童顔丸顔タイプで、70年代半ば位までは実際の年齢よりも随分と若く見えていたのに、70年代の後半以降は急に老けたように思われます。きっと30才くらいまでは、子供料金で電車に乗れたことでしょう。全体的にアンバランスな印象を与え、そのためかコメディタッチの作品への出演が多いようです。そういえば、ヒッチコックの最後の作品「ファミリー・プロット」(1976)では、わけの分からぬ占い師を演じていました。ヒッチコックは、たとえば「裏窓」(1954)でのセルマ・リッター、「めまい」(1958)でのバーバラ・ベル・ゲデス、「マーニー」(1964)でのダイアン・ベイカーなど、瓜実顔のブロンド主演女優(それぞれグレース・ケリー、キム・ノバク、ティッピー・ヘドレン)のカウンターポイントとして丸顔系の女優を配置することがあります。でも、よくよく考えてみると「ファミリー・プロット」に主演女優はいませんでした。 |
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1965
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A Thousand Clowns
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1978
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ブルックリン物語
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1971
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おかしなホテル
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1979
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或る上院議員の私生活
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1972
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おかしな関係/絶対絶命
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1986
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ペギー・スーの結婚
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1975
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ナッシュビル
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1988
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ペテン師とサギ師
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1976
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ファミリー・プロット
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