美保関
Mihonoseki
美保神社拝殿。この堂々とした造りがさすが神の国を彷彿とさせます。
松江の宿の近く、大橋南詰のバス停から今度は美保関行きのバスに乗り、松江を離れます。終点の美保関ターミナルまで約40分乗ると、よく使ったパーフェクトチケットもいよいよおしまい。そこからはコミュニティバスという町が運営しているマイクロバスに乗り換え、これまた終点の美保関まで約20分。ようやく目的地に着くことが出来ました。とにかく我々の旅はひたすら公共交通機関を活用するものですから、事前のリサーチ、現地の確認が欠かせません。地方でのバス便がどんどん減らされる中、最後の頼りが町営バスになります。おばあちゃんはこれに乗って買い物、そして病院通いするのでしょうね。 美保関は宿の所で触れたように、絵に描いたような漁港の集落です。貴重な南面の入り江を最大限活用して、古くは北前船の基地として、今は漁港として活動しています。また磯釣りのベースにもなっていますし、観光客も足を運ぶスポットです。残念ながら高度成長期にその観光客目当てに旅館が建設されたのが今ひとつぱっとしない建物で、それが集落の景観を壊していますが、それでもまだまだ雰囲気をたたえた集落です。 |
![]() |
![]() |
||||||||||||||||
宿の主人、福間さんがこれから磯釣り客のピックアップに行くので、よかったら乗らないかと誘って頂き、美保関灯台付近まで行って来ました。いや外洋のうねりたるやものすごく、子供が気持ち悪くなってしまった。カンガルー島への船以来の大揺れでした。 | |||||||||||||||||
港の中はいつもこんなに静かなのでしょうか。高い建物は大体旅館です。泊まった浜延舎の前からの1枚です。 | |||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||
保神社本殿を裏から撮りました。男千木と女千木とが並んでいるのが分かります。考えてみると、神社というのは寺よりよっぽど人間くさいものなのですね。 | |||||||||||||||||
港から一つ中に並行に走っている小径。ここいらは石畳にしています。確かに風情ありますね。 | |||||||||||||||||
![]() |
![]() |
||||||||||||||||
その続きにあった多分商家だったのでしょう。全面開放となる造りと、真ん中にある唐破風が面白い。 | もっと歩いていくと、こんなに狭くなりました。でもよく残っています。インターロッキングになっていた。 | ||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||
港の向こうに薄く大山が見えています。ハッキリ見えなかった点が逆にその大きさを際だたせていました。 | |||||||||||||||||