やっべ,端末を再起動してもカードを抜き挿ししてもnanoSIMカードが認識されなくなった。もはやこれまで。しょーがない,eSIMに移行しようではないか。
eSIMはオンライン申請で完結し,即日発行である。申請頁の入力項目をぽちぽち埋めていって最後のひとつ,SIMスロットのEID(32桁)を入れなさいというので躓いた。EID? 初耳だな。ケータイの[設定][SIMステータス]に書いたあるとガイダンスにある。IMEI(15桁)じゃなくて? SIMステータスの項は「該当なし」になってるんですけど。SIMカードに書きこんである情報なのかな。そしたらSIMカード読めないとおしまいやんけ(SIMだけにoSIMai)。つ・詰んだ……。
萬事休したので取りあえずIIJのサポートにEIDわかんないんですけどと問合せメールを投げた。うーん,解決は望み薄だな。最悪ケータイの買いかえか,その前に物理SIMカードを再発行してもらって不具合がカードなのかケータイなのかを切り分けるか……。
再装填や再起動で何度が復活してるんだから,微っ妙な接点不良なのだろう。ふと思いついてSIMトレイをケータイに押しこみきらず,コンマミリ浮かせるように挿入してみた。接点が定位置からほんの僅かずれて新鮮な接続になるかもと期待したのだ。I
dig it! 認識したのよnanoSIMカードを。
やでうでしやとケータイの第1スロット(物理SIMカードを挿す)情報を開けてみると,あっ,何と言うことだ,[EID]の項目自体が存在しない。こりゃあ酷い。どういうことなの。空いている第2スロットは「該当なし」だし……,って,あれあれあれ? 第2スロット情報はいま見えてる画面の下に続きがあるぞ。そうしてスクロールしてみて初めて[EDI
xxx(32)xxx]の値を発見したのだった。
ここにおいておれは己の勘違いを悟った。EIDはeSIMを紐づけるハードウェア情報だから,元よりeSIMを設定する第2スロットを参照しなければならなかったのだ。先にチラ見したときは第1スロットと違ってスクロールした先にまで項目があるとは思いも寄らなかったのだ。SIMカードを認識しなくて「該当なし」なのだと思考停止してしまった。まことに面目ない。
EIDが判明して恙なくeSIM申請を終えた。コピペできなかったからEIDの数字32桁をいったん紙に書き出してぷちぷち転記入力せんならんかったがな。それが営業時間外の夜中だったんで,審査はまた,あーしたのココロだ。