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ソグネフィヨルド
Sognefjord

 世界最大のフィヨルド・・月並みな表現ですが、やはり世界中でここだけにしかない、他を圧倒する風景といえるでしょう。1000mを超える山々の間に海が200km以上にわたって入り込んでいる。そして水深もこれまた1000mにもなるという自然の壮大な造形は、私を引き付けてやみません。

 でも何日かここいらにいると何というか閉塞感にさいなまれるというのは言い過ぎでしょうか。普通の山の中ならそれで理解できるのだけれど、ここは海辺。ちゃんと海草も生えている水面を見ながら海辺にたたずんでいるのに、水平線なぞ見える訳が無いし、周辺の山のあちこちにあるのは氷河、標高0mの山の中・・・なかなか味わえるものではありません。

 旅の構成はほぼ全面的にsognefjorden.noというサイトで調べました。(今は無くなった)各集落(町というには少々小さい所が殆ど)毎に見所からホテル、レストラン等皆載っている。このサイトからよさげなホテルを探し、そこへの足を調べ、その周辺で行きたい所をピックアップする。それが殆どこのサイトからのリンクでことが足りるという優れものです。旅行者にとってこのようににエリアでポータルサイトが作られているのが最も便利です。

 もう一つの優れものがruteinfo.netでした。これはこのエリア一帯の高速船、フェリー、バス、鉄道 すべての時刻表が解るというかなりの優れもの。これが無かったら、多分このような旅行はできなかったでしょう。何しろローカル線なもので、せいぜい1日に4から6本、場合によっては1本しかないフェリーやバスに乗って移動するのですから。事前にリサーチしておかないと動けるものではありません。家族連れて「また明日おいで」って訳にはいきませんよね。
 でも後からホテルの人に聞いて判ったのですが、これが休日になると本数が半分以下になってしまうのです。各便の上にDX67という表記があり、何だろうと思ってはいたのですが、よくよく下の注を見ると6 = Laurdag, 7 = Sundagなんてあるではないですか。要はABC航空時刻表と同様1:月曜、2:火曜、・・7:日曜を表しており、D=Dagleg(毎日)、X= Unntatt(運行せず)、67が土日という訳なのでした。大体ノルウェー語の注まで読めないもの。全く平日にこの地域にいてよかったものです。

グッドバンゲンにて

少々縮尺が大きすぎて分かりにくいかもしれませんが、ノルウェー中央部です。下に東西に通っているのがベルゲン鉄道。左へ行くとちょっとでベルゲン、オスロは遙か右下です。昔の地図なもので、新設トンネルの表示がありません。
順序としては
1 ベルゲンから鉄道でVoss(ヴォス)へ
2 バスでGudvangen(グドバンゲン)ヘ
3 フェリーでKaupanger(カウパンガー)へ そこで2泊
4 カウパンガー出発の朝Laerdal(レルダル)経由Borgund(ボルグンド)へ
  戻ってチェックアウト、
5 バス、フェリーでSogndal(ソグンダル)経由ドラグスヴィクへ ここで2泊
6 7 その間Barestrand(バレストラン)からFaerland(フィヤールラン)への氷河ツアー
8 バレストランからFlam(フラム)まで高速船で移動
9 続いてフラム鉄道でMyrdal(ミュルダル)へ
10そこで乗り換え、フィンセ経由オスロへ

というルートです。
とにかくフェリーのルートや便数が限られているので、組立に苦労しましたが、4泊すればかなり行けます。でもノルウェー最古の木造教会ウルネス(地図右上)までは行けなかった。

なお赤枠は以下のページで拡大した地図が登場する場所です。(フィヤールランの北側が切れていますが。)



ベルゲン・ヴォス カウパンガー ベスターランドホテル 野外博物館 ドラグスビク ドラグスビクホテル


ベルゲン

ソグネフィヨルド スターヴチャーチ オスロ