競馬最強の法則 競馬で立派に妻子を養う男 木下健の方法 |
|
'07 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号 7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
'99 1月号 '00 1月号 '01 1月号 '02 1月号 '03 1月号 '04 1月号 '05 1月号 06 1月号 |
|
昨年はなんと、ドリームパスポートが 今年も大公開!6年目のゼニ馬 「ゼニになる3歳馬リスト」 お待たせしました!本誌恒例の年中行事、木下健の「ゼニになる3歳馬リスト」の季節到来!昨年は2月5日時点で、当時まだ1勝馬だったドリームパスポートとトップ評価ですから、その威力はもはやいうまでもありません!ということで今年も、「気付いた頃にはゼニになってしまった」ということがないように、エブリボディ注意!
|
くどいけど昨年はドリパス一位! ちょっと前のことでした。 「そろそろ“ゼニ馬”が載ってると思って、久しぶりに最強を買いましたが、まったくアテが外れた上に連載中止だのなんだのでちょっと混乱しています……・。(中略)で、ゼニ馬はいつですか?」 というメールが届きました。 「今月でんがな、今月♪(^^) 来年はないかもしれんけど(^^;)」 この【ゼニ馬】というのは私が書いてる中では一番好評なヤツなんで同じように期待してくださってる方も多いかと思います。 しかし初めて目にする読者の皆様のために「ゼニ馬ってなんや?」って部分を簡単に説明しきたいと思います。 まず「ゼニ馬」とは、「追いかけているうちに確実に“ゼニになる3歳馬”」のことにで、選定基準は次の通り。 ●今年の2月11日時点での各馬の「アルファベース指数」(注@●)の最高値を掲載し、能力の目安としました。それ以降に素晴しい能力を披露した馬や、デビューした馬は含まれてませんのでご注意を。(クイーンカップのみ、2月17日のレースから参考値に追加) ●牡馬のみ、これまでに走ったいくつかの距離のうち、指数が一番高く出た距離を「便宜上の得意分野」として、「中短距離馬」(1600以下)と「中長距離馬」(1600以上)の二つに分類。 ていうてもこの分類は極めて難しく、本来はその程度の理由で分類することは危険ですよね(^^;。まだまだ経験の浅い馬たちやし、ちゃんとした傾向が掴めてる訳やないのでくれぐれも鵜呑みにはせんといてくださいね(^^;アハハ。 中でも、まだ1走しかしてない馬は、自動的にその距離が「得意分野」となってしもとるんでご理解願いますね。 ●私の「アルファベース指数」では、2歳時点で「80」をマークした馬は、「その後オープンまで行く可能性大」です。下手すりゃ「GTまで取る可能性あり」って目安があったりするんで、一応参考にしたってください(^^)。 ちなみに’03年のゼニ馬リスト筆頭掲載のメイショウボーラーは、デビュー3戦目で「80」。’04年の牝馬ゼニ馬リスト筆頭掲載のラインクラフトは2戦目で「81」。05年はいわずと知れたディープインパクトがデビュー2戦目で「86」とバケモノ振りを発揮。この数字は私が記憶してる限り過去最高の指数ですわ(^^)。 昨年の早い時期に「80」をマークした馬はショウナンタキオンとジャリスコライトの2頭やったんですが、こちらはともに「中距離以下での適性の高い馬ちゃうんかいな?」って気がしたんで、クラシック候補が名を連ねる「中長距離牡馬」から外し、「中短距離牡馬」に載せといて正解やったと思います(^^)。 昨年、その「中長距離牡馬」の筆頭として紹介したのが、ドリームパスポート。そしてアドマイヤムーン・メイショウサムソン・フサイチリシャール・ネヴァブション・トウショウシロッコの順でした。 ドリパスですが、さすがにこの馬を筆頭に上げたときは読者の皆さん同様、ウチの担当さんも半信半疑やったみたいですし、担当さんからも「素直に自慢してください」っていわれますが、結果を見てもろたら余計な自慢も説明も要りませんよね(^.^)。 あと、フサイチジャンクやマルカシェンクの評価を少し控えめにしといて正解やったなって思います。
|
@牡馬・中長距離路線 やっぱりホウオーやけど鉄板とは…… さて今年の3歳ですが、現在のところ「牡馬も牝馬も1強」というしかないですよねぇ……・(^^;)。 まずは牡馬の1強フサイチホウオーですが、他馬とは能力がひとつ違うかなって気がします。 ただし付け加えておきたいのは、この馬が他より頭ひとつ抜けているというよりも、他馬が弱すぎちゃうの?ってことです。例えば昨年にこの馬が走ってたとしたら、クラシック候補とはいえても筆頭とまでは言い切れんかったんちゃうかなって思います。 というのもこの馬は、ここまでの4戦をスローの瞬発力勝負の競馬しか経験してませんので、いつぞやの皐月賞みたいにペースが速まった場合に同じ強さを発揮できるんかな?って疑問が湧いたりします。 もちろん同じようなスローになってしまえば勝ち負けの競馬になるのは見えてますけど、経験してない部分まで「まったく問題ないで」って思わせられるだけの強さは感じてないんですわ(^^;)。 とりあえずは頭ひとつ抜けたクラシック候補と思いますけど、その一つの頭差はペース如何で簡単に覆りそう……・としておきたいと思います。 シンザン記念で「80」をマークしたアドマイヤオーラですが、同馬も間違いなく高い能力を持ちますけど、ある特定の場面でだけメチャメチャ素晴らしい競馬ができる馬かもしれません。
強烈な瞬発力の持ち主で、スローでヨーイドンの競馬になったらフサイチとどっちが勝ってもおかしないんですけど、違ったペースで一体どの程度の強さが発揮できるんかな?って疑問が大きいんですよね……。 |
![]() |
皐月賞でスローの要素が高ければ、2頭スイチの馬券で事足りるかもしれませんね(^^)。 担当さんから評価するように言われてるオーシャンエイプスですが、同馬の初戦を見て以下のようなチェックをしてありました。 「スローで流れた序盤の遅れを完全に取り返す後半4Fの優れた末脚。今後も間違いなく大きな武器になる」 けど、同馬のレース風景が全く脳裏に浮かんできません……・。先月も書きましたけど、記憶をつかさどる部分がかなり弱ってきてるみたいです(^^;)アセアセ。 きさらぎ賞の前に、ウチの会員の方に同馬の印象を聞かれたんですが、記憶が蘇ってこんので、 「あんまり強くないんちゃいますかね……・」 って、いうたんですがキッチリ負けちゃいましたね(^^;)。 武豊騎手の怪物発言も手伝って、現時点で持ちえる能力以上の過大評価されてるように思いますね。 ところで昨年、ドリームパスポートをゼニ馬リスト筆頭にあげた理由を説明したのが以下の文章でした。 「これまで1200〜2000まで多様な距離を使われてきて、その中でそれぞれのペースに対応して3着を外したことがないなんて、ほんま珍しい馬ですわ。得てして、こういうのが最後に一番強かったり、可能性ありますよね。」 それを彷彿させるような使い方をしとるのがナムラマース。 現時点の能力は昨年同時期のドリパスにもまだまだ及びませんけど、多様なペースを経験して掲示板をキープしている強みは、大崩のなさの裏返しでもあります。 前走も実質的には勝ち同然の内容なんで、乱ペースになれば一発あっておかしくないと思います。 残りはページの都合で簡単な紹介になりますが、ペースが乱れればフライングアップル、サンツェッペリン、マイネルヘンリー等も面白そうですし、ダノンオーガスタやココナッツパンチも成長次第では楽しめそうな気がします。
|
![]() |
A牡馬・短中距離路線 ドリームJはマイルがよさそう? クラシック候補のドリームジャーニーは、個人的にはこっちに分類したいなって思います。当然皐月賞に出ても良い勝負できる馬なんはわかってますけど、あの朝日杯でのレース振りを見るとマイルの舞台がもっとも能力を発揮できるんやないかと思ってるんで、皐月賞は問題なくてもダービーはどうかなぁ……って意味でこっちでよろしくです。 オースミダイドウは距離的にはマイル以上も辛抱できると思いますけど、2000mよりもマイルの方がレースもしやすいし、合うんちゃうんかなって思うんでこっちに挙げときます。決して短距離馬って意味ではないんでお間違いいように(^^;)。 サープラスシンガーは1200一杯かなと思ってましたけど、前回のクロッカスSの内容がかなりよかったと思うんで、ただスピードがあるだけの短距離馬やないと思いますので活躍を期待してます。 アドマイヤホクトは朝日杯では惨敗しましたけど、クリスマスロースSでは優秀な走りを披露したように短いところでならかなり楽しみな馬と思います。
|
ダノンムローの瞬発力を見ていると、むしろマイルくらいまで伸びたほうが競馬がしやすいんかもなって思います。 逆にサクラゼウスはスピードが勝ったタイプなので現時点では1200までが限界かと思いますが、能力は高そうなので注目してます。 |
B牝馬全般 こちらも1強?でも将来的には……? 一昨年は牝馬筆頭にラインクラフトを挙げ、本文中ではディアデラノビア・エアメサイア・シーザリオ等の名前も挙げてありましたんでほぼ完璧なピックアップでしたけど、昨年はボロボロでした……。今年は頑張ります(^^;)アセアセ まずは牝馬1強のウォッカですね。こちらも牡馬のフサイチ同様、頭一つ抜けているのは間違いないと思います。 この馬のデビュー戦での第一印象は、 「お父ちゃんによー似た馬やなぁー」 でした。馬体なんてほとんど覚えてへん私が、珍しくギムレットそっくりやなって感じました。 馬体が示す通り、ゴム毬が弾けるような瞬発力から、当然、その後の活躍も予測できました。 |
![]() |
しかし、こちらもフサイチやアドマイヤ同様、非常に瞬発力に長けた馬でスローペースのマイル戦が最高に能力を発揮できる舞台ちゃうんかなって思います。 そういう意味でも、桜花賞は独特のペースなため、ナンバー1の能力を発揮しきれず取りこぼす可能性もありちゃうんかと思うんですわ。 距離の伸びるオークスや秋華賞は、ダービーは長すぎると感じたお父ちゃんが勝ってしもたってのもあるんで、成長次第ってことにしときます。 イクスキューズですが、こちらはスピードに勝るタイプで、逆に瞬発力が足りないタイプと分類してます。またクラシックで勝つには成長力が若干足りないかなと思ってますが、桜花賞独特の速い流れを苦にすることはないと思うので、他馬がペースに困惑すればチャンスは十分かと思います。 ダイワスカーレットですが、こちらは瞬発力もあるし、距離の延長にも融通が利くでしょうし、少々の速いペースにも対応できそうに思えるんで、兄のダイワメジャー同様、大きな所を狙えるんやないかと思います。 現在の能力は瞬発力勝負の場面ではウォッカにゃとても適わんと思いますけど、一点に秀でた能力より、3歳戦が終了するまでトータル的な部分という意味で、この馬を牝馬ゼニ馬リストの筆頭にもっていくことにしました。 「アルファベース指数」に搭載の「ラップ指数」を見ると、アストンマーチャンはかなり速いスピードを持った馬です。そのためメンツの薄いところならマイルでも逃げ切ってしまえるはずですが、メンバーが濃くなるとちょっと厳しいかと思います。そういった意味でもクラシックでの活躍は期待しづらいかなと思います。 しかし、4戦目のファンタジーSで「80」をマークしたほど能力の高い馬なんでどこかで大仕事をやってのける可能性はあると思います。
|
Cダート全般 「芝からの出戻り」はイマイチですかな? 申し訳ないんですけど、もうページが残ってませんのでゼニ馬リストみといてください(^^;)。 あ、ひょっとしたらフェーラーリピサは芝路線にくるかも?って思いました。 過去、ダートで凄い能力を発揮し、クラシック路線に色気をだしてみたものの通用せず、ダートに戻ってもいい時の覇気が戻らなくなった馬を何頭も見てきました。 当然善戦はできると思いますけど、このままダートで頂点目指す方がええんちゃうなかって思います。 てなところで皆様、今年も上手いことゼニにしたって下さいな〜(^^;)。
|
![]() |
'07 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号 7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
'99 1月号 '00 1月号 '01 1月号 '02 1月号 '03 1月号 '04 1月号 '05 1月号 06 1月号
|