関本(せきもと)
『新編相模国風土記稿』によれば、古くは坂本と呼ばれていた。「峠」あるいは「峠道」のことを「坂」と呼んでいたので、足柄峠に通じる「もと」を意味していたのだろう。 当時、「坂本」と呼ぶ地名の中には、この先に棲む「荒振る神」を強く意識していたように思われる。 その後、足柄峠や矢倉沢の関所の関係で関本と記されるようになったのではなかろうか。 |
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関本564番地付近の石仏群。五輪塔が多い。 |
関本287番地付近の石仏。『浅間大菩薩』、『富士登山、三十三度、大願成就』。 |
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関本289番地付近の石仏群。道祖神2基も見える。 |
関本938番地の石仏群 |