箱根山日記 2000年10月〜11月分

[目次]


2000年11月30日(木)

 昨日の日記で「胃カメラを飲むのだ!」と力強く宣言したは良いけど、ぢつはここに大きな問題があった
のを忘れていた。

 僕は嚥下反射が異様に強いのだ。ようは咽に指を入れたときに「うげっ」とくるあの反射のことです。

 数年前、誤って煙草の吸い殻入り缶コーヒーをぐいっと一息にやってしまい、胃洗浄をやらなければいけ
ないことになったのですが、洗浄用の管を通す時この反射が強すぎてなかなか管が通らずえらい難儀をした
のです。管を通そうとしてもたちまち「うげげげげ」。医師も何とか通るように八方手を尽くしますが、僕
はあいかわらず「うげげげげげげげげ」。涎鼻水涙は滝のように流れ落ち、既に抵抗する気力も体力もない
はずなのですが体は勝手に「うげげ」と反応してしまいます。
 医師も看護婦も困り果てて最後の方には少し笑っていました。医師も困っただろうけど、本人はもっともっ
と困ったのだ。しまいには急性ニコチン中毒によるぎぼち悪さより、嚥下反射によるずるずるげぼげぼですっ
かり死んでいました。

 これと同じ状況がもう一度繰り返されると思うと恐怖以外の何モノでもない。検査の結果が悪く出るよりも
その過程の方が怖かったりします(笑)

 ああどうしよう(真剣に)

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2000年11月29日(水)

 今日は初の人間ドック。腹を空かしながら受検会場へ。

 胃のレントゲン検査ではレントゲン技師の「若い人は良く動いたほうが奇麗に映る」とか言うことで、
検査中、ひたすらレントゲン台の上を転がり続ける。こんなことは初めて聞くし、以前やった時にはこ
んなことはなかったぞと思いながら言われるままに回り続けていたらすっかり疲れてしまいました。
 さて、気になる受検結果はと言いますと、まずはコレステロール値が高い。これは日ごろの食生活と
運動不足から来るものでしょう。分かっちゃいるけどねぇと言ったところです。それから昨日の日記に
も書いた腎臓系はどうだったかというと、尿蛋白は検出されたものの、顕微鏡で調べた結果は「それほ
ど気にするほどではない」とのことでした。やれやれ一安心です。でも「気になるなら一度専門医に診
察を受ければよい」とのアドバイスに従い、次回の通院時に僕がかかっている科のお隣で受診すること
にしました。それからレントゲン台の上を元気よく転がったの功を奏したのか、胃にポリープが発見さ
れました。これは僕がお世話になっているS先生がその道のプロなので、やはり今度の通院の時に相談
することになりました。
 結果はもっと真っ暗を予想していましたがそれほどではなかった(十分やばいでしょうか?(笑))
のでやでやでです。まぁ胃のポリープは余計でしたが(笑)

 

 病院の帰りにラオックス秦野店へ寄りました。AI麻雀の旧版の再販版があれば購入しようと思ってい
たのですが残念ながらなし。こういうところは田舎の悲しさですねぇ。
 これとは反対に、新装オープンした厚木ソフマップにもインターネット通販でも在庫がなかった「ファ
イヤーワイヤー&ユーエスビーPCIカード」が売っていました。値段も通販と変わらない。実は通販で入
荷次第購入でオーケーの約束になっているのでうげげです。こういうところは田舎の美点かな(笑)

 

 検診の待ち時間にもって行った本を読むのに飽きたので「Mac People」を購入。面白そうなオンライ
ンウエアもあったしちょうどよろしい。でも考えてみると「これは!」と思うオンラインウエアが収録さ
れた付録CD-RがあるのでついついこのMac雑誌を買うことが多いのだけど、インストールしないことの方
が多いのよね。こうしてCD-Rと本が溜まっていってしまうのだなぁ(^^;)

 

 ファイヤーワイヤーで思いついたのですがAppleのDV編集ソフトの名作iMove2。Appleストアからの
ダウンロード版しか販売してないんっすよね。最近のファイヤーワイヤー搭載モデルにはバンドルされて
いるけど、パッケージ販売はしてないんだよねー。僕のように旧モデルにカード突っ込んでDV編集しよう
とするものには辛いよなー。ダウンロードには56kで1時間はかかるらしいし、ちんたらやっとれんものねー。
一応うちはINS64だけれどもあんまりかわらんものねー。なんとかしてよーあっぷるぅ。


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2000年11月28日(火)

 今日は時差出勤だったので、出かける前に玄関間付近で今日の箱根山の姿をデジカメで撮影。
 露出の補正をかけたり気張ってみたけどやはり人間の目にはかなわないようだ。

 視界の端にぼんやりと映っている景色や色が感受回路に影響するもんではないかと考えた。
 医学的な根拠もない素人考え。

 ここ1〜2年ほど、色や音や風に対する五感の感度がアップしているようでならない。
 空を渡る白い雲を見れば感動し、夕日に赤く染まる空を見ては涙を流してしまうのだ。

 昨日モバギの日記ネタ帳を見ていたら、「車をいざ出さんとしたときに耳に届いたリアガラスを流れる
雨の滴の音。鈴の音のごとく一服の涼風を運ぶ。この軽やかで透明な音は二度と聴けないかもしれない。」
とあった。こう書いてみると結構、赤面である。

 明日は初めての人間ドック。明日になれば飲食はもちろんのこと煙草も吸えないのだ。
 今日のうちに吸いだめをしておこう(笑)
 でも、明日の検査結果が出るころには青い顔をして「禁煙禁煙・・・」と力なくつぶやいている自分の姿が
見えるのが悲しい。
 もっと恐ろしいのはここ何回かの健康診断で尿蛋白がでているのだ。腎臓に何か障害がでているのであろう
か?物を言わぬ臓器と言われているだけに怖い。今日だけでも良いから何かしゃべってくれないだろうか(爆)

 怖くて今晩は眠れないかもしれない。あぁぁ。小心者の自分が可愛い。

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2000年11月27日(月)

 掲示板には友人知人の方が結構書き込みをしてくれていて嬉しいかぎりです。しかし、肝心の日記は少し
気を抜くとすぐに一週間くらいは平気で更新が滞ってしまう。いかんいかん。

 僕が毎日訪問する日記のホームページがあります。NGPの友人のゴン爺ぃさんのフラギレプチ日記です。
両ページともほぼ毎日更新されているので訪れるのが楽しみであると同時に畏敬の念が尽きません。
(やっぱ日記のページはかくありなんっす。)

 後者のプチ日記は下ネタの時の乗りは腹を抱えて笑ってしまうほどの切れ味です。是非一度ご覧遊ばせ。


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2000年11月26日(日)

 腰も痛いし、ボーイスカウトでの暴走(?)がたたってか筋肉痛のため、一日中寝ている。エイリアン通り
(成田美名子)を全巻読破、夜は久しぶりに筒井康隆の「霊長類南へ」を読む。

 寝ているのは良いのだが、それはそれで腰が痛くなるのには参った。八方塞がりとはこのことであろうか。
あまり的確な言葉ではないかしらん?


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2000年11月25日(土)

 午前中はボーイスカウトの集会。腰が痛いにも関わらず暴走(?)子供と一緒になって飛んだり跳ね
たり。始まるまでは結構気が重たかったりするが、始まったら子供たちが可愛いので痛みも忘れてつい
ついこちらもヒートしてしまう。こりゃ、明日が大変だぞと独り言。

 午後から母校のラグビーの試合をテレビで観戦。日大にやっとのことで引き分け。リーグ戦三位が確定。
相変わらず反則が多い。勝てるゲームを反則で落としたかなって感じ。大学選手権の組み合わせが決まった。
リーグ戦三位は第一回戦は関西三位と二回戦は関東対抗戦一位とだ。二回戦は前年度の学生チャンピョン
慶応大学との対戦である(一回戦を無事に突破してでの話ですが)。とにかく反則を少なくしましょうよ。
今の半分にするだけでももっと楽な試合運びができるでしょうし、波にも乗っていけるでしょうから。こん
なことは僕が書かなくても十二分に分かっていただけていることでしょうけど(^^;)

 あとは僕らが学生だったころのチームからは想像もできないほどスクラムや密集戦が不安定ですね〜先日
の関東学院戦では恐らく史上初のスクラムトライを許してしまったし。スクラムやラック・モールを大きく
割られてしまう母校の姿は何となく見たくないような気がします。

 まぁとにかく頑張って国立で一暴れしてください。ファイトだ大東!


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2000年11月24日(金)

 昨日砕けてしまった腰がまだ痛い。ある程度回復するまでに一週間ほどかかるだろう。僕は腰にメスを
入れているので、結構腰痛のオーソリティなのだ。

 就業後、職場近くのお寺さんの大住職の葬儀の手伝い。寒い中で2時間程たちんぼでいたせいか腰痛が
悪化。同じく手伝いできた後輩を無線でからかう。これは楽しかった。僕は無線偏愛家でもあるのだ(笑)

 今日は全然とりとめのない話になってしまいました。

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2000年11月23日(木)

 妻の両親来箱。

 談笑などをしつつ、14時からラグビーの早慶戦をテレビにて観戦する。あちらにお邪魔してもそうなの
だが、結構お互いにかまいっこなしである。気楽なつきあいをさせてもらっていてやでうでしや。と言い
つつ結構気を使っていますが(笑)なんせ僕の奪いあいになったりもするもんで(爆)

 さて、早慶戦。慶應の圧勝かと思いきや、後半の途中まで僅差のゲーム。早稲田の防御が良かったのか、
慶應の調子が悪いのか。僕は前者だと思うのですが如何でしょうか。

 最終的には大差が付いたゲームにはなりましたが、ここ数年の早稲田のゲームの中では一番だったのでは
ないかしらん?この分だと次節の早明戦では久々に早稲田に勝利の女神が微笑むような予感がします。まっ、
あくまで素人の勘です。はい。

 話かわって就寝前、iMacでトランプゲームに打ち興じていた妻が立ち上がろうとしたが、足が痺れて立ち
上がれなかった。身重なので余計に大変なのであろうと僕は止せばよいのに(この日は少し疲れ気味だった)
妻を抱え起こした。その時、「ぴきっっ!」と僕の腰は砕けたではないか。

 もう既に妻を抱え起こすどころの騒ぎではない。自分の砕けた腰を支えるので精いっぱいなのだ。

 見てくれの割に力のない虚弱体質の僕としてはええ格好などせず、おとなしく静かに日々を送るほうがよろ
しいようだ。

 でも、やっぱりやるときはやりゃにゃあねぇ。

 
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2000年11月22日(水)

 竹内まりやのライブCDが発売になったので買いに走る。

 昔懐かしのティン・パン・アレーが一部再結成して「Tin Pan」なるアルバムを発売したので、これも
同時に購入するのだ。

 ティン・パン・アレーと言えば74年に発展的解消したキャラメル・ママにかわって生まれたサウンド・
クリエイト・チームである。メンバーは細野春臣、鈴木茂、林立夫、松任谷正隆。言わずとしれた日本を
代表するミュージシャンである。この他ゲストとして参加しているミュージシャンがこれまた凄い。

 今井裕、岩沢幸矢、岩沢二弓、大貫妙子、久保田麻琴、桑名マサヒロ、桑名ハルコ、小坂忠、後藤次利、
斉藤ノブ、佐藤博、高中正義、浜口茂外也、松任谷由美、南こうせつ、南佳孝、矢野顕子、山下達郎などなど。

 今回、細野春臣、鈴木茂、林立夫の三人で復活したのだ。ゲスト陣も当時に勝るとも劣らない陣容である。
上記に忌野清志郎、吉田美奈子等が加わったと思っていただければよろしいかと思う。こうなればもう期待
はますます膨らむばかりなのだ。

 家に帰ると(昨日もこんなところがあったな(^^;))相当気合いを入れて竹内まりやのCDを聴く前に聴いて
みた。

 結果は見事撃沈。当時の音っぽく作ってはいるように僕には感じられるのだけれどもいかんのである。
70年代の作品の方が今聴いても圧倒的に新鮮に響くのだ。

 なんちゅーんだろうか。今のところ復活したティン・パンの楽曲を聴いていてもあまり楽しくはないので
ある。もう少し聞き込むと「おおっ、これはこれは」と思うようになるのかもしれないが、取り敢えず初感
ということで。

 ※「Tin Pan」細野春臣、鈴木茂、林立夫(RWCL-20009 \3,045)

 ※参考「TIN PAN ALLEY HISTORY」(クラウンレコードCRCP-28046 1-2 \3,800)

 
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2000年11月21日(火)

 仕事帰りに妻と小田原で合流。先日、妻の実家に行ったおりに義父からデジタルビデオカメラをもらったので、
テープなどを買いに近くの家電店へ。職場で使っているMac用のADBマウスの調子が悪いのでこれも購入するこ
とにした。

 ちなみに僕は数万円のハードは平気で買えるが、数千円のマウスは買えない男である。故に今回のマウスの予
算の上限を税込み二千円に設定した(笑)

 候補は二つ。880円のMacでも使える2ボタン+スクロール付きUSBマウス。もう一つは980円のWindows用
4ボタン+スクロール付きUSBマウスである。

 後者はMac用のドライバがないのでどうするか迷ったが、シェアウエアのUSBドライバもあるし、MSのインテ
リマウスのドライバでうまく行くと動くのではないかという甘い期待をいだいてこちらを購入した。うまくいけば
4ボタン、しかもスクルロール付きマウスが980円で手に入るのだ。ぐははなのだ。

 さて、早速家に帰ってぱわぶにぶち込んでみました。動作はします(あたりまえか)。まずは一安心。次にMSの
Mac用インテリマウスのドライバをインストールしてみました。再起動してコンパネで確認すると認識していませ
ん。あややです。気を取り直してMac雑誌付録のCD-Rから汎用のUSBドライバをインストールしてみました。ほと
んどのスクロール付きマウス、ジョイスティックなどが使えるようになると「りーどみー」には書いてあるではあり
ませんか。期待は大です。しかし、結果はNG。設定した通りにはマウスは動いてくれません。うむむむむ・・・です。

 さらに失意の男はばーちゃるPCを起動しました。Win用のドライバは附属しているのでWinの環境なら動くに違い
ありません。きっとそうなのです。これまでの回り道はここでの感動をより大きくするための序曲にすぎないのです。
「あぁ俺って詩人だ〜」すでに頭がバラゴン化している男には何を言っても無駄です。

 ドライバのFDを使ってインストールを試みましたが結果はだめ〜!インストールの最後でエラーでこけまくりっす。

 あああぁ、僕の980円を返せ〜!失われた数時間を返せ〜!ぐすん!我泣きぬれてカニとたわむる。ぐひ〜ん!

 結局欲張って4ボタンマウスを購入しましたが、単に使いずらい1ボタンマウスとして活躍しております。

今日の小さな教訓

※欲張らないこと

※ドライバ付き(またはインターネットで配付を行っている)の製品を選ぶこと

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2000年11月20日(月)

 つい先ほど内閣不信任案が出されたようです。
 今日は宿直なのですが、眠りにつくまでには大勢が決まるようで。
 古来、日本では政変があるときは雪が降ると言いますね。今夜は大荒れになるでしょうが流石に雪は降らないで
しょうね。
 と言うことは、不信任案可決とか、解散総選挙はないのかな(笑)
 加藤氏には天の利が足りなかったのか。うーん。
 こればっかりは終わってみなければよーわからん。

 この与太日記には政治の話は似合わんか(苦笑)

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2000年11月19日(日)

 午前中から午後を少しとボーイスカウトの倉庫の片づけ。少し早い年末大掃除と言ったところか。
 ぼろぼろになったナタとか年代物の中華鍋とか結構思いきって捨ててしまいました。しかし、使えそうもない
発団当時のテントなどは不思議と捨てられないものですね。これが無くなるともう少しスペースもできるのだが(爆)
 そういや、今、僕が結婚するまで使っていた部屋の大々的な片づけをしているのですが、ここでも出ました年代物。
会社勤めを始めてから付き合っていた彼女からもらった手編みのセーター!んっげっす。
 袖や首まわりなどはびろびろに伸びて、流石にもう着られないのだけれどなぜか捨てられなかったんだねぇ。これが
10年以上日の明かりを見ることがなかった開かずの扉の中から出てきたのには流石に驚きましたね。
 まわりの話を聞くとこの手の物はやはりなかなか捨てられないものらしい。男の方がいつまでも甘酸っぱい夢を見た
がるものなのかもしれない。皆さんはいかがでしょうか。

 そろそろ大学ラグビー各グループでの闘いも佳境に差し掛って参りました。
 我が母校、大東文化も今日の流通経済大学戦に快勝(失点は相変わらず多いですが…)し、四勝二敗でほぼ大学選手
権への切符を手にしたようです。やれ目出度や。
 前節の関東学院戦も後半はなかなか良いできだったし、大学選手権へ向けて台風の目になりそうな勢いです。頑張れ
母校!押せ押せ大東!
 ここのところ母校は低迷している(昨シーズンは大学選手権ベスト4でしたが)せいか、はたまたラグビー人気が低下
の一路を辿っているためなのか、母校の所属するリーグ戦はなかなかテレビ中継をしてもらえません。
 今年は妻も身重のため、生観戦もできないので忸怩たる思いで新聞報道やネットでの情報を眺めていたのですが、ここ
に救世主の登場!Niftyのパティオで知りあった友人がスカパーに加入していて、母校の試合で中継があるときは録画を
快く引き受けてくれたのです(強引に押し切ってと言う噂がないわけではありませんが(笑))。そのおかげで先の関東
学院戦も見ることができました。快勝した流通経済大学戦もビデオで見ることができそうです。いや本当に嬉しいですね。
生観戦はできませんが、友人のおかげでなかなか充実したシーズンを過ごすことができそうです。

 てな訳で友情に乾杯!

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2000年11月18日(土)

 もうじきJrが生まれてこようとしているので、結婚後使っていなかった旧僕の部屋を片づけている。
 なんせ、数年間掃除をしていないし、引っ越しの荷物を強引に押し込んでいたたこ部屋なので、ちっとやそっとでは
片づかない。
 片づけていると色々お宝グッズが発掘された。どこぞの遺跡は偽物だったりしたがこちらは正真正銘のお宝である。
と言ってもあくまで僕にとってのものであるが。
 なかでも貴重だったものは中学生の時の通知表である。しかもテストの成績表だ。「落ち着きがない子である」とか
「子供にしては老成している」などと書かれたいわゆる通信簿ではない。テストの結果で学年中何番などとが冷徹に数
字で表されているものだ。これがなぜか一冊だけあった。
 恐る恐るひろげてみるとこの成績表だけが生き残った理由がすぐにわかった。単純なことである。この時期の成績が
自分でも驚くほど良かったからだ。全世界に向かって発信するのもかなりおこがましいが、全学年で最高三位。銅メダ
ルである。高橋のQちゃんにはなれなかったが、有森さんくらいにはなれたのである。あれ有森さんは銀メダルでした
か?とにかく当時の自分を褒めてあげたいのである。(ばか)
 その後、当時優秀だった男はどうなったかというと、驕れる平家も久しからずの例えどうり、高校生活で自由気まま
な放蕩生活を送った結果、今こうして与太日記を綴る毎日を送っているのだ。

 話は何だかわからなくなりましたが、こうしたお宝を前にちっとも片づけが進まない僕でした。

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2000年11月17日(金)

 昨日は例の火災事故の影響で国道の機能がマヒしていたため、電車で通勤しました。
 久しぶりに愛機PowerBook G3をBACKPACKのディパックに詰めて背中にしょって歩いていきました。
 久しぶりのせいもあるでしょうが、いや、実に腰にきます。きまくりです。
 PowerBook G3の重さを十二分に体感できると同時に体力が著しく低下していることも痛感できました。
 流石はApple。健康のバロメーターにもなるし、PowerBook G3を毎日しょって歩けば健康増進も間違いなし!
 うーん。しかしこんなことでいいのであろうか…健康が増進される前に腰が砕けそうです(爆)
 (PowerBook G3は結構発熱します。でも寒いこの時期、膝Macをしていると暖かくてとてもいい具合です(再爆)
 
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2000年11月16日(木)

 本日未明、近所の観光ホテルで大火災がありました。テレビでもニュースを大分賑わせた(親類縁者からの安否
問い合わせの電話が結構ありました)ようですが、死者が出なかったのが不幸中の幸いです。少しでも早い復旧を
願ってやみません。
 さて、私ですが諸々の関係で午前四時に非常呼集が掛かり現場へ出動しました。
 現場は既に消火活動の真っ最中で私めも微力ながら救済活動に加わったわけです。
 火災現場は隘路でもあり消防車も進入できませんでした。地元消防団、消防署も必死の消火活動を展開しますが、
先の状況もあり、なかなか思うように進みません。出火から6時間が経過した午前9時を過ぎてもまだ火がくすぶって
いました。観光地でもありますので被災者の方々への援助も地元自治会を筆頭にがんばりました。状況については
もっと色々書けるような気もしますが、被災者の方々、当事者であるホテルの方の心情を考えると筆がどうにも進
みません。心からお見舞い申し上げます。今回不幸にも災難に遭われてしまった皆さまもまたいつの日か箱根に来
ていただけるとわずかですが手伝いをさせてもらった一人としてはこれ以上の喜びはないのかもしれません。
 
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2000年11月15日(水)

 数日間妻が出産後の準備のため、東京の実家に戻っていたが、この日帰ってくる。
 せっかく東京まで出たのだから帰りに新宿で用を足してもらうことにした。
 僕の愛用している時計(妻からのプレゼント)はカルバンクラインというスイスの時計である。デザインがすごく
気に入っているものだ。
 その時計が壊れてしまった。ストップウォッチの秒針の静止位置が11時57分くらいを指してしまうようになった
(正常な位置はもちろん12時である)。ストップウォッチなどは普段ほとんど使わないから良いのだが、見てくれが
やはりかっちょ悪い。僕はある部分はものすごくズボラだが、ある部分はめちゃめちゃ細かかったりするのだ。
 そんなこんなで取り敢えず近所の時計屋に修理に出したが、パーツ交換の必要があるが、正規代理店でないと部品
が入ってこないのでうちでは修理できないと言われてしまった。店主の話だと買った店なら大丈夫だろうとのことで
文頭に話がつながるのである。
 さて、妻が新宿の購入店に修理の話を持っていったところ、部品交換でなんと二万八千円もするというではないか。
げろげろである。第一、二万八千円といえばそこそこの時計が買えてしまうではないか。「おのれカルバンクライン
め!」と先日からマツダを罵ってみたり、ケンウッドを罵ってみたり僕も色々大変なのだ。
 さて、懸命な妻は僕に電話をしてきた。「どうする〜?」、答えは決まっている。「やらんでええ…」
 今日の結論は時計はやはり日本製品が良い。

(でも、デザインはあちらのものの方が良いのよね…)

 
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2000年11月12日(日)

 現行のカーステレオの調子がどうにもこうにも悪くなったので、純正のカーステレオに戻そうと日曜の午後、部屋
の片づけの手を止めた男はフトそう思った。
 調子の悪くなったカーステレオは数年前、某ケンウッド(どこが某だ(^^;))のカセット・アンプ+CD・イコライザ
ーシステムに換装したものだ。
 本当は2DINタイプのものを購入しようと思っていたのだが、我が愛車ファミリのコンソールは見かけは2DINあるが
その実態はなんと1.5DINしかなかったのである。これでは僕の欲しかった(しかも安い)2DINタイプは装着ができな
いのだ。「おのれマツダめ!」と罵ってはみたもののそれで2DINが装着できるわけではなく仕方がなしに現在のシス
テム(1DIN×2)を購入したのだ。
 しかし、住めば都、痘痕も笑窪、破鍋にとじ蓋、郷に入っては郷に従え、嫌よ嫌よも好きのうちでイルミネーション
はファミリアにばっちり合うし、機能や音もまずまずだったので結構小躍りしながら使っていたような気もする。
 さて、そのシステムがどうやら破壊された。カセットテープを突っ込んでもすぐに吐き出されてしまうのだ。ひどい
時には中で突っかかって取り出すのに非常に手間がかかるようになってしまった。
 最近はテープを聴く機会がめっきり減ったので支障がないようにも思えるがそうではない。パソコンで焼いた音楽CD-R
が某ケンウッドのCDデッキでは再生できないのだ。(最近の機種ではCD-R対応をうたっているようだ)「おのれケン
ウッドめ!」と罵ってはみたもののそれでCDが聴けるようになるわけではないのであきらめて十年ほど前に購入したディ
スクマン(正式名称おばカーディスクマン)を引っ張り出し強引に設置して使用しているわけなのだ。このためにDC-AC
コンバータも購入し、下手をすると新品のシステムが購入できるくらいお金をかけているのである。
 話が樹海に入り込みそうなのでもとに戻しましょう。とにかく今のっかっているシステムを引っこ抜いて純正のシス
テムに載せ換えるだけである。以前ちらっと見た覚えのある(探したけどどうしても見つからなかった)配線図の様子
ではうまくすると純正システムにCDだけでも繋げそうだ。僕は車やバイクに関しては基本的に*プロ任せである。しかし、
オーディオは好きなのでカーステレオの載せ換えくらいなら簡単にできるだろうとタカをくくっていた。ところがぎっ
ちょんちょん。全然分からんのである。開口部は狭いし、コネクタの形状がオーディオとは全然違う(当たり前か)。
狭いところを無理にこじ開けようとした結果、馬鹿パネルも破損させてしまった。泣く泣く現行のシステムを元に戻し、
最低でも現状を維持をと確認したところ、なぜかカセットデッキ部も何事もなかったかのように動いている。結果として
はカセットデッキが復活したかわりに馬鹿パネルの破損とあいなりました。
 やはり僕は車関係についてはプロに任せるのが正解らしい。うーん。

*「プロ任せ」…専門家、すなわちお店の人や業者に全てを委ねること。おばさん方がよくやる手法であろう。

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2000年11月1日(水)

 半年振りに与太日記を再開したけれどもどうもペースが掴めません。
 こういう時には下ネタを一発梭魚と俄然やる気も起ころうかというものだが面白いネタもないので沈黙。
 梭魚は誤変換ではなく、かます→魚の梭魚と言うわけです。こういうことを書くようだともう終わりですね。
 自分で終わりなどと書くのもお涙ちょうだいを地で行っているようで嫌だー。
 エディタの前で何でHTML書きながら自己嫌悪に陥らなければならないのかまことにもって不条理ですがこのまま与太話を
続けます。

 お腹の中の赤ちゃんの心音を聞く機械が通販にあったので購入しました。附属の接続コードをテープレコーダーに接続すれ
ば録音もできるというすぐれ物です。胎内音を聞かせればぐずっている赤ちゃんも母体にいるものだと思って安らかな気持ち
になるという。今から録音しておけば赤ちゃんが出てきてからも安心だ。良いもの買ったね。ルンルンルン。
 僕なんかはすぐにでも「トクトク」という力強い心音を聞けるかと思って期待に胸を膨らませていたのですが、現実はそう
甘くはなく、聞こえるのは妻の腸の音だとかおならの音ばかりなのだ。これで赤ちゃんが安らかになるのだろうかという大い
なる疑惑が首をもたげてきた。おならの音を聞いて僕なら安らかな気分になるどころか不機嫌になるだろう。自分の屁ならど
んなに臭くても「馥郁たる香り」とか言って恍惚の表情を浮かべるが、他人の屁が臭いと大袈裟に不快の意を表明するのと同
じ原理だ。
 と言うわけで僕は暫くこの機械から興味を失いほっぽらかしにしていた。それが昨晩のこと、妻が「赤ちゃんの心音並びに
胎内音をそろそろ録音しなければならない!」と力強く宣言した。ちょうど検診で赤ちゃんの概ねの位置を把握、心音ゲット
にある程度の自信ができたらしい。機械をお腹に当てて早々、「これそうだよね!」と妻が叫んだ。妻からヘッドフォンをぶ
んどり耳を澄ますと確かに少し速い一定のリズムが聞こえてきた。「おおおおおっ!」僕は三秒間ほど小躍りしました。正直
妻の体内ですくすくと育っている新しい一つの生命の音を聞くのは素直に感動です。妻はお腹の中で暴れる我が子の存在を噛
みしめることは出来るけど僕には出来ないのだ。こういうときは女性がうらやましいと思う。悪阻やもろもろ大変なことがあ
るからお気楽に言うわね〜と詰られそうだがこれもまた素直な感想なのですよ。
 「でかしたでかしたと」妻の頭とお腹をなでつつ僕は録音の準備に取り掛かりましたです。MDプレーヤー、密閉式ヘッド
フォン、録音ケーブルなど妻とお腹の子の周りにはハイテク機器が群がってきた。枕元にはパワーブックも転がっているし、
なかなか壮観な眺めである。
 心音は少し油断すると赤ちゃんがお腹の中で動いて聞こえなくなってしまうので急いで録音した。録音時間は一分間。こう
いうものはあまり長くてもなんなのでちょうど良い時間であろう。ついでに妻の胎内音も録音した。無事出産できたらMDから
Macに取り込んでCD-Rに焼くのだ。そうすれば妻の実家にも持っていけるであろう。善哉善哉。

なんだか今日は早くも親馬鹿してしまいましたね。しばらくはこんな調子が続きますが、嗚呼勘弁勘弁です。

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2000年10月31日(火)

 昨日更新をしようと思っていたが家に帰ると何だかぐったりしてしまいそのまま寝てしまいました。
 今日こそは更新をと思い勇んでいましたが家に帰ると何だかぐったりしてしまいそのまま寝てしまいました。
 明日こそ更新するぞと決意はしてみるものの家に帰ると何だかぐったりしてしまいそのまま寝てしまうんだろうな。

 こうして更新が滞っていくに違いない・・・

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2000年10月30日(月)

 本当に久しぶりの更新です。
 前回の更新が確か5月22日だったから五ヶ月ぶりです。五ヶ月と言ったらほぼ半年ではないか。うーむ。
 ちまちま更新しているときは何というか月日が廻るのがこうゆったりとした感じだったのですが、更新を一度さぼり始めると
まぁ、時間の経つのが早いこと早いこと(笑)

 更新が滞っていたのには理由(「わけ」と読んでね)が二つほどあって、個人的に非常に嬉しいことと嫌なことが同時多発的
に起こったからなのであります。
 嬉しいことはようやく妻のお腹の中に小さな命が芽生えたことです。待ちに待った二世が宿ったわけでこれはもう文句なく嬉し
いわけで、例えこれまでの間に切迫早産の危機があったとしてもそれはまあそれで許せる次第です。(許せると言ってもその時は
本当に心象狼狽でした。なんせそれまで一ヶ月近く続いた禁煙がストップしたくらいでしたから(笑))

 でもって嫌なことは何かというと、これはもうまさに筆舌に尽くしがたいというのはこのことで、書くのも話すのもままならな
いわけですからここでは書くことができないと(笑)
 と冗談はさておいてこのページに書くと支障も出ることが懸念される内容でもありますので時効になったら書くことにします。
 一応モバギには下書きがあるのでそれの公開を楽しみにしていてください(^^;)

 更新をさぼっている間に色々なものを買いました。
 まずはプレステ2。あーまーどこあ2をプレイしたくて購入したのですがゲーム自体の難易度が結構高く(そうでもないっすか?)、
最初の機体では動きがとろくてちっとも先に進まないのでやめてしまいました。それから中田ヒデの動きをモデリングしたという
サッカーゲーム。これは少しやっていると日本チームでも簡単にワールドカップで優勝できてしまうようになったので、これも今は
やっていません。
 と言うわけで現在プレステ2はDVDプレーヤーとしてその余生を過ごしております(おいおい)
 グラフィックはものすごく奇麗ですけどもねー。件のサッカーゲームの芝の質感や選手の影などには妻も驚いておりました。はい。

 さて、その次は前述のプレステ2DVDプレーヤ化にも関係があるのですが、妻の誕生プレゼントにウルトラセブンDVD全12巻を購入
しました。これも3巻くらいまで見て鑑賞が止っています。まぁ腐るものでもないので出産関係が一息ついたら見ることにします(笑)

 そいからロンバート(PowerBook'99)用に12GのHDDを通販でゲット。実に広々とした環境で作業ができます。幸せっす。

 後はなんだ。えーと、出産を控えてチャイルドシートやら赤ちゃんの心音を聞くマシンとか。WindowsME+驚速98も買ったな。

 とにかく色々なものを買いました。これじゃぁ金欠な訳だ(爆)


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