1999.7.28水 更新
Making of ZK

変遷記
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--> 電脳遊戯職人

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 あちこちで予告してしまったので、数名の方から問い合せもいただきました。 申し訳ありませんが、IE4.01インストール以来、パソコンの調子は絶不調になり、 1日1回の正常立ち上げもままならない状態です。再インストールに踏み切るか、 安いパソコンを買うかしないと、この上、DevStudioのVersion UP (現在の私の環境は、VC++5.0,VB4.0の正式ユーザのままなので、ともに6.0にしたい) は、恐くてできませんので、サンプルプログラムの開発に着手できません。 もう暫く、お待ち下さい。

99.7.13 ◆最悪の事態なんです

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 5月17日〜21日は某E社の新人研修で、VisualBasic&DAOの事務処理のGUI研修でした。 こちらは、講義中のサンプルでゲームを作るようなことはしませんでしたが、 一部の受講生は、VisualBasicで簡易なゲーム作りができることに気付き、 シューティングゲームの当たり判定などの質問も受けました。
 講義内容とは関係なかったので、「6月中旬くらいからホームページをご覧ください」 ということにしたため、VisualBasicも対象になってしまったのです。 そんな展開にしなければいいのに、できそうな話だとつい期待に応えたくなって、 自分の首を絞める約束をしてしまうのが、私の欠点です。直さなくては…。 VisualBasicは、嫌いなんだけど…仕方ないですね。

99.5.23 ◆某D社新人研修でゲーム教材 (^^;>

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 4月中旬から5月14日まで、某D社の新人研修を行いました。私の担当のクラスは、 簡単なテキストではもったいないくらい優秀な人が多く、少しやり辛かったのですが、 だんだん慣れてきて仲良くもなり、特に後半は楽しくやらせてもらいました。
 C言語研修では、テキストにある無意味なサンプルが厭で、結局、 ゲームを題材にしました。『LSI C-86 Ver3.30 試食版』で表現力は物足りないのですが、 ESCシーケンスで色とテキスト座標を制御して、何とかミニゲームを作りました。 う〜む、ゲームは嫌いだとは言いつつも、こうなってしまうとは…、 数年に渡ってのクリエイター系の指導が私の嗜好を変えてしまったようです。 もっとも、好きなのはパズル系ショートプログラムで、 シナリオに偏ったものは相変わらず嫌いですが…。
 この時、いくつかの教材候補があり、採用しなかったものも紹介するために、 この【電脳遊戯職人】を使うことになりました。
 再び、古典からスタートです。

99.5.16 ◆某D社新人研修でゲーム教材 (^^;>

 新しい【電脳遊戯職人】のコンセプトも固まりませんが、 せっかくの身近な完成品ゲームなので、本人たちに交渉して、 『Sentimental Shooting』の紹介ページを作りました。 内容をチェックしてもらってからと思い、5月1日に裏リンクで公開しました。
 5月9日にTurbo氏、5月13日にD介氏から快諾のメールをもらい、 次回更新で表リンクと決まりました。

99.5 ◆とりあえずSentimental Shooting紹介ページ作成

 卒業式も終り、後片付けも終り、明日で学校も潰れます。
 ゲームコースカリキュラムの紹介という発想で作ろうとした  【電脳遊戯職人】も再出発です。

99.2.19 ◆E専門学校は明日消える…

 正式な『卒業制作発表会』から3週間。サボり具合から想像していたよりは、 なんとか形になった『卒業制作発表会』でした。 多くの不満は残りますが仕方ないでしょう。 昨年度の屑先輩どもに比べれば数十倍の努力をさせてきたし…。 まだ、合格を出せない学生もいますが、とにかく、一応、終り…、ですね。 ということで、なんとも後味のすっきりしない形で『卒業制作』が終りました。
 もっとも、この1年、手を変え品を変えプログラミング教材を手がけてきたので、 私の手許には1年分の成果が残る事になりました。いずれ、 【電脳遊戯職人】に生かしていこうと思います。

99.2.5 ◆『卒業制作』は終ります

 最後の3週間ぐらいは、ラストチャンスとして真剣に取り組むと思ったのは、 かなり甘い見込みでした。強烈に失望させられました。
 そんな中、卒業生のD介君から「同人ソフトを完成させたので送りたい。」 との嬉しい連絡を受けました。やはり、頑張る人は頑張っているんだな…と感激しました。 D介君が取りまとめで、T君という同クラスの最優秀卒業生がプログラマーです。 彼等のいたクラスは、マルチメディア系コースの中でもVisualBasicやDirectorを拒否し、 Borland C for DOS/V環境で、C言語を身につけたいというクラス分け(95年度2D1) の連中で、一部を除いて比較的優秀で意欲的でした。
 数日後、超多忙な中「Sentimental Shooting」というゲームが届きました。 「コミケ向けHゲー(脱衣シューティング)」という一側面に捕われることなく、 計算されたゲームバランスと技術(プログラム,グラフィック,サウンド等) の確かさを感じさせる素晴らしいできのゲームで、ますます感激しました。
 その日の夜は、徹夜でプレイしました(が、ヘボな私は全然クリアできません…)。 卒業後も良い関係が続けば、こういう形で成果を紹介してもらえる事もあります。 嬉しいですね。

99.1.30 ◆Sentimental Shooting届く

 もともと、【電脳遊戯職人】では、 プログラミングだけではなく、ゲームコースのカリキュラム全般を対象に考えていたので、 学生の『卒業制作』への取り組みは面白い題材になるはずでした。
 しかし、大幅な遅れを確認しても収束させる方向に向おうとしない彼等の『卒業制作』は、 予想以上に悲惨な結果となりました。 学生の甘い取り組みとサボり癖が最大の原因だと思っていますが、 予想できていながら手をこまねいていた指導教員側にも過失があるのは当然で、 何とも残念な結果になってしまいました。
 さらに、発表会では、それでなくても低い学生の意欲を、ますます萎えさせる事件 (通称カリカリ事件)もあり、3週間後にクラス独自で再発表を行うことにしました。

99.1.13 ◆悲惨な卒業制作発表会

 ある学生から、「ゲームコースなんだからぜひ Direct X を…」と言われました。 実際には、ほとんどの学生はC言語もろくに身についていないし、 学校のマシンスペックが貧弱すぎるため、予定していなかったのです。 しかし、興味ある題材で再出発できれば…との思いで Direct Draw を始めてみました。 もちろん、「上手く行けば、【電脳遊戯職人】 の題材にもなるかも」という甘い期待もありましたが、またもや駄目でした。
 夏休みが明け、『卒業制作』を VisualC++で作るという学生は3名に激減。 ほとんどの学生が、難しいからという理由でVisualBasicに逃げました。 私は諸般の事情でVisualBasicが大嫌いだったので、強引にDirectDrawを続けましたが、 大した成果は上がりませんでした。もっとも、自分の勉強にはなりましたが…。

98.10〜11 ◆Direct X も企画倒れ

 専門学校の教員の中には、自校の正式なカリキュラムであるにも関わらず、 「ゲーム」と聞いただけで小バカにする低能が結構多いようですが、 ユーザインタフェースの複雑さやレスポンス要求のシビアさでは、 システム系より高度な技術を要する面もあり、侮(あなど)れません。 実際、E専門学校の最終年度(来年度で閉校)のカリキュラムでは、 VisualC++を学ぶのは、ゲームクリエータコースだけでした。
 この教材は、ぜひ【電脳遊戯職人】のコンテンツとしても 活用しようと思ったのですが、なかなか難しいものです。 前年度のC言語を自分で教えられなかったため、学生の(C言語の)理解度を把握しきれず、 難しい内容になってしまったようです。教える事になってしまった私自身も、 WindowsはSDK時代のプログラマーなので、調べながら教えるというありさまで…。
 それでも、ほぼ全員が VisualC++で『卒業制作』を作ると言っていたので、 真に受けて夏休み補講を企画しました。しかし…。
 時間で縛りたくなかったので自由参加にしたところ、参加希望者に出させた予定表は、 「出られれば出る」マークの嵐。そして、実際に数名を除いて来やしない 「身につけたい」は口先だけで、結局、強制されないと何もやろうとはしないのです。 気分は急速に萎(な)えてしまい、準備する気もおきなくなりました。

98.7〜8 ◆Visual C++ 補講タイアップ計画は企画倒れ

 授業での補足が前提のプリント教材を読み物にすると、 かなり膨大な量になってしまいます。HomePageのコンテンツとして、 どの程度の内容にするのが適切なのか、検討中です。
 実際には、授業準備が忙しくて、なかなか手をつけられないという事情があります。 本業をおろそかにするわけにはいきませんので…。

98.3 ◆結構忙しいので…

 私は、某E専門学校のマルチメディア系ゲームクリエータコース (個人的には“クリエイター”と表記しているが、コース名がこうなっている) の教員です。しかし、学内では一番ゲームに縁遠い(やらない)教員なのです。 ゲーム通自慢の先生たちが何人もいた中で、何の間違いで今日があるのか…。
 人集めの広告塔として何も考えずに作られたとしか思えないゲームコースです。 無責任にコースを立ち上げた方々は、理事長以外、全員、つぶれる学校から逃げ去りました。 実際に現場責任者として取り残された私は、さまざまな苦悩の中で、 貧弱なマシン環境でもできるゲームプログラミングを指導しています。
 しかし、悲観はしていません。ゲームはソフトウェアの総合作品として、 高度な技術と感性を必要とする奥の深いものです。教師のくせに何ですが、 個人的には良い勉強になっています。ただ、学生が可哀相…かな?
 とりあえず、ゲーム業界というよりはソフト業界で役に立つように、 基本的な概念とアルゴリズムを重視した教材を目指しています。 せっかくの教材をもっと公にしようと思い、一部を公開することにしました。タイトルは、 単なる和風好みから、【電脳遊戯職人】にしました。

97.12.31 ◆HomePage公開時の考え

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麗雄の散歩道 電脳遊戯職人 或る専門学校 怒りの裏ページ 特撰リンク集 Making of ZK
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