最終更新日:1998/08/18
BASE64.DLL
BASE64.DLLは,MIMEエンコーディング・デコーディングのうち,一般的なBASE64の
エンコード・デコードを行うActiveX DLLオブジェクトです。
Visual Basic Ver.5.0で作成しています。
文字列の制限があるため,最大2GB(正確には)までのBASE64文字列が扱えます。
2GBの制限については,通常のメールベースの場合,「データの最大長は1GB」
という暗黙の了解事項があるため,特に問題にはならないと思います。
このDLLはロジック検証用に作成されています。
従って「このDLLが実用的かどうか」という問題に対しては,「使い方による」
としか言えません。
というのは,このDLLで大きなデータを変換すると,非常に時間がかかるためです
(いつかは終了するハズですが)。
処理速度が必要な方は,ソースコードのアルゴリズムをVC等に置き換えるか,シェア
ウェア(例えば(有)WillのMIMEOCX等)等を
用いることで,解消できると思います。
このDLLの元となるソースコードは,このページを参照して下さい。
このDLLは,上記コードから必要な部分を抜き出してDLL化したものです。
(恥ずかしい部分は,多少修正しています)
Base64のアルゴリズムについては,上記ソースコードのコメント部分およびプログラム
自体を参照するか,上記WillのMIMEOCXの解説として,Base64規則という項目がある(はず)
なので,そちらを参照して下さい。
もちろん,元になるRFC(RFC1521,RFC1522)を参照することも忘れないで下さいね。
ダウンロード&インストール
Base64.dllのダウンロードは,ここ(b64_09.lzh:167KB)から
行って下さい。
適当なディレクトリに解凍後,Setup.exeを実行することでインストールが行われますので,
正常にインストールが終了すれば,不必要になったファイルは削除して下さい。
尚,本プログラムを利用するためには,VB5のランタイムモジュールが必要です。
ランタイムモジュール等は特に用意してませんので,必要な方は別途入手して下さい。
使用方法等は,別途サンプルプログラムをダウンロード
して下さい。
使い方はサンプルのソースコードを眺めて頂くのが一番だと思いますが,読み難い説明も
一応付属しています。
Visual Basicで利用する場合,参照設定でBase64Translateを選択して下さい。
DLLのアンインストールは,コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」から
行って下さい。
サンプルプログラムのアンインストールは,レジストリは触ってませんので,そのまま
ディレクトリごと削除して下さい。
サンプルプログラムについて
このサンプルプログラムは,テキストデータ(Source)とBase64文字列を双方向で変換します。
テキストデータをBase64文字列に変換する場合は,Sourceにテキストデータを貼り付けて,「↓」
ボタンで変換して下さい。
Base64データを変換する場合,Base64にBase64文字列データを貼り付けて,「↑」ボタンで変換
して下さい。この時,Base64文字列以外のデータ(例えばMIMEヘッダ等)が含まれていると,
変換は正しく行われません。
テキスト表示する関係上,元のデータがバイナリの場合,あまり意味がありません。
ヘッダ関係の処理等のサンプルは,上記ソースコードに添付ファイル用の関数がありますので,
そちらを参照して下さい。
このプログラムはフリーソフトです。
このプログラムは以下の環境で動作確認しています。
- WindowsNT4.0WS+ServicePack3
- VisualBasic5.0J+ServicePack3
このプログラムにより何らかの被害に遭われても,製作者は一切責任を負いません。
コメント,苦情,使い方のアイデア等は,ぜひメールして下さい。
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