あしがらの道

 日本武尊が東征の帰路、吾妻よ!(わが妻:オトタチバナノヒメ)と叫んだ足柄峠に通じる『あしがらの道』には今も多くの石仏が残されている。
これらの石仏を見ていると、歴史の寸劇を演じてくれるようでおもしろい。
石仏が置かれている状況は写真に残しておきたく思いこのアルバム作成を考えた。
石仏に関する基礎知識を調べてみると

 ○ 石仏とは信仰にかかわる石 造物、石碑のこと。
 ○ 石仏の数は一基、二基と数 える。
 ○ 石仏や石造物は祀る、奉祀 (まつる、ほうし)と表現する。
 ○ 道祖神は村境、峠などの路傍にあって外来の疫病や悪霊を防ぐ神。「あの世」の入口にある 神。のちには縁結びの神、旅行安全の神、子どもと親しい神とされる。
等とあるが、その他の知識はアルバム中にも挿入し理解しやすい様に工夫した。
更に、石仏に対する興味を誘った友人 の話がある。
『あるお堂が火災になった時、消火に駆け付けた友人はご本尊を搬出する功績を残した。 鎮火の後、友人が搬出したご本尊を落ち着いて見て大変に驚いたと言う。 それは頭が象だが身体は人間である二体が歓喜和合している石仏だったのだ。』と・・・・・。

*PHOTO ALBUM 『あしがらの道』(A5版 写真109枚 全85ページ 手作り) は2002年11月3日発刊この本ご希望の方はメールください。

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