最終更新日:2002/03/12

Windows対応のメールサーバ

やはり通常はインターネット系のサーバといえばUNIXがベースになるのでしょうが,そこをあえてWindowsでメールサーバを構築したいという方のためのリンクです。
まぁ自分の日常使っているマシンをメールサーバにしたいという方はあまりいないと思いますが,それでも事情によったり,UNIXが嫌いだ,何が何でもGUI,Windowsを極めたい(なんのこっちゃ)と思われたらどうぞ。
個人的には,少し前に廃棄品の486のDX2−66を使って会社で立ち上げたPC−UNIXのメールサーバが,結構早くて気に入ってるんですが(でも,哀しいかな,立ち上げてあっという間にハードがお亡くなりになってしまいました (;_;) )。

国 内 編
Sendmail with POP3 3.0 for Windows NT

まずはアスキー・エヌ・ティ社が扱っているSendmail with POP3 3.0 for Windows NTから。
UNIXから移植したというだけあって,機能は堅実そのもの。
89,800円

[修正:2001/07/31]

Post.Office 3.5.3 日本語版 [追記:1998/05/08]

有名ですよね(の割に実は抜けていた ^^;)。検索エンジンで Post Office と検索すると,万単位のページがヒットしますが,その多くが実はリモートの設定用のページのようです(あの会社も,これを使っているのか...というのがわかります)。
いろんな会社で扱っています。とりあえずネットワールドさんのURLを挙げときますが,私はネットワールドさんと付き合いありません。あしからず。

[修正:2001/07/31]

IMail Server Gold V6.0J[更新:2001/07/31]

IMail Serverの販売先がテクノコムからケイ・ジー・ティーに変わりました。ついでに商品形態も変わります。IMail ServerはSMTP/POP3/IMAP4/LDAP対応インターネットメールサーバですが,今回いままでオプションだったWebMessaging 機能が標準で入ります。
ダイヤルアップ接続にも対応ということですが...これはIPが固定されていればということでしょうか?
いわゆる「くずメール」を制限することのできる ANTI-SPAMMING機能が嬉しいところ。
オプションにより,Webからメールを読んだりポケベルに転送することもできるようです。
 IMail Server Gold V6.0J 無制限ユーザ版 241,400円

CMAIL Server v2.4.8[修正:2001/07/31]

ウィップスという会社が扱っているこのソフトは,今ひとつ機能的な点が不明なんですが,オンラインマニュアルで概要を確認することができます(ダウンロードして確認もできるようです)。
CMailSERVER Unlimited User License \220,000

FTGate V2.0 [追記:1998/03/23]

(株)ピー・エス・アイが国内代理店となっているメールサーバです。5ユーザ版が\7,500,50ユーザが\60,000というあたり,結構コストパフォーマンスが高いかなと思います(でも,Webがちょっと寂しいのが少し不安 f(^^; )。
体験版(1ヶ月間)をダウンロードすることができます。
ダイアルアップ機能(スケジュール可)やメーリングリストもOKということで,機能もなかなか良さそうです(体験版が1ヶ月経過後は1ユーザ版として使えるそうなので,E-MailClubXANA-Cruiser等のMLサーバのような使い方もできるかな?)。

ちなみに,私,IMail serverのところのダイアルアップ接続の話で呆けたことを書いてますが,正確には,受信時にダイアルアップ先のISPから1クライアント(あるいは複数クライアント)としてメールを受信する。送信時には,キューイングされていたメールを送信する。という機能でした m(._.)m

PSIの大森さんから,「評価してみて下さい」というメールを頂いたので,ダウンロードしてみようと思っています(うっでも時間が...)。


現在 V2.0は販売中止されていて,次のバージョンが出荷されるまでお待ち下さい,という お知らせがUPされています。
[修正:2001/07/31]

簡易POPサーバ 秋POP [追記:1998/04/05]

秋POPは,NT4.0 Option Packに含まれるSMTPサーバと併用することを前提にしたPOPサーバだそうです。
このソフトは,基本的にシェアウェアです。
ここには,この他にも,あのBlatJのページ(コマンドラインからメールの送信を行うツールを日本語化したもの)や,りすと亭のホームページ(簡易ML配信ツール by Java...これも凄いなぁ ^-^ゞ)などもあります。
それぞれのツールでMLが開設されています。

Personal Mail Server[追記:1998/04/21]

あのベクターのホームページ籍を置くはむらび’S ROOMにあるこのメールサーバは,主に個人利用をターゲットにした フリーソフト です。
ネットワークに接続されていることが前提のソフトですので,接続等は別ソフト(あるいは手動)ということになります。

EMWAC-IMS[修正:2001/07/31]

EMWAC(European Microsoft Windows NT Academic Center)が提供しているIMS(Internet Mail Services)は,フリーで入手可能な(β版ですが)メールサーバーです。
IMSは本家EMWACでは,既にサポートはしないと宣言されています。特に日本でのサポートがある訳ではない(そりゃそーだ)です。ただ,実績のあるソフトですし,アルファシステムの近藤氏のページによるIMSの設定の解説(チャネル(ドロップダウンリスト)でIMSを選択する)で詳細に書かれてますので,特に入手された方は特に問題なく使えるのでは,と思います。

Eserv[追加:1998/11/01]

藤田さんといわれる方から,「今度,Version2.1を日本語化するからよろしくね」,というメールを頂いたのですが,残念ながら私のブラウザ(IE3.02)ではWebの日本語がちゃんと表示されませんでした。
HTMLのHEAD内のMETA宣言が,こんなの
NAME="language" CONTENT="English"
NAME="country" CONTENT="RUSSIA"
になってるせいかな,とも思ったのですが,違うかな?
何やら幅の広そうなソフトには見えるんですけど...

日本語版がリリースされるのは,Ver.2.0だそうです。メールロボット機能や簡易言語までサポートして,多言語対応(上記のミスでも分かるように,ロシア語にも簡単に対応できるようです)もOKと再度メールを頂きました。
でも,多言語って表示のことっすか?(謎解きは,Webが修正されるときか?)

[追記:1998/11/03]
またしても上記の件で藤田さんからメールをいただきまして,
>多言語対応とは、同一モジュールでありながら、管理GUI画面
>または、WEB画面のパラメータ選択で変更できることです。
>現在、英語、ロシア語、日本語、ドイツ語、アラビア語の
>WindowsOS上で、各言語での表示ができます。
ということだそうです。
ところで,上記のサイトの日本語表示が変な件ですが,日本語が使われているところのFONTの指定で,
font face="Verdana,Arial"
という指定がされているためではないでしょうか?(外すと読める)
[追記:1998/11/08]

メールサーバー 2[更新:1999/09/22]

サイボウズの新しいメールサーバ(06/07発売)は,コストパフォーマンスの高さ(50ユーザで\49,800)がウリのようです。
サイボウズ メールサーバー 2 ユーザー数無制限/1 サーバー ¥99,800

MDaemon 3[修正:2001/07/31]

アスキーネットメディア事業部から,MDaemonが日本語化されました。30日間限定のお試し版があります。本家本元は,海外編で参照して下さい。
6ユーザ版が,\29,800から

SPA Mail Server[追記:2001/12/25]

EMWAC IMSとの互換性を優先したメールサーバです。
EMWAC IMSに対して、SPAM対策(不正中継対策)などが加えられています。
30日間の試用期間があり、ユーザ数無制限で8,000円というコストパフォーマンスの高さは魅力的です。
(場合によりEMWAC IMSが必要となることがあるようです)


海 外 編
海外では,NTで動作するメールサーバには,事欠かないようです。
例えば,BHSの32bit Download Centerなどで探せば,あっという間に10種類くらいのメールサーバソフトを探すことができるでしょう。
問題なのは,日本語環境で動作する保証(および事例)がまったくないことと,サポートが期待できないため,全て自力ということに尽きます。
とりあえず,BHSで見つけたメールサーバのリストは以下の通りです。

上記以外では,Mdeamonというのもあります。
NETSCAPE MESSAGING SERVER(International Version)という手もありますね。
[追記:1998/05/08]

メーリングリストサーバー
FML.ORG[追記:1998/05/10]

メーリングリスト機能専用としては,fmlを使っている人が多いのではないでしょうか。
FMLの日本のHOME PAGE「"fml" Mailing List Server の設計と実装」に,設定等が詳しく書かれています。

Lyris(ライリス)[修正:2001/07/31]

Webブラウザから管理できるMailing List サーバとして,他にlyrisというサーバがあります。
ActiveWave Technologies Inc.という会社で販売されてます。
50メーリングリスト,200メンバー(各メーリングリスト)まではフリーで使えるようです。
杉浦さん情報ありがとうございました。

日本語版の開発がActiveWave Technologies Inc.からSynaptive Technologies社に移管されたというメールを、David Dmytryshynさん(CEO?)から日本語でいただきました。
ActiveWave Technologies Inc.のサイトでも、まだ扱っているようです。

[追記:2002/03/12]


リンクのページ
Open Relay Database (不正中継ホストのデータベース)[追記:2002/03/05]

いわゆるメールの『踏み台』にされる可能性のあるサーバのデータベースです。
登録されているホストからのメールを受信拒否することで、Spamを受け取りにくくすることができます(もちろん、それ以外も拒否されてしまいますが)。

このページにたどり着いた人なら、FAQ「 私のメールサーバも ORDB を利用したいのですが? (サーバ管理者向け) 」 は見逃せないでしょう。
踏み台にされないようにするための設定方法が、メールサーバ別に記述されて います。


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