homeウィーン、プラハウイーン>アム シューベルトリンク


アム シューベルトリンク、ウィーン
Am Schbertring, Wien

48 12 05.81N,16 22 30.05E

 ウィーンでの宿をどうするかという時に、やはりンクシュトラーセを考えないわけにはいきませんでした。ここに面した所に宿を取り、その都市の大改造の追体験をしよう、などという感じで、親子4人の宿探しです。

 しかし、リンク沿いの宿となるとANAグランドや(もうANAは売却してしまいましたが)ラディソンSAS、インペリアルと、やはり最高級ホテルが連なっているのですが、なかなかそういう所には(予算面で、また子連れということからも)泊まれないものです。ちょっと落としてオーパンリンクという宿も、値段と内容が見合っていないような気がしたし、子供の取り扱いに触れていなかったし。

 そして行き着いたのがアムシューベルトリンクという小さな宿。インペリアルとラディソンSASとの中間に位置し、楽友会館徒歩5分という立地、家族パック12歳までの子供2人を入れ4人までで149ユーロというパッケージが出ていたので、そこに決めました(朝食付き)。当時の換算で約17500円。4人でこれだから文句なしです。いつものキッチン付きアパートメントは、今回は特にこだわらないことにしました。もう子供たちも十分レストランも入れるでしょう。

 因みにキッチン付きで候補として考えていた所はホテルハイドンという所。アパートメントタイプとスイートタイプがあり、料金も手頃だったのですが、やはりリンクから外れるということで、今回は採用されませんでした。

 案内された部屋はツインにソファーベッドというタイプ。特に広くもないのですが、それに比べバスルームはやたら大きく、ジャグージ付きの三角形の大型バスに、シャワーブースが離れてあるという、部屋とバスルーム比が今までにない位大きいのです。窓が少々高い所にあるというのが欠点といえば欠点。でもほかのスタンダードタイプの部屋はアティックタイプの屋根裏窓(斜め上に付いている)しかないのもありそうななので、まあ我慢しましょう。

 でもここからのリンクの眺めはやはりここを選んだだけのことがあります。市電の1番、2番がすれ違い、車のテールランプがゆっくりと遠ざかる。時々71番がホテルの周りを一回りしてから、ここを始発として発車していく(スイッチバック出来ない車両なので)。その先にインペリアルホテルがきらびやかなライトアップを見せる。また右の建物の上にはサンステファンの尖塔の上部が聳え・・朝の雨の後には虹が空を飾り。飽きることのない都市の風景です。ここで親子4人、忙しくウィーンを訪ねる旅が始まります。

エントランス。お帰りなさいという雰囲気がありました。1番、2番のリンク周回トラムの他に、ここが終点になる71番が建物の回りをぐるっと一周し、再び出発していきます。
レセプションの奥のエレベーターは何と5角形という変わり種。ダイニングが地下というのは、よくあるパターンです。
1番のトラムを降りた時に撮ったホテル。ご覧のように停留所の真ん前にあります。後ろの大きな建物のうち、下はオフィスで、6階だけをホテルとして使っています。
部屋に入った位置から。40平方メートル位のそう広くはない部屋でした。右側がバスルーム バスルームに入ると、右にジャクージ付きの三角バス。左にシャワーブースまで結構距離がある、なかなか広いスペースでした。おまけにトイレは別という作り
部屋からの夜のリンク。正面で輝いているのがインペリアルホテル。その奥は見えませんが楽友会館。トラムや車は光の軌跡だけになってしまった。
ウィーンのホテル オットーワグナー 美術館 プラター 食事、カフェ ウィーンあちこち

ツアーの組み立て ウィーン プラハ

ウィーン、プラハトップ