MS-Windowsを中心に電子メールについてのメモを作成しました。
こんなところまで迷い込んできたあなた!実は、ここ数年、残念ながらほとんど更新できていません。m(_._)m
お詫びと言っちゃなんですが、ここより遥かにまともな《 Taki Internet Mail Private Lab.》 をご紹介させていただきます。
特に「MUAs for Windows - Windows のメイラーの評価 -」でのまとめ方は見習わなければ。それにしても、ここの、このまとまりの無さ。
思いつくままに作業をして、気ままに拡張させたのが敗因か。
まとめると、きっと半分くらいコンパクトになって、可読性が上がるに違いない。
この範囲だけでも再構築しようかなぁ/できるかなぁ/時間あるかなぁ。
追記:
Internet Control Packは,NEWT-SDKという製品名でNetManageから英語版が販売されることになったようです。
やはり市場規模が小さいと見た&不評だったのでしょうか。
ただICPのうち,TCP/UDP/HTTP/FTP/HTMLの各コントロールはVB5のコントロールとして形を変えて提供されるようです。
この件についての詳細は,マイクロソフトのICPのページをご覧下さい。
さてこのICP,困ったことに最近よく雑誌のサンプルとして取り上げられます。
原稿を書いた人たちは,これを使うと難しそうな「こんなこと」が簡単に出来ますよ!ということを書きたい(私も使ってそう思った)のでしょうし,書いた時点では実際にそうだったのです。
でも,残念ながら発行された時点で既にICPはマイクロソフトのサイトから消えているという,最近の雑誌の弱さを見せてくれています。
β版の商品だからと言われればそれまでなんですがねぇ...
MS公認のVBユーザーズグループのint21に,これに関連する記事(「Internet対応ActiveXコントロールの使い方(TCP/IP系)」(富士通SSL 福岡寿和氏)が載っていました。
Option Explicit Public Const hdrSMTP = "255.255.255.0" 'IP Address or Host Name Public Const hdrTo = "hoge@hoge.or.jp" 'To: Public Const hdrFrom = "mizo@hoge.or.jp" 'From: Public Const hdrSubject = "TEST BASP" 'Subject: Public mBODY As String 'Mail Body Public mFile As String 'Multi Part Sub main() Dim bobj As Object Dim msg As String mBODY = "TEST Main." & vbCrLf mFile = "" Set bobj = CreateObject("basp21") msg = bobj.SendMail(hdrSMTP, hdrTo, hdrFrom, hdrSubject, mBODY, mFile) Debug.Print msg End Sub------ここまでコード-----
追記:
ってなことを書いて,しばらくぶりに見に行ったところ,ちゃんとPOP3も サポートされていました。すばらしぃ。
あんまり感動したので,ニッチなソフトを1本作成しました。
出先のメモ代わりにメールを使う人のために「DataMail for BASP21」。ほとんど10円メールのノリです。
開発の方から「高機能の割には安いんですよ」と教えていただきました。
確かに機能的には良くまとまっていて,テンプレート機能や添付ファイルを 圧縮(GZIP形式)してから添付する等,「痒いところに...」なソフトです。
値段(開発ライセンス)だけを比べても,決して高いわけではないんです。
ただライセンス形態が,開発ライセンスがあるLAN内だけ配布可能という ちょっと変わったライセンスなので,例えば独自なメールソフトを作って 配布するといったことができないため,用途によっては高くつく(というか, 実質的に使えない)ことがある,ということです(この点は,何とか改善をして欲しいです)。
上記の方から,またメールを頂きました。ライセンスが改訂されたということで,今後は\45,000+\20,000=\65,000で自由に配布できるそうです。
このページのコメントも多少なりとも今回の改訂の役に立って,更に売り上げも順調ということで,お互いにメデタシメデタシなメールでした。
本来あって欲しくないことなんですが,電子メールソフト間での互換性という問題が雑誌の記事になるくらい話題になっています。
電子メール自体には規約があるのですが,その規約を狭義に解釈するか広義に解釈するかによって,プログラムの実装が変わってきます。
これは,どっちのソフトが悪いという問題ではない(明らかにバグやら不具合と思えるモノもあるますが)だけに,厳密な規約に改訂されるまでは使う方が気をつけなければいけないのでしょう。
一般的に電子メールの互換性として気をつけなければならないものとして,次のようなことがあります。
これらについて,各メーラーがどのように対応しているかについては,東大の白橋さんの作成されたFAQ(pc-tcpip-faq-j)を参照して下さい。
- 漢字コードの扱い(本体部,Subject部,その他のヘッダー部,添付ファイルの漢字ファイル名の扱い),
- 添付ファイルのファイル名の長さ(DOS/Windows3.1ユーザに8文字以上のファイル名を添付するのは止めましょう),
- 半角カナは使ってはいけません(送受信できない場合と全角に変換される場合が多い),
- 添付ファイルの方法(BASE64が一般的です)。添付ファイルのトラブルについては,こんな話もあります。
添付ファイルの送受信については,異種メール間での添付ファイル送付結果を参照して下さい。