●2001年4月1日 エイプリルフール記事
Article for the day of April Fool 2001

戻る return

「もののけ姫」ホームページ用


2001年の「もののけ姫」エイプリル・フールは、
通常のニュース型記事とは異なるネタを試みました。


ここに、4月1日を飾った実際のトップページが保存されています。







その他のジブリ系ホームページホームページ用

★スクープ★
故・徳間社長の遺言が見つかる!


★遺言の冒頭は「『千尋』の大ヒットを見届けるまで死ねない!」
★"徳間ラッパ"も最後は実現へ!「ジブリを世界ブランドに!」
★遺産で基金を設立、日本アニメーション文化の普及を目指す
★恵まれない子供たちを映画館に招待する構想も・・・
★徳間社長の遺志は死なず!「千尋」大ヒットの予感!

「となりの山田くん」の公開初日、記者のインタビューに答える故・徳間社長。(1999年7月)
「千と千尋の神隠し」の初日まで見届けて欲しかった・・・



2000年9月に逝去された徳間康快・徳間書店社長が遺言を残していたことが31日、明らかになった。遺言には、自らの死期を悟った徳間氏が、何とかして「千尋」の大ヒットを見届けたいという強い願いが綴られている。スタジオジブリの作風をこよなく愛し、ジブリを世界ブランドに育て上げることを夢見ていた徳間氏は、日本アニメーション文化の発展を最後まで祈念しており、その遺産より基金が設立されて活用されることを望んでいる。また、全国の恵まれない子供たちを映画館に招待し「千尋」を楽しんでもらおうという構想も綴られていて、その遺志を引き継ごうとする動きもあるという。


★「千尋」の完成を見るまでは死ねない!
あの徳間氏が遺言を残していたとは、誰も予想していなかったに違いない。"徳間ラッパ"の異名を持ち、あと10年は徳間グループの総帥として君臨し続けることを自他ともに疑わなかったからだ。だが、おのれの死期を悟った徳間氏は、「千尋」まで間に合わないと観念しつつも、それでも「千尋」を見届けたいという強い願いを込めて遺言をしたためたのであろう。なぜなら、遺言の冒頭、いきなり「『千尋』の大ヒットを見届けるまで死ねない!」とあったからだ。誰よりも「千尋」を期待し、その大ヒットを願っていたのは、他でもない徳間氏だった。

★ジブリを世界ブランドに!
日本映画に強い影響力を持っていた徳間氏は、日本製アニメーションの国際競争力も見抜いていた。特に、スタジオジブリが生み出すアニメーション映画は世界中の人々を楽しませることが出来ると信じ、世界戦略を練っていた。遺言にも、いかにしてジブリを世界ブランドに育て上げるかの戦略が緻密に書き込まれていた。徳間氏にとっては、その実現のためには5年、せめて3年欲しかったに違いない。自分なき後、その実現のために私財をなげうって基金を設立し、日本アニメーション文化の発展に役立てて欲しいと願っている。"徳間ラッパ"といえば大風呂敷の代名詞といわれるが、ジブリの世界ブランド化についてだけは"ラッパ"に終わらせない、絶対の自信をもっていたようだ。

★全国の恵まれない子供たちを映画に招待
また、「千尋」の公開にともない、被災地で家を失った子供たち、交通事故で親を失った子供たちをはじめ、様々な境遇により恵まれない子供たちを無料で映画館に招待する構想も練っていた。閉塞感漂う現在、何よりも子供に夢を持ってもらいたい、明日を信じて頑張る活力をつけてもらいたいという、徳間氏の願いが込められている。徳間氏の遺志を何とかして実現させようと、近く関係機関で構想が具体化するのではないかといわれている。

徳間氏は新潟県柏崎市出身。早稲田大学を卒業後読売新聞の社会部記者、印刷会社社長を経て、昭和29年に徳間書店の社長に就任した。その後、一代で徳間グループを育て上げ、政財界に太いパイプを持つようになった。日本映画にも深く関わり、無謀と言われたプロジェクトも次々と成功させ、日本映画史に少なからぬ功績を残した。晩年は邦画史上最大のヒットとなった「もののけ姫」を成功させ、2001年夏に公開される最新作「千と千尋の神隠し」を楽しみにしていたという。

「千尋」に対する人々の期待は徐々に高まっており、早くも大ヒットの予感がささやかれだした。徳間氏も、草葉の陰から「千尋」の記録的大ヒットを願っているに違いない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

★★★今日は4月1日です。It's April fool!★★★
エイプリルフールです!
 





今回の記事は架空のものですが、故・徳間社長の願いはきっと叶えられることでしょう。
「千と千尋の神隠し」の公開が待ち遠しいですね!


1998年版 1999年版 2000年版





戻る return