■1月の日記 |
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今月のバナナ
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■Oh! my Banana
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◆さて、最近のわたしのバナちゃんですが、ちょっと見てみます? | ||
あっ!今パソコンの前で「フッ」と鼻で笑ったアナタ! もういいです、さようなら。短いお付き合いでした。お元気で。 「えっ、どうしちゃったの?」と思って下さったそこの方。 ありがとうございます。いつもご心配おかけします。 実はですね、あまりに葉が見苦しくなってきたのでバッサリ切ってしまったんです。 その見苦しい葉の様子を画像でお見せできたら良かったのですが、 娘のピアノの先生が急にレッスンに来られる事になり、大慌てで剪定せざるを得ない 状況だったんです。写真は撮りそこねました。 |
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◆なんで、こんな姿に?原因は? | ||
ズバリ!
ハダニと病気です。 ハダニ退治のために『粘着くん』という商品を使用していましたが、 使い方が悪かったようで、カビか腐敗菌を発生させてしまいました。 ハダニに寄生された株の葉は葉緑素が抜けてかすり状となり、 最後には茶色く枯れてしまっています。 一度かすり状にまでなってしまうと、たとえハダニを退治しても枯れの進行は 止まりませんし、 株全体の力まで弱って、新しい葉もなかなか開かなくなります。 これはカビと思われる症状です。 思い当たるは、頻回の『粘着くん』使用。 でんぷん製剤だから、これが菌の栄養になっちゃったみたいです。 粘着くん再登場 あら〜、『粘着くん』の使用は6回までと説明書に書いてある。 適用作物は<ナス、三つ葉、春菊、キュウリ、パセリ、トマト、イチゴ、バラ、菊、 カーネーション、柑橘、桃、茶>・・・ふ〜ん、それ以外には使用しないで下さいだって。 当然、風通しの悪い室内での使用は想定されてないんでしょうね。 使用回数を守れば障害は出なかったんでしょうが、後悔先に立たず・・・ 何度も使った割りにはハダニは減ってない・・・(T_T) ハダニ被害のひどい株、病気になった株は成長が停まったようになっています。 病気の株は葉が出てきても葉緑素の抜けた白っぽい色をしています。 なんだか見たことあるなあと思ったら、昨シーズンのげんさんのバナナの症状に似てる。 げんさんの2002年3月の日記 古い葉より若い葉がやられているというところも似ています。 今のところ大丈夫そうなのは、去年買ってきた品種不明のバナナ(ベルチナ?)と 以前からいるバナナのうちの2株だけ。 すでに寿命と思われる1号・2号を含めて、残り10株は 春を待たず息絶えてしまうかも。 消毒も室内ではできないし、あきらめるほかありません。 子孫を残そうとしているのか、吸芽はわりと元気なのですが。 春になったら鉢を少し整理しまーす。 欲張らず、2〜3株をしっかり管理するのが今年の目標。 道のりは遠いけど、わたくし、バナナの収穫は諦めてはおりませんのよ〜〜〜〜 (↑この場を借りて、家族に宣言してるつもり) ハダニと病気にやられた軍団 これはベルチナ?期待の星 |
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■追加・コバエ日記 | ||
コバエちゃん、なかなか居なくなりません。
でもかなり数が減って、ほとんど気にならなくなってきました。 飲み物や食事の中に飛び込むことも無くなりました。 あ、ハエ取りリボンは年末に除去しましたよ。 さすがにあの風景の中での年越しは悲しすぎますから。 ただし油断大敵。 繁殖力があるので気が抜けません。 どうやら鉢の受け皿の水とかが大好きのようなので、溜まってしまった水は ボロ布で吸い取るか、ハイターを2〜3滴落とすようにしています。 さて、アイデアルさんから鉢植え用土の消毒について このようなアドバイスをいただきましたのでご紹介します。 『コバエが大量発生してしまったのですか、大変ですね。 夏場なら、鉢土を入れ替えるところですが、冬場はそうはいきませんから、困ったものです。 牛糞、鶏糞、腐葉土などにはコバエ等の卵がいるようです。 鉢土にする場合には消毒して使いましょう。 消毒は、薬剤、蒸し器、電子レンジなどを用いて行ないますが、 一般家庭では、簡単な天日消毒がよいでしょう。 ビニール袋に、厚さ10から15cmくらいになるように入れて密封し、 夏場に陽射しの強いコンクリートや屋根の上に、数日間置きます。 1〜2日ごとに裏返すとより効果があります。 夏の炎天下ならビニール袋の中は60℃を超え、病原菌や害虫、その卵はすべて死んでしまいます。 鉢土としてビニール袋のまま保存しておきます。 今年は試してみてくださいね。』 ハイ、そうします。 そして、バナナの本格的ハウス栽培に取り組まれている 『なんでよファーム』さんからもアドバイスをいただきましたので、 掲示板より一部編集して転載します。 『(コバエ発生の)原因は(有機物を)発酵させてないからですね。 家庭でできることはまず有機肥料を買ってきたら米ぬかと納豆を混ぜ、 有機肥料と混ぜ十分な水分をやり、袋に入れて日当たりのいいところにおいてくささい。 家に中に入れないほうがいいでしょう、発酵熱やけどするかも。 これを何回か混ぜて一月すれば良い堆肥ができるはずです。虫も湧かずいいですよ。 友達はヤクルトを入れる人もいます。乳酸菌ですよね。 納豆菌はバチルス菌でこれは素晴らしい菌ですよ。 他にも放線菌など買えたらいれてみてください。 園芸店に行けば肥料の混ぜた土があるとおもいますが、 塩基の勉強もするともっと良い作物なりバナナば成ることでしょう、お試しあれ。』 ありがとうございまーす! どちらのアドバイスもたいへん勉強になりました。 どちらにしても「手間を惜しんでの成功はない」ということですね。 春までは腹を据えてキンチョール片手にがんばります。 オークションで競り落とした食虫植物モウセンゴケ「ドロセラ カペンシス ナローリーフ」 大きさ約4センチ。バナナの鉢に植えているのだけど、ちゃんと働いているのかなあ・・・ でもなんかカワイイと思う。(これを教えてくれたKen-Jさん、ありがとう) |
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2003年2月につづく
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