【作家周辺の人の好エッセイ やっぱり文才って遺伝するのでは...

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ひとこと

藤原正彦
若き数学者のアメリカ

新潮文庫

1981

新田次郎の息子さん
断然面白い。 モノ凄く共感をもてる本。これから留学する人にお勧め

  同
遥かなるケンプリッジ

新潮社

1991

イギリス生活の生々しい迫力あり。息子の学校の校長へ談判に乗り込むところ が圧巻

  同
数学者の休憩時間

新潮文庫

1993

子供の出産立ち会いのこと、論理と情緒のこと、楽しみながら考える

阿川尚之
アメリカが嫌いですか

新潮文庫

1994

阿川弘之氏の長男
藤原正彦「若き数学者のアメリカ」と比較して読むと面白い

阿川佐和子
無意識過剰

文芸春秋

1999

阿川弘之氏の長女
エッセイストとして活躍中

壇ふみ
ありがとうございません

日本経済新聞社

1998

壇一雄氏の長女
阿川佐和子さんとの往復エッセイが人気沸騰

夏目鏡子述、松岡譲筆録
漱石の思い出

文春文庫

1998

漱石の奥さん、長女筆子のご主人
家庭人としての漱石。 鏡子さんを悪妻とは私は思わないのだけれど...

半藤一利
漱石先生ぞな、もし

※「続漱石先生ぞな、もし」あり

文芸春秋

1992

漱石の長女・筆子の、娘のご主人
新田次郎文学賞
等身大の漱石。 楽しく、かつ面白い。漱石作品を理解するのにも役立つ

松岡陽子マックレイン
「孫娘から見た漱石」

新潮選書

1995

漱石の長女・筆子の娘さん、つまり孫
叔父・叔母から 聞いた肉親としての漱石+客観的にその作品を通してみた漱石。だからこその漱石の肌触りが感じられます

半藤末利子
夏目家の糠みそ

PHP研究所

2000

漱石の長女・筆子の娘さん(四女)、つまり孫
漱石・鏡子夫人に関わること、及び周辺雑事のエッセイ

中野利子
父中野好夫のこと

岩波書店

1993

中野好夫の娘さん、=土井晩翠の孫
1993年日本エッセイストクラブ賞
中野好夫の人間として の姿を実感

青木 玉
小石川の家

講談社

1994

幸田露伴のお孫さん=幸田文の娘さん
露伴、文、玉の同居生活。 3世代の家族の姿と、名文を味わう楽しみ

  
帰りたかった

講談社

1997

前著のような幸田家三代にわたる緊迫感はなく、著者の思い出語り

青木奈緒
ハリネズミの道
講談社

1998

南ドイツに留学し、学生寮で過ごした1年を描く青春記

山口正介
ぼくの父はこうして死んだ−男性自身外伝−

新潮社

1996

山口瞳の息子さん、アノ庄助氏!
山口瞳 ファミリーの壮絶な闘病記。自分を病気にしてまで作品の材料にしていた山口瞳の最後は、やはり..

遠藤展子
藤沢周平・父の周辺
新潮社

2006

藤沢周平さんの素顔に触れることの出来る微笑ましいエッセイ本

 


 

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