入笠山・釜無山登山( 縦走中の最高峰は釜無山:2,116.5m ) 2007.05.04 登山



【PHOTO & 記録 入笠山・釜無山登山 1】

この頃 詳細な登山記録を書く余裕が無く、ついイージーな 「写真と簡単な記録」 という形式を選んでおります。


御座山御陵山登山の翌日、突然回転性の目眩に襲われたため、 その後暫しドライブと登山は遠慮していたのだが、さすがにこのゴールデンウィークに山に登らない手はないと、 急遽山に行くことにした。それがこの入笠山と釜無山である。

入笠山は2度目。最初の時は、青柳駅から雪の道を辿り、入笠山登頂後沢入経由で富士見駅まで歩いており、 今思うと良く歩いたと思う。今回はその沢入まで車で入る。
ここは既に 1,400mほどの標高であり、些か気が引ける。リハビリと言うことで自分を納得させた次第。
6時38分出発。道は良く踏まれており、また緩やかである。

ゴールデンウィーク中ということで混雑が予想されたため、いつもより早く家を出た。その甲斐あって7時前の山道は誰もおらず静かである。
尤も、入笠山はその肩となる御所平峠まで車で行くことができるのであるから、例え1時間ほどの行程とは言え、 このコースを登る人は少ないのかもしれない。

といったようなつまらないことを考えながら歩いていると、 右手斜面上方からガサガサと音が聞こえた。見上げればカモシカがこちらを見下ろしているではないか。 先の櫛形山に引き続き、これは幸運である。 早起きは三文の得といったところだ。
なお、持参のカメラではこの大きさが精一杯。

良く踏まれた、ほぼ平らな道が続く。登りが続いたのは最初のうちだけで、 後は山の斜面を平行に回り込むという感じである。

やがて、道は下り始める。先の方からは子供たちのはしゃぐ声が聞こえてくる。 下り降りて樹林を抜け出すと、目の前には原が広がっていた。入笠湿原である。
湿原といっても草原といった方が正確で、陸地化が進んでいる老化湿原とのこと。その原の中にいく筋かの水が流れている。

なお、聞こえてきたのは湿原横のキャンプ場にてキャンプをしていた子供たちの声で、 いつもと違う環境に朝から興奮しているといったところであろうか。

入笠湿原を過ぎると、 頻繁に車を見るようになる。樹林は美しいし、今回のようにカモシカも見ることができるなど、自然を大いに楽しむことができるのに、 車でここまで上がってくるなんて勿体ないことである。
イヤイヤ、車で上がってくる人たちよりも、こういう環境を作り上げてしまった人たちこそ責められるべきであろう。

車道、マナスル山荘といった人工物のある場所は極力避け、山道に入る。 右手にはゴルフ場と見紛うばかりの草原、そしてその向こうに 入笠山が見える。

前回は御所平峠から、 すぐに入笠山山頂に立ったという記憶があったのだが、 今回 結構時間が掛かった (それでも 16分ほどだが...)。人間の記憶などいい加減なものである。

まだ若干残っている雪を踏み、ササの中の道を登る。
道は途中で 2手に分かれ、一方は 岩場コース、一方は 迂回コースとある。このような 2つのコースというのも記憶にないが、 新しいルートができたのだろうか。

迂回という言葉に反応し、当然の如く岩場コースを進む。
しかし何のことはない、本当に岩場のコースというだけであった。



入笠山・釜無山登山データ

上記登山のデータ登山日:2007.05.04 天候:快晴単独行日帰り
登山路:沢入駐車場−入笠湿原−御所平峠−入笠山−大阿原湿原入口−釜無山登山口−釜無山−釜無山登山口−大阿原湿原−テイ沢−入笠牧場−御所平峠−(往路を戻る)−沢入駐車場
交通往路:瀬谷−八王子IC−(中央高速道路)−諏訪南IC−沢入駐車場 (車にて)
交通復路:沢入駐車場−諏訪南IC−(中央高速道路)−八王子IC−瀬谷 (車にて)


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