■9月の栽培記録

◆バナナ長者とは私の事です!
◆観葉バナナ(名前:しゅうちゃん1号)


先月北海道のウィングさんから譲り受けた観葉バナナは、
どうやらやっと根付いたようです。
届いてから最初に開いた葉は、かなり細くて長さも短くて、
暑い中での長旅の疲れがうかがえるものでした。
そして、その次に伸びてきた葉は葉緑素のないフニャフニャの葉で、
まったく開かないうちに枯れてしまいました。

ありゃ〜!せっかくプレゼントしていただいたのに、このまま枯れるの?

次の葉もこんな状態。

9月末、やっとまともな葉が出てきました。
毎日不安な気持ちで葉の中心を覗き込んでいたので、と〜ってもホッとしました。
偽茎を揺すってもびくともしないし、もう大丈夫です。
このバナナちゃんは露地で越冬予定なので、
寒くなる前になんとかしっかり体力を回復しておいて欲しいです。

◆サンタカタリーナ・プラッタ(黄輝)
ブラジル原産の珍しいバナナを、栽培の師匠である「なんでよさん」から
プレゼントしていただきました。
届いたのは吸芽株と親株の分割したもの。
親株は4分の1に切ってありましたが、その大きさにはビックリ!
最初は石かレンガが送られて来たのかと思ってしまいました。
吸芽の赤ちゃんが2つ顔を出していました。
14号鉢に横幅がぎりぎり収まる大きさです。
(撮影に失敗した為画像はありません)

丈は小さくても、さすがにしっかりとした株です。楽しみ!

これがプラッタの果実。「なんでよファーム」で通販してもらいました。
これがもう、ウマイのなんのって! 有機栽培だから?
まだ緑色が残る頃から果皮が真っ黒になるまでしっかりと味わいましたが、
はち切れそうに太った実は、目にもオイシかったです!

◆ベルチナバナナの種
見事ベルチナの結実に成功したバナナ仲間の「げんさん」から、
たくさんの種子が送られてきました。
以前から譲ってもらえるようにお願いしていたものです。


 以前播種したムサ・エンセーテとは
同じ観葉バナナでも種の大きさが全然異なります。
小さい方がベルチナです。
まずは半分だけ蒔いてみるつもり。

◆チキータさん、ありがとう。
チキータバナナのサイトでほんの一言投稿したら採用されちゃって、
ごほうびに(?)たくさんのバナナをいただきました。
既に食べ頃の状態だった為、友達数人にお裾分けしました。
いつもスーパーで買うバナナより濃厚な味がしたのでびっくり。
(生協さんには申し訳ないけど、生協の減農薬バナナより数段おいしかった)

ところで、小学校の頃の給食で半分ずつ添えられていたバナナに
チキータのシールが付いていると、クジに当たったかのように
うれしかった経験はありませんか?
でも送られてきたバナナにはそのシールがありませんでした。
きっとあのシールは追熟が済んで市場に出される段階で貼られるんでしょうね。

バナナのあれこれについてちょっと知りたくなったら、コチラ
◆うちのバナナたち

長かった残暑も終わり、夜の気温は17度くらいにまで下がってきました。
葉っぱが1枚開くのに2週間以上かかるようになっています。
今シーズンもまた、結実の夢破れたり。

関西には影響を及ぼさないと油断していた台風14号の風は、
キムラ君をゴロンと転がしてくれました。
雨を期待して水をやっていなかったから簡単にひっくり返ったと思われます。
葉が付け根から折れてみすぼらしくなりました。

鉢植えバナナも地植えバナナも、陽当たりが悪いせいか
春に生まれた吸芽がまったく成長していません。
ま、そのほうが室内で管理する時には場所を取らずに好都合なんですが。
日向で暮らすキムラ君だけが吸芽をぐんぐん伸ばしています。

今年は9月にも毛虫が大発生。
サザンカには気持ち悪いほどのチャドクガが・・・・。
そしてサクラに発生した白い毛の大型毛虫(シロヒトリ?)が
バナナにも取りついて、葉っぱを食害しています。
おいしいのかな?
成長した毛虫にはスプレー剤も効きません。
早くいなくなって〜!
間違っても蛹で越冬なんかしませんよね?


◆収穫の秋

ついに稲刈りをしました。
お米が不作と言われている年に、ちっちゃなバケツの中でよくぞ実ってくれました。
シンプルな塩おにぎりにし、家族揃って食したいと思います。
来年もまた稲作にトライして、子ども達には
『野菜だってお米だって作れる人』になってもらいたいです。
◆おまけ

:食べた後に冠芽を植えた5株のパイナップルたち。
中にはもう5年以上育てているものもあるというのに、一向に結実の気配なし。
この親不孝もの!

2003年1月2月春号5月6月夏号9月10月

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