◆2003年・春の特大号〜!

なーんちゃって。
日記の更新をサボり過ぎ、3〜5月の日記をまとめてアップしただけです。
実のところは「特大」じゃなくて縮小版かも。
掲示板やメールで更新の催促をして下さった皆様、ありがとうございました!
■最近のバナナたち


じ・つ・は、悲惨な状態です。
年明けから気になっていた「カビ」か「腐れ」の症状が、
ついに全株に及んでしまいました。
3月の時点で何とか元気だったのは、ズングリバナナの『イチロー』と
去年の新入りの2株だけ。
残りは程度の差こそあれ、病気に罹ってしまいました。

初期症状はこんなです。
灰褐色の部分が拡がっていくとともに病班のない部分の葉緑素が薄くなって、
葉肉自体が薄くフニャフニャになります。
そのうちに葉っぱは丸まったり垂れ下がったりしてきます。
最終的にはこのように茶色く枯れてしまいます。

偽茎の中心や外皮の地際がジュクジュクしているのが特徴的です。
親株が枯れた後は吸い芽が次々と顔を出しますが、
これにもまた同じ症状が出てしまいます。土ごと処分しないといけないかも

病気が起こった原因としては、
秋の植え替えで用いた用土に問題があったのかもしれません。
今後は用土の熱消毒を施したうえで使用するつもりです。
それと実験的に用いたココヤシチップですが、これが想像以上に保水性があり、
週に1度の水やりでは過湿気味だったのかもしれません。
それに加え、コバエの大発生も株を弱らす原因だったように思います。
コバエの幼虫は土の中の有機物の他、バナナの根っこも食害していたようです。

■とりあえず戸外へ

八重桜が散りはじめる4月後半、全てのバナナを戸外に出しました。
例年より少し遅い時期に出したので、少々肌寒い日も室内に入れたりせず、
そのまま戸外で夜を過ごさせました。

冬の間はきれいな葉を開いていた新入りバナナですが、
いきなりの日光浴で見事に葉焼けをおこしてしまいました。
日焼けして痛んだ部分には、1週間くらいの間にカビ病が。
でもこれは去年も見られた症状なのであまり気にせず、薬剤消毒をして様子を見ます。
5月10日現在、少し冷え込む日が続いたので、冷害も起こってしまいました。
でもこんな日がいつまでも続くとは考えにくいので、戸外に出したままにしています
新入りの最新の葉は65×30センチ。2週間かかって開いています。
元気なイチロー
■MUSA ENSETE
オークションで入手したエンセーテの種を蒔いてみました。
 このうち5粒だけ蒔いて、あとは保険に取っておきます。
バナナの師匠に教わった通り、
発芽率アップのために2日ほどエチレン処理。
あまり美味しくなくて誰も食べなかったモラードバナナにエチレンを供給してもらいました。
ホイルを使用しているのは遮光のため。
日中は車の中で、夜間はテレビの上に置いて保温を図りました。もちろんビニールで密封しています。
       
長女の10才の誕生日に播種。蒔いた日が覚えやすくていいでしょ。
ラーメンのカップにバーミキュライトを入れただけの簡単育苗鉢。
シャワーキャップで覆い、これをテレビの上に置いておきます。


ヤッタ!5月5日に見たときには、すでにこんなに芽が伸びていました。
2日に見たときは何も出ていなかったのに。
とりあえずウレシイ!芽だけでなく根っこまで表面に出てしまっています。水と酸素が不足したのかな?

1週間ほどで葉っぱが開いてきました。早く植え替えないと根が絡み合いそうです。
少しずつ戸外で日光浴させていきます

◆おまけ
我が家流の総合学習として、今年は稲作に挑戦します。
種モミは全農さんのH.Pで申し込んで分けていただきました。
 芽だし作業
種まきから1週間。

葉が3枚になったところで田植え。
深さ30センチのバケツと不要になった砂場が「田んぼ」です。
2003年1月2月春号5月6月夏号9月10月

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