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日御碕
Hinomisaki
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 灯台から西方面を見ています。日本海の色は明るいのですが、確かに荒れていました。

 予想より早く出雲大社訪問が終わってしまったし、スーパーチケットもあるから日御碕まで足を伸ばしました。日本の灯台の中で最高の高さを誇る灯台ですし、おまけに内部見学まで出来ます。因みに内部見学出来るのは15基あるとか。また世界灯台100選というのがあるそうですが(灯台の中に書いてあった)、日本からは犬吠埼、神子元島、姫崎、美保関、そしてここ日御碕が選ばれています。おや何と島根半島反対側の美保関も入っているのか。そちらは内部は見られませんが、こちらはじっくり堪能できます。
 
 出雲大社から乗ったバスは、直ぐに日本海沿岸の道に出ます。実に穏やかな海だ。風も殆ど無い。ここ伊良波海水浴場にもなっている所。そこから海沿いの道を暫く走り、着いた所は日御碕神社が見える停留所。そこから神社の脇を抜け、ちょっと味のある集落を通り、経島というウミネコの島・・巣窟と言えそうな所を遠くに見ながら進んでいくと、どんどん大きく灯台が見えてきます。

 登ってみると、いや風がもの凄い。とても北側にはいられない状況な程の風。さすが日本海、さすが43mの塔・・いや灯です。そして海を見ると、さっきまでの出雲の穏やかな海とうって変わって、白波が至る所に見られる外海の荒々しさになっていました。一年のうち何日位こんな天気なのでしょうか。いやこの日はちょっと風が強いかな程度の日なんでしょうね。それとも昨夜大雨を降らせた、飛行機着陸見合わせかもしれないと言わせた低気圧の名残なのでしょうか。太平洋の荒れた海とまた違う、そして出雲の内海とも違う、正真正銘の日本海の海でした。

神社に隣接した所に集落が。正面に荒海が広がります。その海からの風を避けるように道は最小限の広さしかありません。漁村はこういうの多いですね。 灯台入口から。築100年以上とは思えない綺麗さです。結構階段きつかった。
東側を見ています。強風の中での1枚。大陸から渡ってきた人たちは、最初にこの島根半島の山々を見たのでしょうか。そんな気にさせるショットです。
灯台内部最下段。灯台自体は石造りですが、ここは煉瓦でした。
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