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4.まだふみもみず 7.けっこん・せんか |
●「ありがとうございません」● ★ |
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2001年04月 1998/12/19 |
ダンフミさん2冊目のエッセイ集とのこと。収録エッセイはかなり長期にわたっています。1992〜1997年、日経新聞+日経流通新聞に掲載されたもの。
ダンフミさんを最初にTVで見た頃、如何にもお嬢さんらしい人でした。ご本人には失礼ながら、それから20年近くも経つと随分イメージも変わります。 ありがとうございません/心の支え/嫁入り前/幸運な女たち |
●「ああ言えばこう食う」(阿川佐和子・共著)● ★★ 第15回講談社エッセイ賞
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2001年06月
1998/09/29 |
“口から生まれた双子座”ダンフミと“天然の饒舌”アガワサワコのお二人による往復エッセイ。 文庫化に伴う追記 |
●「ああ言えばこう(×嫁)行く」(阿川佐和子・共著)● ★★ |
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2003年05月 |
前著「ああ言えばこう食う」が絶賛だったことから、2匹目のドジョウを狙った続編
“往復エッセイ
”
。
前著は、予期しない面白さ!というのが魅力だったのですが、さすが2冊目ではそれは通じず、予期した範囲内の可笑しさに留まってしまいます。壇さんの“おっとり”過剰も、もはや既知のこととなってしまいました。
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●「まだふみもみず」●
★
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2003年08月
2000/12/25 |
ダンフミさんと、阿川佐和子さんのエッセイを何故好んで読むのかというと、お2人には同級生的な親しみを勝手に私が抱いているからです。本書も、そんなことから読んだ一冊。 イギリスはあやしで満ちている/オーストラリアでのあさましな初舞台/アフリカ、カナダ、旅はゆかし/日本の醍醐味はすずろなり/恋をしたら何もかもがあはれでをかし/父・壇一雄とのいとかなしな別れ |
●「太ったんでないのッ!?」(阿川佐和子・共著)● ★☆ |
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2007年05月 |
阿川佐和子+檀ふみというコンビ、すっかり定着してしまいましたねぇ。本書も、このコンビあってこそのエッセイ、という印象です。 |
●「父の縁側、私の書斎」● ★☆ |
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2006年09月 2004/02/10 |
帯にある阿川佐和子さんの紹介文は次のとおり。「この家には、私の知らないしっとりと美しいダンフミが住んでいる」 父君・檀一雄氏の思い出に関する部分(「父の縁側」)が書き下ろし、ダンフミさんの屋根裏部屋兼書斎を初めとした自家に関する部分(「私の書斎」)が雑誌「モダンリビング」の掲載文、という内容のエッセイ集です。 能古島の家(月壺洞)/建てたそばから後悔は始まる/石神井の家(瓦全亭)/他人の住まいはよく見える/離れ(奇放亭)/思い出は日ごとに美しい/死んだ親があとに遺すもの/モノは限りなく増殖する |
●「けっこん・せんか」(阿川佐和子・共著)● ★★ |
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2007年06月
2004/03/30 |
阿川佐和子・壇ふみコンビによる共著の4冊目、そして初の対談集。 はじめに/あのとき、アンタは若かった/いま、結婚したい・・・/私たち恋上手です/日米お見合い摩擦/お楽しみはこれからよ/ダンさんは性欲強いほうですか/もう愛の話は聞かないで/それでもお皿は回る/結婚なんて、ばっかみたい/アガワは「火宅の人」の隠し子だった/いまどのくらい不幸?/言っていいこと、悪いこと/若けりゃいいてもんじゃない/タブーを破って「男」の話/親が小説家だからお嬢さま? |
●「どうもいたしません」● ★☆ |
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2007年08月
2004/12/30 |
TVで檀さんを見かけると、いかにもNHK好みの、楚々とした和風美人女優としか思えないのです。 本書は、日経流通新聞掲載のコラム「ありがとうございません」の1998.1〜2004.4分を収録したもの。本書を読むのはずいぶんと遅くなってしまいましたが、読み始めると、とにかく楽しい。 本書中、思わず笑い出してしまったのは「悲しき雨女」「朝の夕焼け小焼け」の2篇。 女優道/オバサン界に涯なし/めぐり逢えない/ほっといて/大バカの壁 |
9. | |
●「アガワとダンの幸せになるためのワイン修行−ゴージャスワイン編」● ★★ |
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2005/12/11
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図書館にたまたま入庫していたので借り出した一冊。 有名ソムリエ+αが毎回入れ替わって登場し、サワコさんとダンフミさんにワインの手ほどきをするという趣向。 最初の方は行儀良かったサワコ・ダンフミさんも、5回目の江川卓講師あたりからかなり遠慮がなくなり、平然と脱線もするし、講師が苦笑させられることも多くなってきます。 ※ワイングラスによってワインの味がそうも変わるとは、思ってもみませんでした。いやー、勉強になった。 違いがわからぬオンナたち.赤ワインを嗜む(ソムリエ:仲田勝男)/白ワインの華麗なる変身。危うし、赤ワイン(若林英司)/ロマンスと誘惑のシャンパーニュ(広瀬一峰)/熟女二人、古酒を味わう(山本博)/江川氏に学ぶワインと男の選び方(江川卓)/友達とワイングラスは大きいに限る!?(若林英司)/イタリア最高峰のワインついに登場(黒田敬介)/アガワとダンの幸せワイン(中本聡文) |
●「アガワとダンの幸せになるためのワイン修行−カジュアルワイン編」● ★★ |
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2007/01/06
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今回は上記の「ゴージャスワイン編」に代わって「カジュアルワイン編」。 サワコさん、ダンフミさんのおしゃべりは相変わらずというか、ますます絶好調。講師の先生たちに遠慮する気配は少しあるものの、すぐに言いたい放題の名コンビを発揮し、ワインの薀蓄と合わせて楽しいことしきりです。 芸能人等々を羨ましく思うのは、世界のあちこちに仕事で行けること、めったに食べられない美味しいものを食べられることですが、本書のワイン修業も同様。こんなにいろいろなワインを、しかも懇切丁寧な解説付きで味わえるなんて、フツー人には得られるものではありません。 めぐりあえなかったワインたち(ソムリエ:後藤聡)/ブルゴーニュの女改め、中華な女(高橋時丸)/男もワインも掘出し物が一番!(吉岡慶篤)/南イタリアの「おらがワイン」(渡辺陽一)/初恋の人、キアンティとの再会(金子眞治)/安くておいしいスペインワイン(畠盛敬二)/お見それしました。スパークリングワイン殿(渋谷康弘) |