「投資競馬」で紹介した方法に手を加えた作戦を公開します。
投資金額を少なくして、狙うターゲットは高配当を目標にした投資競馬に改良しました。
投資金額
通常1レースに購入する馬券は5点買でしょうか。
1点の金額 |
購入数 |
総金額 |
6レース分の金額 |
500 |
5 |
2,500 |
15,000 |
1,000 |
5 |
5,000 |
30,000 |
2,000 |
5 |
10,000 |
60,000 |
10,000円x6レース=60,000円ですが、割り増し買いをおこなうので100,000円はないと勝負できません。
1回 |
2回 |
3回 |
4回 |
5回 |
6回 |
倍率or配当 |
|
基準額 | 10,000 |
11,300 |
12,769 |
14,429 |
16,305 |
18,424 |
倍率1.13 |
千円単位 | 10,000 |
11,000 |
13,000 |
14,000 |
16,000 |
18,000 |
|
累計 | 10,000 |
21,000 |
34,000 |
48,000 |
64,000 |
82,000 |
|
利益 | 90,000 |
89,000 |
96,000 |
92,000 |
96,000 |
98,000 |
配当10倍 |
累計はそれまでに投資した金額の合計です。
利益は10倍の配当金が付いた場合の儲け金額になります、つまり馬券購入額x10倍-累計額=収入金額です。
ご覧のようにどこで的中しても約9万円の利益がでるように考えています、これがアレンジの改良点のひとつです。
実戦では配当金額を調べて馬券購入額を調整しますが、これは損をしない為に必要な作業になります。
例えば配当が20倍付いている場合には惜しいですが、8倍しか付かない場合に備えることは重要です。
この金額を基本にして以後の説明をおこないます、投資競馬が目的ならば最低線の準備資金だと思われますよね。
割増し買いの回数
6回でやめます、理由はこれ以降の投資金額の累計が急激に上昇していくからです。
参考に7回以降の表を作成しました。
7回 |
8回 |
9回 |
10回 |
11回 |
12回 |
倍率or配当 |
|
基準額 | 20,820 |
23,526 |
26,584 |
30,040 |
33,946 |
38,359 |
倍率1.13 |
千円単位 | 21,000 |
24,000 |
27,000 |
30,000 |
34,000 |
38,000 |
|
累計 | 103,000 |
127,000 |
154,000 |
184,000 |
218,000 |
256,000 |
|
利益 | 107,000 |
116,000 |
116,000 |
116,000 |
122,000 |
124,000 |
配当10倍 |
まず最初に想定した金額の2.5倍以上が必要になる、ここの利益と6回目の差は26,000円でしかない。
つまり、6回までに的中しなかったらスッパリと負けを認める。悔しいが致し方ありません、大負けするよりはましです。
10万円ならば小遣いの範囲でしょう、最初から覚悟できている金額のはずです。
自分でデータを作るなどと言うことはやりません、理由は先ず私はプロではありませんし、苦労して作ったところで儲からないのですから可能な限り簡単で楽でなくてはいけません。
最低10倍はつく勝負ネタだけを使う、理由は簡単です10倍以下だと儲けが出せないからです。
となると単勝での勝負はしにくくなります、何故なら1,000円の単勝は穴馬狙いになるからです。
そこで残るのは(必然的)馬連になります、馬連の1,000円台はよくでます。つまり本命線と言えるでしょう。
勝負ダネ
新聞の予想印◎◯▲、◎(本命馬)、◯(対抗馬)、▲(穴馬)は使いません、人気値を使います。
1−4・1−5あたりが配当的にも出現数的にもよさそうです、1−4の意味ですが1番人気と4番人気の組み合わせの馬連を指します。
そこで毎週データをつけて統計情報を作成することになります。
先程「自分でデータは作らない」と書きましたが、やはり何もしないと勝負ダネを準備できません。
そこで毎週あることをすると自動的にデータが作成されるようにしています。そのあることとは、能力ID値と人気値をエクセルファイルに入力することです。
これは本サイトで販売している「実戦(シンプル)ツール」でおこなう作業です、普通6レース分の入力は10分以内で完了します。
自動集計
下図はエクセルのシート部分です、「中山2回」などのシートで能力ID値と人気値を入力すると、自動的に「集計」に勝負ダネが作成されるようにしてあります。
「実戦(シンプル)ツール」はこれの一部分のみを取り出したものです、このツールの奥深さを分かってもらえると嬉しいですが。
つまりこの「実戦(シンプル)ツール」は投資競馬の情報を作成する目的で作成したものの中から、予想競馬で使える情報作成をおこなう部分のみを抽出したものです。
統計勝負ダネの一部を表示したのが下図です(単勝と馬連)。
単勝
馬連
<ご注意>
「シンプルツール及び実戦ツール」には、自動集計の機能はありません。
割増し買いの倍率
勝負ダネの予想配当から購入倍率を計算する必要があります。これも簡単にエクセルでやっていますが、手計算でも難しくはありません。
開始金額が1,000円の場合の表です、10倍付けば割増し買いしなくてもよいぐらいです。
まあ、この場合には100円単位での割り増し買いになりますが、細かすぎて計算する気になりません。
配当が5倍の場合の割増率、購入回数が6回でも累計金額は10万円を超えてしまいます。しかも的中した時の利益はわずか40,000円です。
これは勝負ダネの前半3レースをわざと見送って、後半3レースで勝負する場合です。総投資金額は10万円(97,000)で変わりがありませんが的中時の利益がおおきい。勿論、前半に出てしまえばそれでおしまいですが。
勝負方法
「投資競馬」のページに記述されている方式で勝負します、これに関しては新作戦はありません。
勝負方法の留意点を再度記述しますと”買いのタイミングがポイント”・”統計の数字を信じて勝負”の2点です。
新作戦と言えるほどの違いはありませんが、回数ではなくて日数でカウントしたほうが分かりやすいかもしれません。
難しい確率の方程式に値をあてはめて計算したところで正解は取り出せないのです。
もし80%でも確実に的中できる方法を発見できれば、馬券生活どころかノーベル賞を手に出来ます。つまり人生が終わるまでお金に関してだけは困らない生活を贈ることになります。
−次は「投資競馬終幕」です−