場合は、ディスプレーの解像度を落として800×600程度にしてしまえば、Geforce2MXでもそれほど画像がカクカクすることなく普通にプレーできる。
    とはいってもこのレベルの画質はまるで一時代前の3Dゲーム並で遊んでもとても楽しめない。
    それにこのセカンドライフはバージョンアップの度にバグが増えるのが今までの通例なので、低性能のグラフィックボードを使った場合は次のバージョンでもフリーズせずに無事に動くかは判らない。
    セカンドライフはまだ開発途中なことはいつも念頭に置いておいた方が良い
    (注2) 2007年8月3日のViewer1.18.1のリリース時にVoiceサービスが正式に公開された。
    現在はViewer1.18.2が最新版。
    Voiceサービスの開始に伴ってシステムに大量のバグが加算してしまった様子で、現在のセカンドライフ、普通に使ってもフリーズしてまともには動かない。
    どんな環境ならちゃんと動くかもさっぱり判らないのが現状なので当分システムが安定するまではセカンドライフをやらない事を強くお勧めする。
快適に動かそうとするにはメモリー2ギガ以上、グラフィックボードのVRAM256M以上でGeforce8800かGeforce8600クラスの飛んでもない高性能のパソコンが必要。
それだけの高性能のパソコンでも十分に快適に動く訳ではない。
実際の所フリーズせずに快適に動作するパソコンを持っている人は、余程のマニアで超高性能のゲーム用パソコンを持っている人に限られる。
そんな人は世の中には滅多にいないというか絶対にいない。
おまけにこのセカンドライフ、まだ開発途中でプログラムはしょっちゅうフリーズするのが当たり前。
いつパソコンが壊れるのか分かったものではない。
このセカンドライフ、普通の人が始めようとしたらセカンドライフ専用のパソコンを新たに買うしか楽しむ方法は無い。
パソコンがいつ壊れてもいいと言う覚悟も必要だ。
ビックカメラなどの家電量販店で売られている市販のメーカー品のパソコンにはこれだけ高性能なパソコンは存在しない。
ソニーやNECではオンラインショップでカスタマイズすることも出来るが、カスタマイズの選択肢にセカンドライフに必要な性能の選択肢はない。
セカンドライフ用のパソコンを入手するには、ドスパラなどのセカンドライフ推奨パソコンを購入するか、デルやエプソンダイレクトなどのBTO専門のメーカから買うしかない。
BTOパソコンの購入にはパソコンのハードウェアに付いての専門知識がもちろん必要だ。
セカンドライフ用のパソコンを購入する事自体が、初心者にとっては大変なハードルであることは間違いない。

このセカンドライフのシステム、驚くほど頻繁にバージョンアップが行われていて、その際のバグ修正の箇所もちょっと信じられない数だ。
普通の商用システムでこれほどのバグ修正を繰り返すというのはとても考えられない。
そもそもこのセカンドライフという仮想空間は十分なテストもせずに公開して運用しているシステムなのだ。
このセカンドライフを商売の種にしようと思っている人達は、ここが普通にソフトが動く場所ではないと言うことをよく考えた方がよい。