足立美術館
Adachi Museum of Art
35 22 48.03,133 11 39.02
そろそろ雨が上がった庭園。間の集落や道路を隠し、遠景の山と一体とさせる見事さ。
旅の最後は足立美術館まで足を伸ばします。美保関の宿からご主人に境港まで送ってもらい、水木しげるロードをちょっと見てから境港線で米子へ。さらに山陰本線で安来まで行き、そこから美術館の送迎バスを利用して足立美術館に着きます。JRも本数が少なく苦労しますが、それでも朝ゆっくり宿を出ればお昼には美術館に着くことが出来ます。昼食を門前で取ってからいざ美術館へ。 日本で個人コレクションの美術館というのもあちこちにあります。企業名を冠している出光、ブリジストン、山種、サントリー、安宅、そして個人名が入ったものとなると、大倉集古、五島美術館、松岡美術館・・・忘れてはいけない大原美術館、異色の原美術館、また川村美術館も個人名ですねかどれも一企業を発展させる過程で経営者が美術品を収集し、それを展示するというプロセスを辿っています。間違えると安宅やのようになり、その安宅コレクションを引き継いだ山種美術館も本業の証券会社は吸収され名前が無くなったりしていますが、他は大体経営と収拾とのバランスは取れていたと言えるでしょう。 |
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庭の向こうの滝は道路を挟んだ山に設けられています。というのが随分有名になったような。当然人工です。 | |||||||||||||||
こちらは反対側の茶室方面。池も綺麗ですね。 | |||||||||||||||
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茶室では掛け軸の代わりに、自然の情景を楽しむ仕掛け。 | ありました銅像が。このポーズ、札幌のクラーク博士のものとよく似ています。大志を抱け! | ||||||||||||||
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再びの中央庭園。毎朝ゴミを拾い、白砂を清め、庭木の手入れをしているとか。昼間立ち入れるのは小鳥だけでした。 | |||||||||||||||