平等院、東福寺
Byodo Temple, Tohuku Temple
東福寺 通天橋の遠景 紅葉が有名ですが、緑濃い時もなかなかでした
市内から今度は一歩、いやそれ以上に足を伸ばしてみると、また違ったお寺の姿が見えてきます。南東方面に足を伸ばし、平等院、そして東福寺を訪ねました。 平等院 34 53 21.47,135 48 27.56 |
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すっかり奇麗になった平等院。君は浄土を感じるか・・と問いかけたくなる一枚でした。均整の取れた、正に日本が誇ることの出来る建築です。 |
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対岸から阿弥陀如来をこういう形で拝むことが出来ます。内陣に入ることが出来ない人々にもちゃんと配慮がされていました。東大寺大仏をまねたのかもしれません。いや今の東大寺大仏殿は江戸期だからこっちが先か。本当の所は不明です。 | 屋根上の鳳凰。アップで見ると結構マンガチックで面白い。実はこれはレプリカで、本物はミュージアムに移されています。 | ||||||||||||
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昨日の集中豪雨の跡がこんな所に。宇治川の水位が下がらず、中之島には渡れませんでした。西方浄土はやはり遠かった? | |||||||||||||
東福寺 34 58 37.81,135 46 26.92 そんなアプローチでしたが、三門はさすがでした。南北朝時代の禅宗の三門として、国宝に指定されています(建物ではここだけ)。大きさの割に軽快感があるのは初層と二層の比率がいいのかもしれません。また軒下の組み物を見ると、おや通肘木があるではないですか。帰ってきて図集の解説を見ると「純粋の禅宗様ではなく、大仏用の手法が取り入れられている」とあります。規模が大きい建物では、大仏様の手法は効果を発揮しますから、それを採用したのでしょう。 |