パッケージ
インストール作業はバージョンが上がると全く違う手順に変更されるのが普通ですので、どのバージョンなのかは重要な意味を持ちます。
ここでは、それぞれ下記に示すバージョンを使います。
 パッケージ  機能    
 Apache 2.2  HTTPサーバ  Apacheのインストール説明へ  Windows版
 php 5.2.6  PHP  phpのインストール説明へ  Windows版
 Smarty 2.6.18  テンプレートエンジン  Smartyのインストール説明へ  Windows版
 Ethna 2.3.5  フレームワーク  Ethnaのインストール説明へ  Windows版
 PEAR  パッケージマネージャ  PEARのインストール説明へ  phpに同梱
 MySQL 5.0.45  DBサーバ  MySQLのインストール説明へ  Windows版
 PEAR::DB  ライブラリ  DBライブラリの説明へ  pearで
 PostgreSQL 8.3.3  DBサーバ  工事中  
 Eclipce  統合開発環境  工事中  

インストール
PHPはCGI言語ですので、実行環境としてHTTPサーバが必要です。
phpのみでは開発効率や保守性がよくありませんので、テンプレートエンジンとフレームワークも使います。
Webアプリケーションではデータベースも必須です。

HTTPサーバには、WindowsのIISもありますが、ここでは標準的なApacheを使います。
データベースは無料で使えるMySQLとPostgreSQLを説明します。

インストールは「HTTPサーバ」「PHP」を入れて設定後の動作確認までを先におこないます。
それから、テンプレートエンジンとフレームワークを入れ最後にデータベースの順番にします。

PEAR
phpには便利なパッケージマネージャが作成されております。
Ethna・Smartyなどもインストールする場合には、それを使ったほうが安全かつ楽ちんです。
phpのインストールが完了したら『PEARのインストール説明へ』を先に目をとおして下さい。

インストールの場所
php関連パッケージとして一ヶ所にまとめることにします。 ( C:\php\〜 )
 パッケージ   パス    パッケージ  パス
 Apache  C:\php\Apache         php  C:\php\php-5.2.6
 Smarty  C:\php\Smarty     Ethna  C:\php\Ethna 
 PEAR  php-5.2.6内に      
 MySQL  C:\php\mysql    PostgreSQL  
 Eclipce  まずJavaが必要      
ご覧のように全てWindowsサーバで構築します。 Linux版の説明はありません。

文字コード指定
最初に環境やソースファイル(*.html *.phpなど)の文字コード指定を決定します。
Windowsの環境で動作させるのでシフトJISにしたいところですが、『EUC-JP』とします。
理由はPHPのデホルトコードがEUC-JPで作成されているからです。
したがって、通常はMSコマンドプロンプトで漢字を表示できません。

また、ここでしっかり決めておかないと後で文字化けで悩まされることになります。