伊豆諸島のクワガタムシ


マメクワガタ

(Figulus punctatus Waterhouse)

分布 神津島、三宅島、御蔵島、八丈島

あなたは平成11年1月29日以降人目のお客さまです。

 チビクワガタ同様に肉食性で1年中朽ち木の中で生活する。

御蔵島、三宅島では比較的多い。チビクワガタよりもより海岸沿いに

生息する。

1.生態

 肉食性で本州のものと違いはない。

また、島ごとにも違いは見られない。

2.形態

 本州のものと違いは見られない。

また、島ごとにも違いは見られない。

 左下の写真はコカブトムシの蛹をおそって食べている三宅島のマメクワガタで大腮で体に傷を付けて

体液を吸っているところ。

 真ん中の写真は神津島のマメクワガタで8月に朽ち木から採集。

 右下の写真は、御蔵島のマメクワガタの幼虫で幼虫は成虫よりも大きい。他のクワガタムシの幼虫よりも

体が細長く、頭部の色が薄いのが特徴です。

3.マメクワガタの口器

 マメクワガタの口器は、他のクワガタムシとは少し異なっていて、ブラシ状の口器が内側にカールしています。

これは肉食性の強いクワガタムシの持つ共通した特徴です。


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