御座山再登山( 御座山:2,112m ) 2007.04.15 登山



【PHOTO & 記録 御座山再登山 4】

2回目の山で、しかも登ってから少し時間が経ったこともあり、写真と簡単な記録という形式にしました。


狭い尾根をコルまで下ると、 左に北相木村への分岐があり、 そこからはコメツガやシラビソの林の急斜面となった。
こちらは、 先ほどの斜面以上に雪が残っていて凍っており、 歩きにくいことこの上ない。 軽アイゼンを付けるほどではないものの、 注意しないと滑って危ない。 コメツガやシャクナゲの木々に掴まりながらの登りである。 下山時が心配となる。
やがて、 斜面を登り切ったところで、 目の前にきれいな避難小屋が現れた。 以前登った時の小屋とは別物のようだ。 恐らく建て替えられたのであろう。 小屋の前を左に進み、 樹林を抜けると、 そこには岩場が広がっており、 記憶通りに 雨量観測用の小屋の土台跡 が目に飛び込んできた。

頂上到着は 9時37分。
土台跡からさらに岩伝いに先に進むと、 そこには御座山の標識と祠が待っていた。
ここからの展望は遮るものなく素晴らしい。
先客はご夫婦1組のみ。 挨拶をすると、 今日は 富士山以外ほとんどの山が見えると 喜んでおられた。 しかし、 何となく景色は霞んで見える。 冬の冷たい空気の中で見ることができたら、 もっと素晴らしいことだったであろう。

この頂上でやはり一番先に目に飛び込んでくるのは、 八ヶ岳連峰である。
赤岳、横岳、硫黄岳 の連なりはやはり圧巻で、 その左側の 権現岳や右側の 天狗岳 太刀持ち、露払い と言ったら失礼だろうか。

それから、 やはり先ほどと同じように 蓼科山の高みが目立つ。 その右側に連なる北アルプスの白屏風も素晴らしい。
もう少し空気が澄んでいれば、 北アルプスの山々をそれぞれ同定できたのに 大変残念である。

目をぐるりと右に回せば、 唯一木々に囲まれて 視界を遮られている東方面の 木々との境界付近に 両神山が見える。 その特徴あるゴジラの背中のような山容は魅力的である。



御座山再登山 1、  御座山再登山 2、  御座山再登山 3、  御座山再登山 5 もご覧下さい。

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