大橋館(松江しんじ湖温泉)
Ohashikan
35 28 06.65,133 03 19.61
宍道湖畔にたたずむ落ち着いた宿では、角部屋を用意してくれました。
宍道湖大橋、松江大橋が夕暮れの中に見えます。ソファが年代物ですが。
この空間の広がりが実によかった。本当、開放的です。
次は松江です。初日をホテルにしたから、松江は旅館でいこう。ロケーション、お値段、広さ、そして夕食の有無、そんな所をベースに探していくと、結構迷うことなくここがベストの選択だということになりました。
先ずはロケーション。松江大橋たもとという立地は、まあ申し分ありません。お値段は一人6300円ということで、朝食のみ付きとしては納得出来るものです。週末になるとぐっと料金が上がるので、そこは調整して美保関を週末に持ってくることで解決。広さは10畳ということだったのですが、あてがってくれた部屋はプラス洋間14畳の角部屋という配慮を頂きまして、いや快適でした。 そして2食付きではなく、朝食のみのプランがあったのがやはり決め手です。刺身、天ぷら、ミニすき焼きをはじめとする懐石料理は、まあ旅館の定番というか売りなのでしょうが、2日続けるといかがなものかとなるし、都会では外に出て楽しみたいと思うのが自然なものです。ましてや子供たちはそうは食べないから、結局無駄になる可能性も高い。だから朝食のみのプランがあれば、そこにしてしまいます。これは、外国人観光客を呼び込む際にも有効な手段でしょう。選択の幅を拡げるのは必要なことです。 で、中身は大体予想通りのものでした。部屋の設備は昭和30年代から40年代といった風情で、結構くたびれてきています。バストイレ付きだけど多分一度も改修しておらず、当然シャワートイレではないし、バスも何で温泉なのに形だけのバスがあるのかなというよくある温泉宿のもの。それでも日常管理は行き届いており、その古さに慣れてしまえば大丈夫。そしてサービス、接客は申し分なし。常に気遣いしてくれているのを感じます。 そして何より眺めがいいのがよかった。朝日が大橋川の向こうに燦々と上がるのをまぶしく感じる。黄昏れていく宍道湖の変化を何もしないで眺めている。そんな宍道湖の変化を満喫出来るのがこの部屋なのでした。 |
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すみません。宿のHPからの外観を拝借しました。松江大橋からのものです。勾配屋根の境の5階の角が部屋で、見晴らしがいたくよかった。 | |||||||||||||
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部屋は506号室のたちばな。応接室がついている部屋になりました。 | |||||||||||||
メインエントランス。綺麗にしていますが、ちょっと寂しいかな。やはり宍道湖、大橋川からがベストでしょう。 | |||||||||||||
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朝6時過ぎの宍道湖から大橋川にかけて。干潮らしく、左の海側に一気に水面が動いていきます。下の写真との違いが凄い。 | 部屋の角まで来ました。既に太陽は沈み、刻一刻と夜が支配していきます。 | ||||||||||||
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上の写真の約1時間半後のもの。2階のお食事処松翠亭から撮っています。 実に静かな水面になりました。 |
朝食。初日は松翠亭の個室で大橋川を眺めながら、二日目は大広間で頂きました。充実の朝です。 | ||||||||||||