![]() |
|
![]()
|
本州のミヤマクワガタと比べて以下の点で違いが見られます。 ♂ 1.大腮が体長の割に未発達で短い。 2.腹部が発達し末端に丸みを帯びる。 3.耳状突起が未発達で大型でも上方に向かって せり上がらない。また、頭幅が左右に張り出さず前胸の幅と ほぼ同じである。 4.耳状突起の末端が尖り、丸みがない。 5.大腮は基本的にはフジ型で先端は二又部はより狭い。 エゾ型、基本型は現れない。 6.交尾器がほぼ同体長の基亜種にくらべ大きい。 その他、島ごとに多少の変異があり、大島のものは黒化し、 利島のものは大腮の発達がもっとも悪く、新島、神津島の ものは細身で赤みを帯び、三宅島のものは、エリトラが赤みを帯 び末端の丸みが顕著。 オオバヤシャブシの樹液や燈火に集まる。 ♀ 1.頭部の発達が悪い。 2.腹部末端が丸みを帯びる。 樹液にはほどんど集まらず灯火や路上を徘徊中に発見することが 多い。 |