 | 長いクサリを伝って岩上に出る。
この後、 林の中の斜面を登っていくことになったのだが、 こちら側はあまり日が当たらないのであろう、 融けた雪が凍っており、
歩きにくい。 |
右の写真のように、 アイスバーンがちょくちょく出てくる。
やはり4月とはいえ 山の上はまだ寒いようで、 シャクナゲも葉を丸めておとなしくしている。 |  |
 | 凍って歩きにくい斜面を登り切ると、
御嶽神社の石祠が現れた。 祠は比較的新しい様だが、 一緒に置かれていた鉄剣の方は 昔からあったような感じである。
ここはもしかしたら、 御座山に対しての遙拝ができる場所だったのかもしれないが、 今は周囲を木々に囲まれ展望は利かない。 |
祠の左脇から一旦大きく下ることとなる。
痩せた尾根伝いに岩場を進んでいくと、 左前方に御座山の岩壁が見えてきた。
この写真ではあまりその状況が伝わらないが、 恐らく足下を注意するあまり、 岸壁のビューポイントを逃したらしい。
帰りに、 岸壁が良く見えたので、 ビックリした次第である。
まだまだ距離は遠い。 |  |
 | 再び樹林が切れて周囲の展望が開けると、
今度は 蓼科山の姿と その後ろに屏風のように広がる北アルプスの山々が見えてきた。
恐らく、 穂高、槍ヶ岳から 鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳 へと続く白屏風なのであろうが、 何せ白く霞んで同定が困難である。 |