男の自宅介護

脳梗塞(人生2度目の救急車) 2022/12/04

脳梗塞から回復に向かっているのは、早期発見と適切な治療です


■2度目の救急車呼び出し

21時に消灯、就寝。
夜中の0時に妻の咳が続いたのでベッドを起こして見ると
(後で考えると、嚥下できずに咳が出た)
目の焦点があっていない、応答しない。声が出ない。
で、0時24分「119番」人生2度目の救急車を呼びました。

16年前、1度目の脳出血の時も真夜中の2時でした。
1度目は何が起きているかわからず、かなり慌てていましたが、
2度目は想定準備をしていたので冷静に躊躇はありませんでした。
---ただし、その時は予兆なく突然訪れます。


1度目の救急車で、私はパジャマのまま付き添い、
翌朝パジャマで歩いて帰宅しました。
最近の私は、真夜中に緊急でバルーン交換を依頼することもあって
救急車でも出られるように
パジャマでなく外出着で寝ています。


■救急車呼び出し
----火事ですか?救急ですか?----
1救急車お願いします
2住所は××町×番×です。
  名前は○○○○です 66歳女性です
3状況説明
 ~頃から~をしていたところ急に~となり
 現在~の状態です。
4救急車が到着するまでの対処法を聞く

□持ち物
 救急医療情報シート
 保険証 薬手帳 診察券 お金


救急医療情報シート 2017/4/11

救急車が到着すると、詳しい状況、コロナの問診、ワクチン接種歴
持病やアレルギー、かかりつけ病院、など問われます。

16年前の脳出血、糖尿病(インシュリン)、腎盂腎炎(バルーン)など、
たくさんの持病があるので持病を1枚にまとめています。

そのまま、バインダーを渡して説明できました。
×目まぐるしく病状が変わるので、若干、情報更新が古くなっています。
----反省---当日、私の情報も一緒に更新しました。



救急隊員は3人でバイタル測定と血糖値測定をしていました。
寝室は1階でしたが狭かったのでストレッチャーは入らず
布タンカに乗せて3人がかりで搬出。

救急車に乗ってもすぐには出発しません。
病院の受け入れの返事を聞くのに何分か待っていました。
(当直医師は内科ですが、脳外科の先生がオンコールでした。)

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新型コロナウイルスの感染拡大は、救急搬送にも大きな影響を与えている。
救急車を呼んでも搬送先がすぐに見つからない「救急搬送困難事案」が昨年より大幅に増えている
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■眠れぬ24時間

0時58分  病院到着  救急車は搬入後お礼を言う間もなく撤退
1時30分~ MRI
3時15分  急性期病棟へ
3時35分  帰宅---入院準備----
~6時    入院持込みリストにより薬やおむつ、パジャマなど準備完了 
10時~   荷物持ち込み、脳外科先生とお話
~16時   口腔ケア用品の調査選定、手配
24時   就寝


■適切な治療

脳梗塞の血栓を溶かす薬は4~5時間が勝負です。

-------web情報-----
血栓溶解療法とは、心筋梗塞や脳梗塞の主な原因である血栓を分解・溶解する作用を持つ薬剤を使用する治療法 です。血栓を溶解することで、血管を開通させることができ、血流が途絶したことで傷害を受けた脳組織を回復させることができます。 一般的には 発症後4〜5時間以内に治療することで、後遺症を最小限にすることが期待 できます。
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真夜中の出来事だったので
もし、咳をしなかったら、
もし、別の部屋で寝ていたら、
もし、施設や病院(3時間ごとの巡回)なら
  朝まで気づかれなかったのではないかと思います
もし、朝まで気づかなかったら・・・。

----早期発見----いい方向に回りました----


「在宅介護で横に寝る」「救急医療情報シート」お勧めします。

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