チビクワガタは名前の通り9mm〜16mmくらいの
小型のクワガタムシです。この他、伊豆諸島にはさらに
います。
小型のクワガタムシですが生態はどう猛で成虫は他の
昆虫の体液を吸って生活しています。
幼虫は他のクワガタムシのように朽ち木を食べて育ち
ます。
燈火にも集まってきます。
八丈島では、ふつうに見られます。
1.形態
本州に分布するものと違いはありません。
2.生態
本州に分布するものと違いはありません。
成虫で越冬する。
成虫は肉食性で他の昆虫を食べるが共食いもする。
朽ち木の中で生活し、倒木などを割ってみると1年中見つけることができる。
(右は蛹室の中のチビクワガタの蛹(飼育))
3.口器の特徴
チビクワガタやマメクワガタ、ルイスツノヒョウタンクワガタなどの口器
は、他のクワガタムシとは異なった形をしています。クワガタムシの成虫は
ブラシ状の口器を持っていますが、肉食性の強いクワガタムシの口器はブラ
シが内側に曲がるという共通した特徴を持っています。
(左から朽ち木の中で越冬中、カブトムシの蛹をおそっているところ、チビクワガタの生息環境)