●2016年4月1日 エイプリルフール記事
Article for the day of April Fool 2015

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お知らせ
エイプリル・フール企画、ついに取りやめ!!
このホームページで4月1日の恒例となっていたエイプリル・フール企画ですが、今回ついに取りやめと相成りました。

第1回の企画を試みた1998年と比べると、現在のインターネットの環境は隔世の感があるほど大きく変化しました。インターネットの黎明期、まだジブリの公式ページも存在しない時代、個人が開設するファンサイトには多くのファンが集まりました。20世紀末から21世紀の初頭にかけては、ファンサイトが隆盛した時代でした。しかし、現在ではSNSなどソーシャルメディアの利用拡大に伴ってファンが集える場所も充実し、ファンサイトの歴史的な役割は終わりつつあるものと思います。

かつては学生だった私もいい年をしたオッサンになり、日々の仕事に追われ、子育てにも追われる日々です。イラストを描いて下さる皆様もそれぞれに生活環境が変わり、企画の継続が難しい状況になっていました。それでも続けられるうちはと開催してきましたが、高畑勲監督、宮崎駿監督が引退し、スタジオジブリの長編新作が作られない状況となり、上述した情勢の変化と合わせて、そろそろ潮時であると判断した次第であります。

長年にわたって企画に協力して下さった皆様、そしてアクセスしてくれた多くの皆様に、あらためて心から感謝申し上げます。
ありがとうございます。m(_ _;)m

これを機会に、過去のエイプリル・フール記事もぜひご覧下さい。
あの年、自分はこんなことをしていたといった記憶とともに思い出していただければ幸いであります。 
もーり拝

過去のエイプリル・フール記事

1998年版 1999年版 2000年版 2001年版 2002年版 2003年版 2004年版 2005年版 2006年版
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もしも歴史にIFがあったなら――
カリスマ占い師が語る「ジブリのIF」に刮目せよ!

歴史にIFはないという。
しかし「もしも、あの時こんなことが起きていたら(起こらなかったら)、その後はどんな歴史が刻まれていたのだろう」と思った人は多いはずだ。

例えば「耳をすませば」の監督を務めた近藤喜文氏。ジブリの将来を嘱望されていた逸材であったが、1998年1月、47歳の若さで逝去された。

もし、近藤喜文監督が現在も健在だったならば――

そんな歴史のIFを、あの伝説のカリスマ占い師が語ってくれたので、あなただけにコッソリ教えよう。



東小金井駅にカリスマ占い師が棲息中!
  近藤喜文監督が活躍するジブリを語る!


JR東小金井駅前にたたずむ、ナゾのカリスマ占い師。
この男が予言したことで外れたものはない!


スタジオジブリの最寄り駅として知られるJR東小金井駅前に、伝説の占い師が生息している。このホームページでも2回ほど登場したので、心当たりのない方は過去の記事を参照して欲しい。

「占いなんて当たりっこないよ」などと言ってはいけない。この占い師の言うことは、本当によく当たると評判なのだ。どんな質問にもズバズバ回答し、しかもその全てが当たっている。現在のジブリの状況はもちろん、100年先のジブリまで見通している。占い師が言ったことは、ひとつとして外れることがない。

カリスマ占い師といわれる所以である。

そんな占い師に、「もしも近藤喜文監督が健在だったなら、スタジオジブリはどうなっていたの?」と聞いてみた。実現するはずのない意地悪な質問だ。

すると占い師は次の一句を詠んだ。

世の中に絶えてジブリのなかりせば 春の心はのどけからまし
(意味)もしもこの世にジブリがなかったならば、世の中はのどかだっただろう

ジブリがあるために人々の心が穏やかではないことが述べられており、ジブリの素晴らしさを伝えようとする歌である。つまり、もし近藤喜文監督が健在だったならば、ジブリはもっと異なる歴史を刻んでいた、ということが言いたいようだ。

占い師によると、近藤喜文監督が活躍するジブリは、21世紀以降、毎年のように長編映画を発表し続けているという。時系列で表すと以下の通りだ。

2001年「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)
2002年「猫の恩返し」(森田宏幸監督)「ギブリーズ episode2」(百瀬義行監督)
2003年「希と希美の万華鏡」(近藤喜文監督)
2004年「走れセリヌンティウス」(宮崎吾朗監督)
2005年「ハウルの動く城」(細田守監督)
2006年「ゲド戦記1 影との戦い」(宮崎吾朗監督)
2007年「ナナとロロの大冒険」(近藤喜文監督)
2008年「崖の上のポニョ」(宮崎駿監督)
2009年「ゲド戦記2 こわれた腕環」(宮崎吾朗監督)
2010年「借りぐらしのアリエッティ」(米林宏昌監督)
2011年「コクリコ坂から」(近藤喜文監督)
2012年「はやぶさ物語 こんなこともあろうかと」(宮崎駿監督、西崎義展名誉監督)
2013年「風立ちぬ」(宮崎駿監督)「かぐや姫の物語」(高畑勲監督)
2014年「思い出のマーニー」(米林宏昌監督)
2015年「ゲド戦記3 さいはての島へ」(宮崎吾朗監督)
2016年「艦隊これくしょん―艦娘の奮闘―」(宮崎駿監督)
2016年「フルカラータートルズ」(マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督)
2017年「ゲド戦記4 帰還」(宮崎吾朗監督)
2018年「ダンス!ダンス!ダンス!」(米林宏昌監督)
2019年「ゲド戦記5 アースシーの風」(宮崎吾朗監督)
2020年「ヒストリエ」(宮崎駿監督)
2035年「生類憐れみの令の物語」(高畑勲監督)


この一覧を見ると、史実の発表作品はほぼそのままであるが、毎年のように長編作品が発表されていることが分かる。
占い師が話すところによると、その詳細は以下のようになるとのことだ。


作品
備 考
2001年
「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)
ほぼ史実の通りであるが、近藤喜文氏の猛烈な働きぶりに、当初の構想案通りの3時間の超大作となる。アカデミー賞はもちろんのこと世界中の映画賞を総なめにする歴史的快挙を達成、最終的には100カ国以上で20億人以上を動員する鑑賞する歴史的なヒット作となった。
2002年
「猫の恩返し」(森田宏幸監督)
「ギブリーズ episode2」(百瀬義行監督)
こちらも史実の通り。前年の「千尋」大ヒットの後のプレッシャーは大きかったものと推察されるが、近藤喜文氏が活躍する分、スタッフに余裕が出来て完成度は高まっている。
2003年
「希と希美の万華鏡」(近藤喜文監督)

「希と希美の万華鏡」
近藤喜文氏の原作・脚本・監督によるオリジナル作品。
中学3年生の主人公の希美がパラレルワールドに迷い込んでしまい、その世界の自分自身である8歳の希と出会い、成長していくファンタジー。
この世の中は一つだけしかないのではなく無数のパラレルワールドがあること、それぞれのパラレルワールドで自分が生きていること、それぞれの自分が頑張ることで互いに影響を与え合うこと、たとえ自分がどこかの世界で死んでしまうことがあったとしても、パラレルワールドでの自分は生き続けることを知る。
この作品は、生きるとは何かについて悩む人々に感銘を与え、最終的には100カ国以上で20億人以上を動員する、「千尋」と並ぶヒット作となった。もちろん、近藤喜文監督の代表的作品となっている。
2004年
「走れセリヌンティウス」(宮崎吾朗監督)

「走れセリヌンティウス」
宮崎吾朗氏の原作・脚本・監督によるオリジナル作品。
史実での宮崎吾朗氏は「ゲド戦記」で初監督を務めたが、近藤喜文氏が健在のジブリでは、宮崎吾朗氏は近藤喜文氏に弟子入りし、その指導のもとで修行を行っている。その成果発表として制作されたのがこの作品。
当初はジブリ美術館向けの短編として企画されたが、近藤氏の薫陶を受けた宮崎吾朗監督の才能が開花し、構想がどんどん膨らんでいった結果、2時間越えの超大作となった。
恋人をめぐってメロスとの決闘に敗れたセリヌンティウスは失意のもと故郷を去り、隣国で再起動を図っていた。新天地での生活が軌道に乗ってきたある日、セリヌンティウスはメロスの危機を知る。戦いで英雄となったメロスは敵のゲリラに捕らえられてしまう。ゲリラは身代金を要求するが、王様は動かない。セリヌンティウスはメロスの危機を救うことが出来るのか?
2005年
「ハウルの動く城」(細田守監督)
当初は細田守監督として制作が発表され、途中で宮崎駿監督に交代したという作品であるが、当初の予定通り細田守監督のまま完成にこぎつけている。それが実現出来たのは、もちろん近藤喜文氏の活躍によるところが大きい。
2006年
「ゲド戦記1 影との戦い」(宮崎吾朗監督)
「走れセリヌンティウス」で経験を積んだ宮崎吾朗監督が、満を持して挑んだ超大作。
原作の世界観を忠実に再現しつつ、宮崎吾朗監督の独自の解釈を織り込んだことで完成度が高まり、ジブリとしては異例となるシリーズものの端緒となった。もちろん、この陰には近藤喜文氏の全面的なサポートあってのことなのだが、それを知る人はほとんどいない。
2007年
「ナナとロロの大冒険」(近藤喜文監督)

「ナナとロロの大冒険」
近藤喜文氏の原作・脚本・監督によるオリジナル作品。
バイクフリークの主人公ナナと好奇心の塊の少女ロロがバイクに乗って世界を放浪する冒険活劇。ファンタジーを基本としながらも寓話性に満ちた教訓が随所に散りばめられているのだが、説教臭さを感じさせないところが近藤演出の神髄であると評価される傑作。
宮崎吾朗監督を育てつつ細田守監督に協力するという状況の中、これだけの作品を創り出せるだけの時間が近藤監督のどこにあったのかと思わせるが、睡眠時間を削って捻出していたらしい。スタッフの目撃談によると、猛烈に働いていた近藤監督が次の瞬間曝睡に入り、眠ったように死んでいて、次の瞬間、再び猛烈に働き出すというという。近藤監督の超人的な働きぶりを彷彿とさせるエピソードである。
2008年
「崖の上のポニョ」(宮崎駿監督)
これも史実の通りであるが、近藤監督が活躍する分だけ宮崎駿監督のスタジオでの負担が軽くなり、構想を練るのに十分な時間を確保することが出来た。そのため、映画の上映時間が3時間近くに延びている。子供向けの映画としては異例の長さになったが、3時間があっという間に感じられるほどの出来映えのため、途中で飽きてしまう子供は誰もいないという伝説が生み出された。
2009年
「ゲド戦記2 こわれた腕環」(宮崎吾朗監督)
宮崎吾朗監督による「ゲド戦記」シリーズの第2弾。こちらも原作の世界観を忠実に再現しつつ、独自の要素を盛り込んでいる。
2010年
「借りぐらしのアリエッティ」(米林宏昌監督)
米林宏昌監督の初監督作品。概ね史実通りであるが、近藤喜文氏の才能に感化され、完成度がさらに上がっている。
2011年
「コクリコ坂から」(近藤喜文監督)
史実では宮崎吾朗氏が監督を務めたが、同氏が「ゲド戦記」シリーズに専念することになったため、近藤喜文氏が監督を務めることになった。ストーリーも概ね史実通りであるが、登場人物達の将来が少しだけ追加されている。
2012年
「はやぶさ物語 こんなこともあろうかと」(宮崎駿監督、西崎義展名誉監督)
JAXAの小惑星探査機「はやぶさ」の波瀾万丈の生涯を描いた異色のドキュメンタリーアニメーション。宮崎駿氏がドキュメンタリーの分野に挑むことが出来たのも、近藤喜文氏がジブリを支える屋台骨としての活躍あってのことである。
なお、映画化にあたっては西崎義展氏を名誉監督に招聘している。なぜなのかピンとこない方はこちらの動画を参照した上で調べてみて欲しい。
2013年
「風立ちぬ」(宮崎駿監督)
「かぐや姫の物語」(高畑勲監督)
こちらも史実通りであるが、「風立ちぬ」が宮崎駿監督の長編引退作品にならなかったところが最大の違いである。
近藤喜文氏の活躍によってプレッシャーから解放された宮崎駿氏は、存分に才能をふるって制作することが出来た。上映時間は4時間に迫り、劇場では途中でトイレ休憩の時間が設けられるほどだ。
「かぐや姫の物語」も同様で、数々のヒット作によって潤沢な予算が確保出来た高畑勲監督は、予算の心配なく存分に才能をふるって制作することが出来た。一説によると制作費は500億円に達したと言われる。ここまで予算が膨張するとさすがに制作費を回収しきれず赤字になってしまうが、その赤字も吸収出来てしまうほどの余裕がジブリにはある。
2014年
「思い出のマーニー」(米林宏昌監督)
こちらもほぼ史実通りだが、もちろん完成度は段違いに上がっている。近藤喜文氏のシナジー効果の賜物であろう。
2015年
「ゲド戦記3 さいはての島へ」(宮崎吾朗監督)
宮崎吾朗監督による「ゲド戦記」シリーズの第3弾。引き続き原作の世界観を忠実に再現しつつ、監督のオリジナリティも盛り込まれ、作品としての完成度が一段と上がっている。
通常、シリーズものの興行収入は漸減していくパターンが多いのであるが、「ゲド戦記」はシリーズを重ねるごとに倍々ゲームで収入が増えていき、今やジブリのドル箱である。
2016年
「艦隊これくしょん―艦娘の奮闘―」(宮崎駿監督)
宮崎駿監督の趣味全開の採算度外視作品。宮崎吾朗監督が稼ぎまくった利益を、宮崎駿監督がチュウチュウする見本のような作品。
「オレは今まで稼ぐまくってきたのだから、このくらい許されていいだろう」と開き直る監督であったが、それでも制作費はきっちり回収してしまうところがすごい。引退どころか、ますます絶好調の監督であった。
「フルカラータートルズ」(マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督)

「フルカラータートルズ」
史実では「レッドタートル ある島の物語」と、赤い亀が数えるほどしか登場しなかったが、この作品は何と1677万匹の亀が登場する。しかも、1匹1匹が手書きで同じ亀は二つと存在しない。全世界1677人のアニメーターが1万匹ずつ手書きで描いたフルアニメは圧巻。さらにすべて違う色で塗り分けられているというから驚きだ。そんな1677万匹の亀たちが海中を乱舞するクライマックスが全編にわたって続くというから、まさしく世界に類例のない孤高の存在に仕上がっている。
内容は哲学的に奥が深く、一見難解だが、映画を見終えたときにその真髄が分かる仕掛けになっており、観客は皆一様に感動に打ち震えるという。
2017年
「ゲド戦記4 帰還」(宮崎吾朗監督)
宮崎吾朗監督による「ゲド戦記」シリーズの第4弾。
ここまで来るともう世界的な社会現象となり、紛争地域においても戦闘員が「ゲド戦記」を見たがるため、映画公開日は休戦協定が結ばれるという歴史的快挙が実現。映画館では敵味方関係なく見入っているという。
2018年
「ダンス!ダンス!ダンス!」(米林宏昌監督)
米林宏昌

「ダンス!ダンス!ダンス!」
氏の原作・脚本・監督によるオリジナル作品。
これまでの同氏の監督作品は原作があったが、本作は米林監督のオリジナルで、作家としての才能も開花させた記念碑的名篇である。
ダンスの興業で世界中を放浪するストーリーで、娘たちの成長を描いた物語でもある。女の子達の動きがとにかく可愛くてリピーターが続出、涙なしでは見られない感動的なラストシーンも伝説級で、社会現象にまでなった。
近藤喜文氏は、この作品ではアニメーターとして参加している。「たまには監督とかじゃなく、スタッフとして参加させてよ」と笑う。しかし、近藤氏は無心に描きながら次なる作品を構想しているらしい。
2019年
「ゲド戦記5 アースシーの風」(宮崎吾朗監督)
宮崎吾朗監督による「ゲド戦記」シリーズの第5弾。
世界中の紛争地帯で、公開初日のみならず、映画公開中はずっと休戦状態になるのも当たり前となり、ノーベル平和賞の候補に推薦されるとの噂が立つまでになる。ファンタジーの力は、現実世界の問題の解決にも役立つことが証明された。
2020年
「ヒストリエ」(宮崎駿監督)
岩明均氏が『モーニング』誌で連載中の原作を宮崎駿氏が映画化。
詳しくない方は検索して調べて欲しい。個人的に見てみたい作品である。
え?どさくさ紛れに管理人の趣味を書かないでくれ?いや、全部そうだから(~∀~)
……
2035年
「生類憐れみの令の物語」(高畑勲監督) 2020年以降も毎年のように長編作品が発表される。もちろん、近藤喜文監督作品も続々と発表が予定されている。
高畑勲監督も生涯現役を宣言、100歳を迎える2035年に新作が発表される。詳しくは昨年の記事を見て欲しい。


・・・もしこれが実現していたらと思うと、近藤喜文監督を失ったことがジブリにとってどれだけ痛手であったかが分かる。

2016年は、映画「君の名は。」の記録的ヒットが記憶に残る年となった。「この世界の片隅に」もヒットした。
いずれもジブリ出身の監督やスタッフが関わっているが、スタジオジブリ作品ではない。
スタジオジブリの時代は、もう終わってしまうのだろうか・・・。

だが、占い師はこうも付け加えた。

「ジブリは滅びぬ、何度でもよみがえるさ、ジブリの力こそ人類の夢だからだ !」

占い師によると、ジブリは遠くない将来復活を果たし、再び長編作品を世に送り出すことになると断言している。
近藤喜文監督の才能をカバーする新しい人材が台頭してくるという。
なぜなら、パラレルワールドでは今もなお近藤監督が生き続けていて、その活躍がこの世界にも影響を及ぼしているからなのだそうだ。
現在、武者修行に磨きがかかっている宮崎吾朗監督、米林宏昌監督が復帰する時が、次世代のジブリの復活の印らしい。
若い才能に触発され、宮崎駿監督も引退宣言を撤回し、再び長編制作に取りかかろうとする話も聞こえてくる。
風の便りによると、高畑勲監督の創作意欲も衰えていないという。
そうそうたる監督経験者にもまれて、20代の若手スタッフの台頭も見られるとのことである。将来が待ち遠しい。

ジブリの今後は、引き続き要注目だ。


なぜアニメーション作品を作るのか。

アニメーション作品に求められるものは何なのか。

それは胸躍るものでなければならない、面白いものでなければならない。

しかし、ただ面白いだけではいけない。見る人の力になるものでなければならない。

希望に満ちたものでなければならない。

アニメに没入するマニアを量産してはいけない。アニメで人生が狂わされることはあってはならない。

現実世界に渦巻く様々な矛盾、理不尽。それらから逃避するものでもあってはならない。

矛盾に対峙していくことも、重要なテーマだ。

予算を無駄にしてはいけない、資源を浪費することがあってもいけない。

新しい才能を発掘し、新世代を育てることも大切だ。

それら諸々をバランスさせた中で、いかに完成度を高めていくか。

スタジオジブリは、いつも良いアニメーション作品づくりを追究している――






カリスマ占い師は、今日も東小金井駅前にたたずんでいる。

こんど見かけたら、あなたも占ってもらおう。あなたの未来が分かるかもしれないよ!







Special Thanks

カリスマ占い師のイラストは、一緒さんが描いて下さったものをアレンジしました。

作品の記事につけたイラストは、Soichiさんが描かれたものをお借りしました。
Soichiさんのサイト「ジブリの降る町」も、ぜひご覧下さい。(^∀^)



Soichiさんの「ジブリの降る町」






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