歌について

 

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<トピック>

藤圭子に感銘
(2013.12.23天声人語)

藤圭子

 

藤圭子に感銘(朝日新聞・天声人語/2013年12月23日)

tennsei

 天声人語の筆者が沢木耕太郎の近刊「流星ひとつ」を読み、藤圭子が実は冷徹なプロ意識の持ち主だと知り、感銘を受けたという。私は違う感想を持つ。そうだからこそ、彼女は自分を追い詰めてしまったのだと思う。

 彼女は彼女に対する世間のイメージを好きではなかったらしい。それも歌を歌わなくなった理由のひとつのようだが、ポリープを手術して自分の声が変わってしまったのが大きな理由と言っている。天声人語では、ただ「それほど大切にしていた声をあるとき、ある理由で失った」としか書いていないので、彼女の残念さが響いてこない。残念である。

 

沢木耕太郎著/流星ひとつ(2013年10月、新潮社刊)