`06/2/28追加
`06/4/12追加【ニャン何だコイツは〜?】を追加。招き猫のニャにの実の名は“ふにゃゴロ〜”

天然酵母石窯焼きパン屋さんに居た招きネコ“ニャに”
&石窯作りワークショップダイジェスト


【薪で焚く本格石窯焼きのパン屋さんの招き猫?】
 本ページは招きネコの“ニャに”ちゃんの画像集&石窯作りワークショップダイジェストについての記載です。さて、私たちは勝手に“ニャに”と呼んでいますが、実は本当の名前は知りません。(^-^;; 先日、寄ったパン屋さんの入り口に招き猫の様に佇んでいた?ネコちゃんが余りにも威風堂々として、車を寄せたのにも関わらず微動だにしなかったので写真を撮り始めたのが、此の写真の猫、ニャにちゃんとの出会いでした。
 その時に、お店に入る前と買い物してから出るまでの間に可成りのショットを撮りましたが、家に帰ってから画像を改めてみると、其の表情の変化に深く感じるものがあって、まだ一回しか会っていない此のネコちゃんの大ファンになってしまいました。何回も何回も夫婦でネコちゃんの画像をスライドショーソフトで観ては可愛いねとか表情が良いねとか言っています。因みに嫁さんは未だ一度もこのネコちゃんに会っていません。
 このネコちゃんが居たお店の場所は、東京は多摩地方の町田市の中、常盤町というところです。町田街道沿いに看板があります。但し、町田方面に向かっている時は見えません。橋本、高尾方面に向かっている時だけ見える看板です。大きく“石窯焼きパン”と書いてあったと思います。それで、前から気になっていたのですが、今回やっと入ってみたという訳。

 というのも、最近パン屋さんに良く石窯焼きとアピールが書いてある事が増ましたけど、石窯にだって色々ありますからね。普通、パン屋家業でやっているところの石窯は、石窯は石窯でも熱源はガスか灯油でしょう。じゃないととてもじゃないけれど日々の営業をやっていられませんからね。または石窯で焼いているとはいっても、場合によってはお店で売っているパンの一部だけだったりします。それでは客寄せの為のアドバルーンとしか言えませんよね。
 それを薪で焚く石窯を商売でやろうなんてのは労力が大変で食べていくのは半端ではないと思います。よっぽどバックグラウンドがしっかりしていて、他に糧が何かしら有った上でないと、趣味だったらいいですけれど商売だとえらく大変でしょう。現に友人は、大分以前に神奈川の端っこの藤野という町で薪窯で焼いたパン屋をやっていましたが、時早く未だ受け入れられる時代ではなかったのか、それとも藤野町では市場規模に於いて無理だったのか、はたまた本人の性格では無理だったのか、やがて廃業してしまいました。営業していた時には、わたしが山の下刈りをやった際に山の事を教わった仲間が薪割りをして其の友人のパン屋で使う薪作りを手伝って居たのですが、廃材など薬とか使っていない材を調達して割って薪までにするのを毎日の業務とするのは可成り大変だったようです。ま、そのパン屋の彼も、その後、石窯作りの本を出して可成り重版を重ねて売れているようですから、そうなるにはパン屋をやった実績がとても大事だったことでしょうし、また人生訓としても、何が失敗で何が成功かなどという、そんな二元的なものの判断の仕方が、皮相的なものであることが実感できたのではないかと思います。そう言った事がその彼の持っている深みになっていると思われますね(ヨイショッと!)。未だに彼が自宅で焼くパンはとても美味しくてファンは沢山居ますが、仕事がライターやらコンサルやら、そして農の方が忙しくてパンの方は石窯作りのサポート位しか出来ないようです。

 さて、話はずれましたが、その町田街道近くにあるパン屋さんは、行ってみると熱源に薪を焚く“薪窯”でした。そして、入り口には“天然酵母”、“国産小麦”、“全粒粉”使用と書いてありました。おおっと、此は私ら好みではないですか! 大事な四つのキーワード。此等を全て満たしているパン屋さんはそうそう無いでしょう。特に都会の町中ではあり得ません。その上、牛乳やバターや砂糖なども使っていないと言うのです。
 で、車を降りてお店に入ろうとしたら同乗者の女性が「このネコ、置物?」と声を掛けるんです。目の前まで車が来ても全然動かないので最初は置物と思ったんですね。それで観たら、瞬間「おっ!絵になる・・・」と、パン屋さんはさておいてデジカメで写真を撮り始めたという訳です。

 相変わらず前置きが長いですが本題。件のニャにちゃんの画像です。どうぞご覧あれ。

座った姿が美しい
どことなく品がある
気高そうでしょ
フニャア
違うネコみたいに見える

 角度で顔の表情が全然違うんだよね。座っている時の足の揃え方が格好良い。シッポも良い。その上、わたしが写真を撮っていても全然気にならない様子。時々眼を開けて、何やってんの?って感じに見る。で、少し写真を撮ったのでパン屋さんでお買い物。う〜ん、動物写真家の岩合さんに写真撮って欲しいよね。でも、岩合さんの写真は美人ネコちゃんが多いからなー。私らにはちょっと物足りない。ムック本というのか“続にゃんころがし”みたいな雑誌に出てくるブチャッとしたネコが深みがあって良いんだよね。綺麗なだけのネコなんて面白くない。人間だって上っ面だけ良くたって面白味は無い。此のニャにみたいに観る角度で様々に表情が変化するのが良いよね。
 そして、あれやこれや買って試食もさせて貰って出てきたら・・・

ニャに?
ん〜...
ニャにさ?
フニャア〜!
ミャッ!

 試食に貰った超美味しいパンを食べながら出たら未だ同じところに座っていたのですぐさまデジカメで撮影。そうしたら、カメラに振り向いて、「ニャに?」。それからやおらカメラに近づいて、「さっきからニャンなのさ?」と興味津々。それから私に顔に向かって、「ミャッ!」というので、こりゃあ食べ物が欲しいのかと、食べていたパンを手のひらに載せて差し出したら・・・

 



ふんふん、何やコレ..
ふんっ!要らんわ
プイ!
ベーコン食べたかったのに..
ホナ、さいなら...

 差し出した果実が入ったパンはちょっと臭いを嗅いだだけで興味を示さず。横を向いてから、未だ写真を撮っているので猫族の凛々しい顔を見せたかと思ったら踵を返して薪窯のある裏の方に行ってしまいました。お店の中では自家燻製のベーコンも売っていて、張り紙に“どうぞ試食して下さい”という内容が書いてあるので、ひげ面の穏やかなお顔の店主に、ベーコン食べさせて、とお願いしたら暫く奥に引っ込んでいて出てきたところ、手に持ったお皿に三人分の焼いたベーコンを挟んだ、これまた焼いたパンが盛られていました。試食で其処までやって貰えるなんて! 勿論、パンもベーコンもとっても美味しかったですよ!

 なので、食べた後に臭いがしたであろうベーコンを猫ちゃんは欲しかったのかも知れませんね。上の写真は撮影した順番通りです。それぞれ表情が豊かで観ていて飽きません。きっと飼い主の方も素敵な方なのでしょうね。やっぱりこのパン屋さんのご主人かな。そうそう、このパン屋さんは“ワイルドグース”さんというところでした。水曜日と第二、第四火曜日が休みとなっていました。パン?パンは美味しかったですよ。可成り美味しいですね。やっぱり“薪”の石窯焼きは一段と美味しいですね。乳製品や砂糖を使わなくてもこんなに美味しいパンが出来るんですよね。

 といっても、自分はそんなにパンに詳しい訳ではないですが、其れなりに美味しいパンは食べた事があるはず? 最近友達が、また話に出したので思い出した上田のLevainも美味しかった(他のページにも書いた蕎麦打ちを習いに行ったおお西の向かい側の並びです。上田市の中央5丁目かな)ですし、その話題を提供した友達の焼くパンはとっても美味しい。凍る様な寒い冬の富士山の麓でも天然酵母を自在に育てる酵母使いの彼女は、石窯こそ無いけれど、国産小麦と全粒粉と自然酵母で本格的なヨーロッパ風のパンの数々を焼きます。彼女も乳製品や砂糖は使わないですね。父親の仕事柄、小さい時から食べていたそうなのでその手の本格的なパンはお得意みたい。そんなパンを分けて貰って食べている私も、このワイルドグースさんのパンは美味しいと思います。

 おっと、ついでだから画像を載せちゃおうか。去年の春に、前述の石窯作りを教えている友人が相模湖にあるレストランのオーナーに頼まれて石窯作りをした際にワークショップを行って、石窯作りをやってみたい人を集った時に、其のパンを焼く彼女も夫婦で来ていて、わたしと意気投合。それからの付き合いです。短い付き合いだけど、滅茶苦茶シンクロしていて、こりゃあ前世からの何かがあるはずと思わずには居られないくらい。

 ところで、実は我が家にも上と右の画像の様な製作途中の石窯があるんです。此は燃焼室と焼き床を別個に持った可成り大型のものになる予定なのですが、残りは二日も有れば出来るところまで来ているのに未だ出来上がらない。其れは何故か。基礎の台になる部分の燃焼室に重大な欠陥があるから。大谷石の石組みの間の隙間に、あとから粘土を詰めれば良いやと思っていたのだけれど、粘土は結構扱いが悪くて、後からでは薄い隙間に詰められない事がやってみて解った訳。なので一度解体しないとダメなので、暫くペンディング。今回は耐火モルタルや耐火セメントは出来るだけ使わない方針なので、そんな事になってしまいました。
 つまり他人を頼んでみんなでワッショイとお祭り的に作ってしまったら、後の祭りという訳ね。その時に手伝ってくれたのは、石窯作りの友達と、それから今回ワイルドグースパン屋さんにも一緒に行った元宮大工の宮司ジジイなんだよね。宮司だからお祀り(お祭り?)好きでしょ。勝手に自分のペースでやるもんだからこんな事になってしまったわけね。有り難い事なんだけど、ま、他人のペースで任せちゃったらこんな事もあるから仕方がないよね。大事なところはちゃんと自分でやらないと。
 ということで、そろそろ春だし復活かな。石窯作り先生の友達が手伝いに来ると言っているし、宮司の親父は石窯の屋根を作ってくれる事になっているし。宮司の彼女には耐火レンガを大量に寄付して貰っているし。友達達はみんなで早く作ってパンやピッツァを食べさせろと言っているし。。。


【石窯作りワークショップの風景】ダイジェスト
 では、お次のテーマに移ります。此方の画像は、昨年の春に相模湖近くのレストランでの石窯作り風景。猫のキャラクタで有名らしいダヤンとかいう黒い猫のグッズとか置いてあるカフェです。オーナーの方は写真家、そして車もお好きな様でして、オースチンヒーレーのスプライトがお店の脇に置いてあるから直ぐに解ります。猫のキャラと車好きな人が集まる金土日だけ開いているカフェレストランです。で、なんだか猫の物語のストーリー上、パンを焼く事になり、その為に石窯を作る事になったので友達が製作を頼まれたらしい。その友人が、わたしにも手伝いに来てくれないかというので3日間くらい顔を出しました。
先ずは基礎の石組みから
石垣の石や大谷石を使って土台を
その上に耐火レンガで焼き床を
友達が作ったドームのモデル

 このワークショップは土台作りからで正味三日間で下記のところまで出来上がりました。この時点から、更に窯を乾燥させて、中に詰めた泥を全部掻きだし、それから此処はガス釜なので特注のバーナーが出来上がってきたら入れて本格的に乾燥。そして屋根をつけてほぼ出来上がりになります。

 初めて会ったみんなで共同作業。みんなで知恵と力を寄せ合って
 土台の礎石の間にセメントを詰めていく。やった事無い初めての人でもOK
 先生である友人にタガネでやる耐火レンガの切り方を教えて上げたのは私だ
 初めてです!こんなことやったの、って彼女は大手住宅会社の元設計士。部下ん十人

 春とは言え、強い日射しの中での作業。多くの参加者はこんな土方作業をやった事も無い人ばかり。でも、先生が良いから(^-^;; 楽しくスムーズに事が運んでいきます。また、事前に用意してある鉄で作られた窯の扉は、猫のキャラクタをあしらった格好の良い芸術品に仕上がっていました。作った方はこういった鉄の作品を作る芸術家の方。開閉もスムーズで、ロックの方式も良いし、デザインも出来も良い。後日、石窯が出来上がったあとに、初焼きで友達が焼いたパンをレストランで食べさせて貰いましたが、流石、元プロの石窯焼きのパン屋。旨かったね。最初は焼き床からの立ち上がりが浅かったので熱の廻りがどうだろうかと言う話もあったのだが、ガスでもバッチリ上手く言ったとの事。奴は遠方の自治体にも頼まれてあちこちで石窯作りの指導をしているし。おお、そう言えば先のワイルドグースさんも知っていて10年くらい前に石窯の作り方を藤野まで見に来た事があると言っていましたね。

 周りをコルテン綱の板で囲んで砂を詰めて出来上がり
 屋根はアウトドア用のテント
 窯開き用にパンドカンパーニュを用意
 石窯パンはイベントの時だけ運用するらしい。洒落た感じのカフェ

 それにしてもこういう作業はみんなでやると楽しいよね。このカフェの石窯の造りは特に凝っている訳ではないので、基本的な事をしっかり押さえていれば変なものにはならないし。友人も石窯は幾つも作っているのでツボは抑えているからね。でも、作るたびに同じものを作っているのでは無く、作りたいオーナーの希望に応じて手に入る材料で製作する為に出来上がった石窯は千差万別だそうだ。ポリシーはお金を掛けないで気持ちと労力を使って楽しく作るってことらしい。
 お金持ちの人は、何百万円でも使って専門の業者さんにお願いすればいいし(業務用のものは500万円とか1000万円位するものもあるらしい)。我々は知恵と工夫と心遣い?で現金を少なくして楽しむのがモットーよ。おおっと、口調が東京マタギの深瀬校長の様になってしまいました(深瀬校長は源流遡行と山菜キノコ採り、ナイフ作りでお世話になっております)。彼の本にも書いてあるように石窯作りは作り手がそれぞれ楽しんで作ればいいし、蓄熱して輻射熱を発せられる材を使う事と空気の流れを読んでおけば、実際の作業自体は難しいものではないからやる気のある人だったら自分の石窯を作る事が出来るから、あとは素材を如何に安く手に入れるかどうかとか、耐火セメントなどを使わないエコロジカルな造りにするかどうかのセンスの問題だけでしょう。

 さてさて、左の画像の彼女が酵母使いの名人。オーガニックな人なので、パンやスコーンもメチャクオリティの高いものを焼く。それが、初めてのセメント捏ね。お嬢様お姫様で生きてきた人が活き活きとやっていました。昔はベンツで高速を260km/hでぶっ飛ばしていて死のうかと思ったという人生だったらしいですが、途中で生き方を変え、体に悪い住宅建築に携わるのも止め、全てを変えてシンプルなオーガニックな貧乏な生活に転換したそうな。なので、いまは富士山の麓でケータリングのオーガニックパン屋をやっていたり、食えない時には才能はあるから他でも稼いでいたりするようです。ま、その日暮らしと言う奴ね。

 因みに我が家の玄関には猫椅子がある。デザインは成田ヒロシ氏
 リビングには同じく成田氏デザインの円いお魚テーブルもあり。

 なのでわたしらとも話が合う夫婦同士なんだよだね。それに、食物もあまり採らなくても生きていける身体になってしまったみたいだし。お金はあまり掛からないみたいだ。でも、家に来ると手打ち蕎麦は目一杯食うけどなあ。其の彼女らと話をするのは、此からの時代は蕎麦や小麦など、玄米もそうだけど全粒粉や豆類などの完全食品などと野菜も質の良い活きたものを少量採って、あとは水も良い水を飲み、良いお塩(微量金属と其のイオン:ミネラル:苦汁成分)を採って、身体を綺麗にそして軽くしておく事が大事ということね。環境が悪くなってきたら色々自衛策を採らないとね。
 星や太陽の運行が変わってしまって宇宙から降り注ぐ放射線の質も可成り変わってきて居るみたいだしね。既に地軸もずれ、地磁気も相当少なくなってきていて、また人工物で磁気が乱れている時代。その上、自然界には無い人工的な強烈な電磁波が飛び交っている訳だから微弱電気で作動している生体に過酷な時代になってしまったんだよね。なので、生体を守る為には、活きた気の入ったものを食べなければダメだし完全食品が良い。だからパンや蕎麦やウドンなどの主食となるものもも自分で作るのが良い。
 でなければ、このページで紹介した様なところなどの質の高いものを提供してくれるお店で購入ね。ということで猫つながりの石窯焼きパンシリーズでした。わたしも見ならって色々出来る様になりましょ。何れにしても本来の生命体としての気が篭もって生きている飲食物を採りたいものです。それも、現金をあまり動かさずにね。其れには先に書いたように知恵と工夫と、それから手間と他人や環境への心遣い大事でしょ。

by Recycler `06/2/28

P.S.そうそう先のワイルドグースさんでは、石窯で焼く初心者向けパン焼き教室をやってくれると言っていました。一人5千円で5名揃えば、朝9時頃から初めて、お昼にパンが焼けて、食事を出して下さって、それから帰りにはパンを5,6個持って帰れるかもとのこと。それじゃあ殆ど食事代とパン代金じゃん。あの高価なベーコンも出るんか?そしたら昼食は豪華かもね。なので、ご縁がある人はお店を見付けて尋ねてみると良いかも。わたしらも今度習いに行こうかと思っているし。。。
 でも、自分の石窯が先に出来ちゃったら、それこそ教えてくれる先生が近所に居るから其れもタイミング次第だね(そう言えば酵母もうちの嫁さんが、其の元薪石窯焼きパン屋の友達から貰って只今培養中だし)。でも、そうは言っても、色々な方にお話しを聞いて教えて貰うことは、皆さんオリジナルのユニークな知恵ってのがあるから楽しいものですし・・・だから、色々な方々から謙虚に教わって、自分の頭と身体で咀嚼して、そしてまた更に自分に縁ある方に何らかの糧になる事を謙虚にお伝えしたいものでございます。m(_ _)m
 そんなメッセージ(パワー)を、此のページの主人公である猫ちゃん、雰囲気はネコ王様(ネコ女王様?)であるニャにちゃんから頂いた様な気がします。さあ、そろそろ旨いパンが無くなったので、またニャにちゃんに会いに行くのを楽しみに.....

by Recycler `06/2/28


【ニャン何だコイツは〜?】
 先日やっとワイルドグースさんに行けた。嫁さんが“ニャに”に会いたいと騒いでいたので、パンも食べたいしということで、別ページに書いた竈で大豆を炊いて作った味噌作りの前日に町田まで足を延ばした。

 天気がよい日だったのに行ったら店先にニャにが居ない。二人でガッカリして店内に入って店主とお話し。この間、こんなネコちゃんが居たんですけど、と話したら、コイツですか?と首根っこを掴んで吊して連れてきたのだ。嫁さんが「ひゃあ〜!」と喜ぶ。大人しく抱っこされるニャに。ほえ〜大人しい!!!嫌がりもせずに気持ちよさ気に抱っこされている。
 店主によると、わたしは抱いたことが無いけど、コイツは抱かれるのが好きで、と仰る。嫁はパンを買うのも忘れてニャにばっかりかまっている。フワフワで気持いい〜! って、パンを買う間、交代して私が抱くが何も抵抗しないでリラックスして抱かれている。

 チンチラとの雑種ではという話し
 全然嫌がらない
 抱かれるのも気持ちよさそう
 こんな顔あり?

 行く前に画像を見ている限りではこんなキャラだとは思わなかった、と嫁さん。こんなリラックスしていて人懐っこいとは。抱いたときもニャには何も緊張しないで体中が弛んでいて柔らかい、こんなネコは始めて、と嫁さんは言う。そんなもんなのか。兎に角、何も嫌がらないしニャアの一言も発しなかった。

 店主は嫁さんに向かって、そんなに大事に扱わなくたって平気、わたしなんか尻尾持ってぶら下げているよ、と言う。全然抵抗しないんだよね。んで、嫁さんが名前は何というのですかと聞いたら、正しく、何と!どーして?そんなにピッタリ!の名前なんだろうというような『ふにゃゴロ〜』と言う名前だと教えて下さった。

 「ウッヒャ〜!ふにゃゴロ〜、だってよ。」まさしくピッタリの名前。「ニャに」が色褪せてしまった。んで、玉抜きしてあるんで中性的なんだね。今回撮ってきた画像も、何度見ても飽きない。ほんと色々な表情をするネコだ。前回撮った画像からは、性格はもっと硬派かと二人で思って居たんだけれど、相当にフレンドリーな性格。ますますファンになってしまった。そうそう歳はもう15歳になるそうだから、相当な歳だね。それなのに此の表情、此の眼。う〜ん、やっぱりふにゃゴロ〜はただ者ではない。こんな招き猫の居る店も滅多に無いよね。うちの嫁さんは、何かある度に家で「ふにゃゴロ〜!」と叫んでいる。思い出すだけで癒されるみたいね。(^-^)

 今回もつい沢山買ってしまった。
 カレンツ(すぐり)とクルミのパン。

 さて、前回は買わなかったカレンツ(すぐり)とクルミのパンを今回買った。画像の細長いのがそうだが、持つと棍棒のようにずっしりと重たい。実が滅茶苦茶詰まっているので食べ応えもある。勿論旨い。これで700円! ケーキなんか買うより安いよね、と嫁さん。そんなんでやってられるのかどうか心配で尋ねたら食べていくのがやっととの事。やっぱりね〜。でも宣伝しないんだそうだ。口コミだけでやっているという。勿体ないよね。でも、招き猫のふにゃゴロ〜が居るから良いのかも。

 そうそう、それから金土日の昼には1000円でピッツァを食べさせてくれるという。飲み物は好きなものを持ち込みOKだそうだ。冷凍になっているけれど自家製のベーコンのピッツァだそうだ。今度食べてみよう。
 ん〜、今回気が付いたんだけど店の中に“地方発送承ります”というプレートが下げてあった。余計なお世話だし、勝手にこんな事をやると迷惑になるかも知れないが口コミとということで電話番号を下に書いておきます。こんなサイトを見に来る人に無礼な人は居ないだろうからね。もし連絡されるような方が居られたら失礼の無いようにお願い致します。わたしは仕事でWebを使ってやっていますが、たまに無礼な人もアクセスしてくるので、知り合いで納得している人以外、Web上でやたらには連絡先を載せないようにしております。また以前に間違った番号を載せて関係ない方に迷惑を掛けたことがあります故(ゴメンナサイでした...)。ただ、こういうお店はもう少し人気が出ても良いと思うので。それに看板が町田街道の一方向にしか向いていないからね。ワイルドグースさん:042-797-8929 一度食べてみる価値ありまっせ。

 近くで行ける方は、ふにゃゴロ〜に癒されに行くのも宜しいかと存じます。あんなネコ、うちにも欲しいなあ、ふにゃゴロ〜!

by Recycler `06/4/12


・パン屋さんに居た猫の“ニャに”の画像&石窯作りワークショップの画像若干 `06/2/28---薪で焼く石窯焼きのパン屋さんに居た猫のキャラが何とも言えず良い。そのパン屋さんはホンマモンの“薪窯(薪で焚く石窯)”、そして“天然酵母”、“国産小麦”、“全粒粉”使用の四拍子。此よね此。あとは、友人が行った石窯作りのワークショップ画像をちょっと。
・飯炊き用の鋳物竈をスモーカーに転用`06/2/27 ---鋳物の飯炊き竈は骨董コレクションで買った訳ではない。電気ガスなどが無くても生活できる基盤を確保しておく為だったが、そんな事態になる前に、燻製器(スモーカー)にも転用されて大活躍。
・暖める為の智慧、二点`06/2/22---ペットボトルに60度のお湯を入れると布も被せずに丁度良い湯たんぽになる。また円柱形石油ストーブに耐火レンガを巻いて遠赤外線の輻射熱の恩恵を受けられる様に改造。
・鍋でご飯を炊く男:ステンレス多層鍋を使いこなせ(栄養を壊さない逃がさない健康調理法)
・料理を美味しくする調理器具、不味くする調理機器具
・家にある道具で口金を火造り?---古く使い込んでボロボロになった鉈や鎌も、柄と口金を新しくすれば元通りに活躍できる。その口金を作るには?
・手打ち鉈他、造林用の良い道具類を手に入れる`01/2---刃物は使ってなんぼ。使わなければ良さは解らない
・中古道具屋・砥石屋さん巡り`01/3---少ない投資で充実した設備。新品? 要らんやろう。。。丹念に探せば出物があるある
・やっぱり、切り傷にはアロンアルファでしょ!--`01/11/14---新しく出来たナイフの仕上がりを調べるために、自分の指で試したバカな奴の話。恥ずかしいので知り合いだけにと思っていたけれど、此の切った指の修理方法は結構有効なことが経時変化で解ったので、敢えて恥を忍んで公開。
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・東京マタギ深瀬教室の仲間とのキノコ&蕎麦の会 `07/11/20---裏々キノコ教室:性格悪い奴はキノコ採れない伝説。楽しい仲間とのキノコ採りの風景と、少しばかり美味しく出来るようになった蕎麦打ちのプチ自慢。性格悪い奴ほど能書きが多い!!!って、、、誰のこと?
・CT110ハンターカブのその後---整備と部品交換。たかがCT、されどCT。足(たる)を知れと言われても...
・新規格以前の四駆軽トラのお薦め---其の二 ---スピリチュアル軽トラ-ライフ。良い“足”を手に入れたら---`05/1
・“山仕事の道具と技術、智慧は、自給と自衛の基本”(社)全国林業改良普及協会刊 森と暮らすNo.2「ノウハウ図解山仕事の道具」(`08/6/10発行)のお薦め-----自給自足、半農半X、田舎暮らし、農的生活指向の方々に必須? 自然と共に暮らそうと思ったら山と木々があってこそ。本書は、山主や林家向けの入門編の本だが、山の作業と道具に関わることから安全管理まで全てを網羅している。当サイト管理やも、鍛冶屋の智慧や、道具類の修理修復、熱可塑性樹脂カイデックスを使った鉈や道具類の鞘(シース)作りのページを70頁ほど書かせて貰った。実践的な智慧が籠もった本なのでお薦めする。---`08/6/11

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