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第1部:資本の生産過程
第4篇:相対的剰余価値の生産
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「マニュファクチュア」という言葉は、私たちの学生時代には、一般的に「工場制手工業」などというふうに説明された。ここ第4篇のなかのこの章の位置付けから言えば、第11章で考察された、同じ労働過程が同時に同じ場所で行なわれるもっとも単純な共同労働である協業と、第13章で考察される、機械による大工業的協業との中間的協業形態である。その「中間的」内容や性格が詳細に考察される。