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                   VOL.15

  2001.6.12.              前号までは ここ をくりっくしてください

でんでん・・・“アート”・・もう止まらない!!

子供って、みんな芸術家なんだなーと、最近良く感じる。
純粋な気持ちで描く絵には、心惹かれる何かが表れるのでは、、、。
うちの子だけが、すごいわけでも無いのね、、、と親バカ代表も気が付いた。
しかし、ここで諦めない。
だったら、この純粋な想像力を、何処まで持ち続けるかが、問題なわけよねと、変な結論を出した私。
その日から、大人にならない心を、大切に育てようと決意した。
子供の描く絵に、文句をつけない。
無から物を作る事のすばらしさを、体験させる。等々、、、
目標を立て、ますます制作活動に力の入る私。

我が家のアーティストたち

「お絵かきしようー。」
と絵の具を出した日。
初めての絵の具に、大喜びの2歳の次女L。
もくもくと描きだした5歳のEを横目に、絵の具を混ぜ合わせ始めた。
2つの色を混ぜて、別の色に変わっていく様子が、おもしろいらしい。
「あー、マヨネーズになっちゃったー。」
「いちごヨーグルトー。」
と夢中。
今まで、当たり前だった事が、突然新鮮な大発見に変わる瞬間。
子供って、やはりすごい!!。
感動している私を後目に、筆で混ぜるのも、面倒になったようで、指をつっこんだ。
そして、指についた絵の具で、お絵かきを始めた。
そのうち、指が片手になり、、、両手になり、、、最後は手形をとって、大はしゃぎ。
この大胆な画法に、長女のEも興味を示し、大手形大会に。
テーブルは、絵の具だらけとなり、「よーし、床に紙、ひいちゃおー。」と、私もエスカレートしてきた。
部屋中、画用紙を敷き詰めて、手にべったりと絵の具を付け、「雨ー。」と、垂らす。
これが、以外とおもしろい。
勿論、私も参加して、気が付けば、3人とも絵の具まみれ。

はたまた、粘土の日は、「ごはん、作ろう。」と、Lが粘土のつぶをいっぱい作り始めた。
Eも加わって、大量のごはんつぶが出来上がった。
すると、、、
「これ、雪だよー。」と、言うや否や、パラパラ降らせ始めたL。
こうなると、止まらない。
3人で、「雪やコンコン、、、」なんて、歌いながら、部屋中にまき散らす。
こんな事、子供がいなくちゃ、出来ないよーと、私も変に開き直って大胆にパラパラやる。
思い切りやってしまうと、後の掃除も、あまり苦にならないから不思議なもの。

“雪”が部屋中にパラパラ・・・・

そして、最近のEのブームは、制作。
トイレットペーパーの芯や、アイスの棒など、持ち出しては制作している、Eの顔は無心だ。
かわいい作品が出来上がるたび、心あつくなる私は、まだまだ親バカ代表なのかも、、、。
かくして、彼女のおもちゃ箱からは、おもちゃは序々に姿を消し、”制作グッズ”コーナーがどんどん、広がっていった。
何か使えそうな物を見つけると、
「ママー、これ、洗ってちょうだい、制作に使うから。」が、彼女の口癖となっている。
しかし、このコレクションも、少々行き過ぎの感がある。
輪ゴムから、ビニール、ねぎを束ねているテープまでも、ほしがる彼女は良いのだろうか、、。
ねぎテープで作った、指輪をプレゼントされて、絶句した事も、、、愚作もたまにはあるもの。
パパの誕生日には、手作りでプレゼント・・が恒例となり、先日はかわいいキーハンガーを完成させた。
3歳の時に描いた、特大ボードのパパの絵は、階段の壁画となり、
今でも、見る度にほほえんでしまう、かわいい作品だ。

こんな、我が家の娘達。
いつまで、親バカ気分で、いさせてくれるのか、今後も楽しみではある。
                                          文とイラスト  yun    
並木

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